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2019年6月25日 (火)

「亀裂」と「光」で世界最小サイズの絵画の作製に成功 -インクを使わずに超高精細な印刷が可能に-

「亀裂」と「光」で世界最小サイズの絵画の作製に成功 -インクを使わずに超高精細な印刷が可能に-

「亀裂」と「光」で世界最小サイズの絵画の作製に成功
-インクを使わずに超高精細な印刷が可能に-

2019年06月20日
京都大学研究・産官学連携

詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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シバニア・イーサン 高等研究院物質–細胞統合
システム拠点(iCeMS=アイセムス)教授と
伊藤真陽 同特定助教らの研究グループは、
大きさ1mmという世界最小サイズの葛飾北斎
「神奈川沖浪裏」をインクを一切使わずに
フルカラーで作製することに成功しました。
 
 本研究グループは、
OM(Organized Microfibrillation
  :組織化したミクロフィブリレーション)
と呼ばれるクレージングを調整して
フィブリルを組織的に形成させ、
その形成したフィブリルで特定の色の光を
反射する素材を開発しました。
 
 そして、フィブリル層の周期を調整すること
によって、青から赤まで全ての可視光を
発色する事に成功しました。
 
 OM技術は、様々なフレキシブルで透明な
素材上に画像解像度数14000dpiまでの
大規模なカラー印刷をインク無しで行うことを
可能にしました。
 
 本研究成果は、インクを使用しない
カラー印刷技術の発展に繋がることが
期待されるとともに、紙幣の偽造防止など
様々な技術への応用が示唆されます。
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 インクを使わずに超高精細な印刷が可能とは
すごいですね。
 
 インクを使用しないカラー印刷技術の発展に
繋がる。
 
 とのことで、技術はどんどん進歩します。
 
 今後の発展を期待したい。

 

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2019年6月 3日 (月)

世界の平均気温の上昇を1.5℃に抑えたときと2.0℃に抑えたときの影響を比較 ~パリ協定の目標達成で、洪水と渇水が続いて起こるリスクを大幅に低減~

世界の平均気温の上昇を1.5℃に抑えたときと
2.0℃に抑えたときの影響を比較
~パリ協定の目標達成で、洪水と渇水が続いて
起こるリスクを大幅に低減~

東京大学 生産技術研究所 特任准教授 
金 炯俊(KIM Hyungjun)
東京大学 生産技術研究所 博士研究員 
内海 信幸
東京大学 生産技術研究所 教授    
沖 大幹
国立環境研究所 地球環境研究センター 室長
塩竈 秀夫

詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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発表のポイント:

◆2015年にパリ協定が結ばれ、世界の平均気温
上昇の目標(1.5℃と2.0℃)が設定された。
 現在、両目標間の影響の違いを示す科学的根拠
 が求められている。
 
◆湿潤・乾燥間の変動の激しさを表す
 「水文気候的強度」という指標を定義し、
 1.5℃および2.0℃上昇シナリオの下で
 評価した。
 その結果、1.5℃から2.0℃へと温暖化が
 進むことにより、世界の多くの地域で
 変動が激しくなることが予測された。
 
◆気温上昇を1.5℃に抑えることで、
 洪水と渇水が続いて発生するような
 災害リスクを大幅に減らすことができる
 ことを示唆している。
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>世界の平均気温上昇の目標(1.5℃と2.0℃)
 
 たった0.5Cの差、すごく大きな差なのですね。
 
 すごく重要な研究だと思います。
 定量的に、科学的に示すことが重要。
 
>防災と水の安全保障の観点から、
>より激しい湿潤・乾燥の変動に
>人間社会がさらされる可能性を
>軽減するためにも、
>地球温暖化を1.5℃に制限することには
>大きな意義があると言える。 
 
 そう思います。
 
 地球温暖化を科学的に分析し、その原因を
しっかり把握し、早急に、着実に実施すること。
 必須です。
 
 世界の先進国が率先して実践しなければ
取り返しのつかない状況になります。
 
 世界は、謙虚に、真摯に対応して欲しい!

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