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2018年7月19日 (木)

頻繁なインターネット習慣が小児の広汎な脳領域の発達や言語性知能に及ぼす悪影響を発見

 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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発表のポイント】
 
・小児の3年間の縦断追跡データを
 用いて、インターネット習慣が数年後の
 言語知能や脳の灰白質や白質の
 容積の変化とどう関連しているかを
 解析した。
 
・頻回のインターネットの習慣のある
 小児は言語知能が3年後に相対的に低下
 している傾向があった。
 
・頻回のインターネット習慣のある小児は
 広範な領域の脳の灰白質・白質の容積が
 相対的に減少していた。
 
・発達期の小児の頻回の
 インターネット習慣には一層の注意が
 必要であると示唆された。
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 意外な結果です。
 
 早期のインターネット使用はプラスの
効果があるのだと思っていました。
 
 何がそういう結果を生んでいるのかの
解析が重要と思います。
 
 
 今後の研究に期待しています。
 
 もっとも評価は難しいと思います。
 
 バイリンガル環境が人の成長に良いのか
そうでないのかすら、色々な専門家が
違う事を言うので、良いのか、
そうでないのかすらはっきりしない。

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2018年7月 8日 (日)

深層学習を用いた重要代謝物探索法-食品の産地判別や旬の美味しさを示す物質探索に期待-

2018年1月24日
理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 理化学研究所(理研)環境資源科学
研究センター環境代謝分析研究チームの
菊地淳チームリーダーと伊達康博研究員の
研究チームは、深層学習(DL)[1]に
着目してメタボロミクス[2]研究に
最適化した「DLアルゴリズム」を
開発しました。
 
 実際に、魚類の核磁気共鳴(NMR)
[3]データを解析し高精度な産地判別が
可能なことを示し、この判別に寄与する
重要代謝物探索法も確立しました。
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 面白そうですね。
 
 
>実際に研究チームは、2017年に理研と
>包括協定を締結した水産研究・教育機構
>と共同で高級魚スジアラなどの
>養殖技術高度化注4)に着手しており、
>当該分野の産業競争力向上への貢献が
>期待できます。
 
>将来的には、天然魚の優れた特性を
>養殖魚に反映させたり、
>解析結果を環境持続性の評価指針と
>するといった展開も期待できます。
 
 興味深い展開が出来そうです。
 
 大いに期待して待ちたいと思います。

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2018年7月 3日 (火)

「血液脳関門を通過してアンチセンス核酸を中枢神経系に送達する新技術の開発」― 認知症などの神経難病への治療応用に期待 ―

2018年 6月 19日
国立大学法人 東京医科歯科大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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【ポイント】
 
・神経難病に対する新薬開発において
 最大の障壁となっている血液脳関門を
 通過して、代表的な分子標的薬である
 アンチセンス核酸を中枢神経に送達する
 新技術を開発しました。
 
・三つの脳血管内皮細胞の角が接する部位
 (三細胞間)の密着結合に作用する
 蛋白質断片「アンギュビンディン 1」を
 静脈注射したマウスでは、その後に
 静脈注射したアンチセンス核酸が
 脳や脊髄に到達し、標的 RNA の発現が
 抑制されました。
 
・認知症などの様々な神経難病の治療に
 応用されることが期待されます。
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 神経難病の根本的な治療が現実になる
かも知れません。
 
>血液脳関門における
>三つの脳血管内皮細胞間の角が接する
>部位の密着結合を制御するという
>薬物送達の戦略は、世界初の報告です。
 だそうです。
 
 今後の研究の進展に大いに期待したい。

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