日本の大学システムのアウトプット構造:論文数シェアに基づく大学グループ別の論文産出の詳細分析[調査資料-271]の公表について
2018年3月20日(火)
科学技術・学術政策研究所
詳細は、リンクを参照して下さい。
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科学技術・学術政策研究所(NISTEP)
では、日本の論文産出において約7割を
占める大学に注目し、その論文産出構造の
分析を行いました。
論文数シェア(自然科学系)により
日本の大学を4つの大学グループに
分類し、大学グループごとの論文数
及び注目度の高い論文数
(被引用数上位10%の論文数)の分析
に加え、論文の分野構成や責任著者
に注目した分析など新たな観点からの
分析を行い、論文数で見た大学規模
による論文産出の特徴の違いを
明らかにしました。
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これらの分析は、日本の発展にとって
重要なものだと思います。
気になったのは、
1.分野別論文数を時系列で見ると、
化学、材料科学及び物理学では、
過去 10 年間で全ての大学グループ
において論文数が減少しています。
2.共著論文の重複を排除した日本全体の
論文数が伸び悩んでいる可能性が
あります。
の2つです。
科学技術の発展は国力の向上に
とって非常に重要なことです。
ノーベル賞受賞者による警告など、
いろいろ日本の遅れを心配する記事
を良く目にします。
これらの分析などから真摯に対応
して行かないと世界から取り残される
可能性があると考えます。
是非、日本の指導者には、目先の
事ばかりでなく、将来を見据えた
施策をとって貰いたいものです。
どうも、国民も含めて近視眼的
なように思えます。
このままの施策で、本当に良い未来
が来るのかどうか、皆さんに真剣に
考えて貰いたい。
心配しています。
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