「医療用麻薬の痛み止め効果を高める方法」に関する研究成果が、科学雑誌『Nature Neuroscience』のウェブ版で公開発表されました
2018年5月2日
福岡大学研究
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
福岡大学〔高野行夫元薬学部教授、
本多健治同講師(共に本学を定年退職)〕
と自治医科大学(輿水崇鏡医学部教授)を
中心とした研究チームは、強力な痛み止め
効果を持つ医療用麻薬のモルヒネ
について、鎮痛効果がより強く、
長く続くことを可能にする方法を
発見しました。
医療用麻薬は繰り返し長期に使用すると
効き目が減弱し、耐性現象という状態に
至ることが知られています。
この耐性現象を回避する方法は
これまで知られていませんでしたが、
その仕組みの一部が明らかになりました。
約10年を掛けてなされた
本研究の成果は、5月1日付で
科学雑誌『Nature Neuroscience』の
ウェブ版に掲載されました。
---------------------------------------
Good Newsです。
今後に期待したい。
| 固定リンク
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント