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2017年12月10日 (日)

網羅的遺伝子スクリーニング技術を用いて卵巣がんに対する新規治療標的を発見

2017年9月19日
大阪大学研究情報
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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研究成果のポイント
 
・網羅的遺伝子スクリーニング技術
 を用いて、マウス生体内で
 上皮性卵巣がんの新規治療標的を
 探索した結果、核輸送因子をコードする
 遺伝子KPNB1を含む多数の新規治療標的
 を同定。
 
・抗寄生虫薬として広く安全に
 使用されているイベルメクチンが、
 KPNB1依存性の抗腫瘍効果を有して
 おり、パクリタキセルとの併用で
 強い腫瘍退縮効果を示すことが判明。
 
・上皮性卵巣がん治療において、
 イベルメクチンの
 ドラッグ・リポジショニングの
 可能性が示された。
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 Good Newsですね。
 
 網羅的遺伝子スクリーニング技術
進歩しています。
 
 望ましいのは新規治療薬だと
思いますが、既存の薬にも可能性が
出てくるのは素晴らしいです。
 
 患者に直ぐに使えることは
何にも代え難いことです。
 
 新薬の開発は時間がかかる。
 気が遠くなる程です。
 
 このような研究の進歩によって
少しでも多く既存薬が役だつ
ようになると良いですね。
 
 今後の研究の進展に大いに
期待しています。

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