磁性-プラズモンハイブリッドナノ粒子を用いて、従来分離が難しかった細胞小器官(オートファゴソームなど)の新たな分離法の開発に成功
2017/08/25
北陸先端科学技術大学院大学
詳細は、リンクを参照して下さい。
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ポイント
・これまで分離が難しかった細胞小器官を
磁気分離するためのプローブとして、
粒径約15 nmで単分散な
Ag/FeCo/Agコア/シェル/シェル型磁性
-プラズモンハイブリッドナノ粒子を
創製した。
・ハイブリッドナノ粒子を哺乳動物細胞に
取り込ませ、培養時間を変化させた際、
ナノ粒子が細胞内のどの部分に
局在するかということをAgコアの
プラズモン散乱を利用して可視化する
ことに成功した。
・培養時間が30分~2時間の間で
ハイブリッドナノ粒子が
オートファゴソームに局在することが
わかったため、オートファゴソームを
ターゲットとして、適切な時間帯で
細胞膜を破砕して磁気分離を行うこと
でオートファゴソームの分離に
成功した。
・単離したオートファゴソームを
プロテオミクス/リピドミクス解析に
供することで、オートファジーの
機能欠損による疾患の創薬へと
展開できる可能性がある。
・リガンド結合ハイブリッドナノ粒子を
用いた汎用的かつ高選択的な
細胞小器官分離技術へと拡張する
ことで、基礎生物学上重要な発見を
導く可能性があるほか、
肥満や老化を防止する医療技術へと
繋がることも期待される。
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>標的細胞小器官を高選択的に単離する
>技術を確立
素晴らしい。
>単離したオートファゴソームを
>プロテオミクス/リピドミクス解析に
>供することで、これまでとは異なる視点
>からオートファジーを俯瞰でき、
>オートファジーの機能欠損による疾患の
>創薬へと展開できる可能性があります。
オートファジーをより深く理解する。
素晴らしいことです。
今後の研究に大いに期待したい。
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