« 2017年9月 | トップページ | 2017年11月 »

2017年10月29日 (日)

日本初!経皮的補助人工心臓を用いた急性心不全の治療に成功!

2017年10月26日
大阪大学研究情報
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
・薬物療法抵抗性の心原性ショック等
 による急性心不全に対して、
 経皮的補助人工心臓を用いた治療に成功
 
・本治療を行ったのは日本初
 
・薬物療法抵抗性の心原性ショック等
 による急性心不全に対する
 新たな治療法として期待
---------------------------------------
 
>薬物療法抵抗性の心原性ショック※1等
>による急性心不全※2に対しては、
>補助循環装置※3を用いた治療が
>施行されることが多いですが、
>過去20年間で補助循環装置における
>新しいテクノロジーは出現しておらず、
 という中で、今回の成果は
素晴らしいですね。
 
 
>今後このテクノロジーが日本で適正に
>普及することにより、急性心不全患者の
>救命率や治療成績の向上が期待されます。 
 
 
 大いに期待したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月28日 (土)

急性骨髄性白血病を克服する治療法-発症と治療抵抗性の2遺伝子を標的に悪性白血病細胞を根絶-

2017年10月26日
理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 理化学研究所(理研)統合生命医科学
研究センターヒト疾患モデル研究グループの
石川文彦グループディレクターらの
国際共同研究グループ※は、
「ヒト化マウス[1]」を用いて、
急性骨髄性白血病[2]の一部症例において、
発症に関わる遺伝子「FLT3」の異常と
治療抵抗性に関わる遺伝子「BCL-2」を
突き止め、その二つの遺伝子を手がかりに
根治を実現する治療法を開発しました。
---------------------------------------
 
>成人に多い急性骨髄性白血病は
>再発率が高く、命を落とす人が
>少なくありません。
 とのこと。
 
 今回の成果
→RK-20449とBCL2阻害剤を併用すること
 で、FLT3遺伝子異常を持つ症例の
 約8割で、患者の白血病細胞を
 根絶できることが分かりました。
 
 FLT3遺伝子異常のある急性骨髄性白血病
 の治療は特に難しいことが
 知られており、本成果は今後、
 特に治療が難しい急性骨髄性白血病患者
 を救うための新たな治療法になるものと
 期待できます。
 
 と言っています。
 
 これでかなり救われる人が
増えると思われます。
 
 
 大いに期待したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月26日 (木)

ヒトiPS細胞から3次元的な心臓組織を作製し、 致死性不整脈の複雑な特徴を培養下に再現することに成功

2017年10月23日
京都大学iPS細胞研究所CiRA(サイラ)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 川東 正英 大学院生
(京都大学CiRA増殖分化機構研究部門
 ・京都大学大学院医学研究科
 心臓血管外科学)、
山下 潤 教授(CiRA同部門)らの
研究グループは、ヒトiPS細胞由来の
3次元的心臓組織を作製し、
不整脈の一種である
トルサード・ド・ポアント(TdP)を
培養下に再現することに成功しました。
 
 この研究成果は2017年10月20日午前10時
(英国時間)に英国科学誌
「Nature Communications」で
オンライン公開されました。
 
 本研究は、京都大学CiRA、京都大学
大学院医学研究科心臓血管外科学、
滋賀医科大学循環器内科の共同研究です。
---------------------------------------
 
 又新たなiPS細胞研究成果です。
 嬉しい限りです。
 
 治療に直ちに直結する成果では
ありませんが期待が膨らみますね。
 
 
>これまで不可能であった不整脈の発生を
>培養下に再現・解析したことにより、
>新しい安全性薬理試験や
>創薬研究のほか、
>難治性不整脈の治療法開発への応用が
>期待される。
 とのこと。
 
 
 大いに期待したい。
 心配なのはどこも大変なんだと
思いますが、研究費不足です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月24日 (火)

あらゆる発達段階のマウス脳内で狙った細胞の正確なゲノム編集に成功~ヒトや動物の生理機能や病態解明に期待~

平成29年10月20日
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 JST 戦略的創造研究推進事業
において、マックス・プランク
フロリダ神経科学研究所の西山 潤
リサーチフェロー、三國 貴康
リサーチサイエンティスト、
安田 涼平 ディレクターらは、
生きているマウス個体の脳内で、
狙った細胞や領域を正確にゲノム編集
できる技術を開発しました。
 
 これまで、細胞分裂を行わない
出生後の脳神経細胞では正確なゲノム編集
を行うことは困難と考えられてきました。
 
 本研究グループは、ウイルスベクター
注1)を用いてゲノム編集に必要な分子を
マウスの脳に導入することで、
従来数パーセントであったゲノム編集効率
を最大30パーセントまで高めることに
成功しました。
 
 この技術を用いて、胎生期から
成熟期まで、生きているマウスの
あらゆる発達段階において、
脳内の狙った領域や脳神経細胞で
正確なゲノム編集を行うことに
成功しました。
---------------------------------------
 
 細胞分裂を殆ど行わない脳神経では、
脳神経細胞の正確なゲノム編集は困難
らしい ← 細胞分裂しないので編集が
        困難
 
→ ウイルスベクターを用いることで
   ゲノム編集効率を最大30パーセント
   まで高めることに成功しました。
 とのこと。
 
 なるほど。
 
 ところで、以下の投稿の言っている
ことは?
 
平成20年3月14日プレスリリース
 
 脳の神経細胞を直接編集するのでは
なく、異常遺伝子から作られる毒性を
持つ凝集塊を分解する為の遺伝子を
ウイルスベクターにのせて小脳へ
送り込むことで改善させた。
ということらしいので、ちょっと違う
ようです。
 
 でも、この時から10年は経っている
訳で、もっと大きな成果があっても
良いと思うのですが、、
 
 しかも今回の成果からは、難病の治療に
関して、あまり期待出来そうもないように
思えます。
 
 画期的な成果なのかな?
 
 進歩であることには違いないと
思いますが、もどかしい限り!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月22日 (日)

早期発見が難しい腎臓がん、血液検査で判別 がん研究会が「目印」のタンパク質を発見

2017/10/21
JCASTヘルスケア
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 これまで血液検査ではわからず、
早期発見が難しかった腎臓がんを
血液検査で判別できるたんぱく質の発見
に、公益財団法人がん研究会と
大阪大学の研究チームが世界で初めて
成功した。
 
 国際がん研究専門誌
「International Journal of Cancer」
(電子版)の2017年10月4日号に
発表した。
 
 精度の高い腫瘍マーカー(目印)として
実用化されれば、定期的な健康診断などで
腎臓がんを早期発見することにつながる。
---------------------------------------
 
 最近リキッドバイオプシー関連の成果が
報告されています。
 
 関連記事
毎日新聞 2017年8月19日
 
 今回のものも精度の高い腫瘍マーカー
として実用化出来ると良いですね。
 
 リキッドバイオプシーの実用化に
向かって前進して貰いたい。
 
 
 大いに期待しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月21日 (土)

DNA分子バーコード法の新機能-核酸分子1万個以上のデジタル計数を実現し、試料混在も解決-

2017年10月19日
理化学研究所
科学技術振興機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 次世代シークエンサーは一度に
たくさんの核酸(DNAやRNA)の配列を
決定しますが、
例えば、同時に遺伝子発現量の指標となる
細胞内のRNAの数を数えることもできます。
 
 その次世代シークエンサーを利用して
理研の研究チームは2012年に、
「DNA分子バーコード法」を開発しました。
 
 今回、理研を中心とした共同研究チーム
は、独自にDNA分子バーコードを
設計して配列決定時などのエラーを
検出したり、DNAバーコードの長さを
コンピュータ上で変えるなどして
計数の精度を確かめることにより、
実験と配列情報解析法を組み合わせて、
1万個以上の核酸分子を正確に
デジタル計数できる手法を
開発しました(図参照)。
 
 
報道発表資料は こちら
---------------------------------------
 
>DNA分子バーコードを、目的の核酸分子
>の一つ一つに付加することで、
>核酸分子の数を数えることが可能。
 なるほど。
 
 
 
>従来のDNA分子バーコード法は、
>がん細胞、細菌叢、ウイルスの計数、
>リキッドバイオプシーなどへの
>応用研究が進んでいます。
 
>本研究で開発したDNA分子バーコード法
>を利用することで、より高精度の解析の
>実現が期待できます
 
 
 期待したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月20日 (金)

グルコース濃度に応答して血中から脳内に薬剤を届けるナノマシンを開発

平成29年10月19日
川崎市産業振興財団 ナノ医療
イノベーションセンター(iCONM)
東京大学
東京医科歯科大学
科学技術振興機構(JST)
日本医療研究開発機構(AMED)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 ナノ医療イノベーションセンターの
片岡 一則 センター長
(東京大学 政策ビジョン研究センター
 特任教授)と安楽 泰孝 客員研究員
(東京大学 大学院工学系研究科
 特任助教)、
東京医科歯科大学の横田 隆徳 教授、
桑原 宏哉 特任助教らは、
脳への薬剤送達を妨げる
「血液脳関門
(Blood-brain
 barrier:BBB)注1)」を、
血中グルコース濃度(血糖値)の変化
に応答して高効率で通過し、
脳内へ集積する
「BBB通過型ナノマシン注2)」の
開発に成功しました。
---------------------------------------
 
 素晴らしい成果です。
 
 血液脳関門、害になる物質の脳内への
侵入を防ぐ大変重要なバリアですが、
治療目的で必要な薬剤を脳内へ投与
する事ができず、難問でした。
 
 
>これまでの脳神経系疾患の治療薬の
>開発では、高分子医薬はBBBを
>通過できず、低分子薬剤でも
>BBBを効率的に通過できない場合が
>少なくないことから、十分な治療効果が
>得られず、治療薬開発の大きな制限に
>なっていました。
 
>ナノマシンは、あらゆる薬剤の
>BBB通過能を著しく高め、
>抗体医薬や核酸医薬などの
>これからの先端医療を担う
>バイオ医薬の薬剤を封入することを
>可能にして、脳神経系疾患の
>治療薬の開発に大きなイノベーション
>として、計り知れないインパクトを
>学術分野、医療並びに社会に
>もたらすことが期待されます。
 と言っています。
 
 
 大いに期待したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月18日 (水)

富山大学ウイルス学講座白木教授らが新しい作用機序の帯状疱疹治療薬アメナメビルの開発に協力

2017/9/7
富山大学研究活動ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 富山大学医学部ウイルス学講座は、
新しい作用機序の帯状疱疹治療薬
アメナメビルの作用機序の特性を
明らかにするなど開発に関わって
きました。
 
 この度、アメナメビルは、
商品名「アメナリーフ錠200mg」として、
マルホ株式会社から平成29年9月7日に
発売されることになりました。
 
 アメナメビル(アメナリーフ錠200mg)
は、世界的に評価され、世界戦略が可能な
薬剤で、世界のヘルペス感染症治療の
標準薬になることが期待されます。
 
 
---------------------------------------
 
 世界戦略が可能な薬剤だそうです。
 
 
 世界のヘルペス感染症治療の標準薬
になると良いですね。
 
 期待したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月17日 (火)

オリンパス,顕微鏡のように細胞レベルまで観察ができる超拡大内視鏡Endocyto(エンドサイト)を発売~最大520倍観察を実現~

2017-10-11
innnavi net
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 オリンパス(株)は,最大520倍の
光学拡大機能が付くことでリアルタイムに
細胞レベルまで観察ができる
超拡大内視鏡「Endocyto」の2機種
(上部消化管用,大腸用)を,
2018年2月に日本国内で発売する。
---------------------------------------
 
 内視鏡進歩してます。
 生検無しで診断が出来る割合が増えそう
です。患者負担が減ります。
 
 
 関連記事です。
カイロス株式会社
 
 これも良さそうです。
 
 もっと進歩しそうです。
 大いに期待したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月16日 (月)

燃料電池と太陽電池を融合する同一触媒の開発に成功

2017.10.05
九州大学研究成果
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 九州大学カーボンニュートラル
・エネルギー国際研究所(I2CNER)
/大学院工学研究院の
小江誠司(おごうせいじ)主幹教授らの
研究グループは、田中貴金属工業株式会社
との共同研究により、
燃料電池と太陽電池を融合する
同一触媒の開発に成功しました。
 
-----
研究者からひとこと
 
 自然界からヒントを得て、
光がない時(夜間)は、「水素」を
電子源とする水素酵素のごとく、
光がある時(昼間)は「水」を電子源
とする光合成のごとく駆動する
触媒・電池の開発を思いつきました。
 
 この開発がきっかけとなって、
将来、水素は夜間のための燃料となり、
昼間は水をタンクに入れれば、
車が走る時代が到来することを
期待します。
 
 
-----
本研究についての詳細は こちら
---------------------------------------
 
 光がない時(夜間)は水素で、
光がある時(昼間)は水で車が走る
時代が来ると素晴らしいですね。
 
 
まだまだ時間がかかるとは思いますが
大いに期待したいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月15日 (日)

覚せい剤依存を抑制する新規分子を発見

平成29年10月11日
国立大学法人富山大学
ニュースリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 
 素晴らしいですね。
 
 今回の成果が直ちに新薬の開発に
直結するとは思えませんが、
 
>現在、日本を含む世界中で
>大きな社会問題となっている
>薬物乱用の解決に対する
>大きな前進となると考えられます
 と言っています。
 
 
 大いに期待したいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月13日 (金)

iPS細胞におけるゲノム変異の解明-iPS細胞樹立時に生じるゲノム変異のホットスポットを同定-

2017年10月11日
理化学研究所
量子科学技術研究開発機構
大阪大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 近年、iPS細胞には点突然変異
(点変異)が存在することが報告され、
移植後のがん化などへの関与が
懸念されています。
 
 点変異とはゲノム塩基配列中で
1塩基のみが変異したものです。
 
 これらの点変異の特徴やゲノム上での
分布パターンについては、
明らかになっていませんでした。
 
 今回、理研を中心とした
共同研究グループは、マウスおよび
ヒトiPS細胞樹立時に生じた
点変異のデータとエピゲノムデータを
統合し、点変異のゲノム上の分布パターン
を全ゲノムレベルで調べました。
 
 その結果、点変異は
①遺伝子領域およびプロモーターなどの
 遺伝子発現調節領域では低密度である
 こと、
②細胞内の核膜直下に位置し転写が
 抑制された核ラミナ結合領域(LAD)で
 高密度であることから、
 iPS細胞におけるゲノム変異の多くが、
 遺伝子発現に影響を与えない
 “良性の変異”であることが
 示されました。
 
報道発表資料は こちら
---------------------------------------
 
 “良性の変異”であるとのこと。
 一安心です。
 
 
 
>今後、iPS細胞の臨床試験例を
>積み重ね、ゲノムデータと臨床データを
>紐づけることで、これらのゲノム変異が
>もたらす影響について実証され、
>安全で有効な治療が展開されるものと
>期待できます。
 
 期待しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月11日 (水)

安全性の高い水溶性プロドラッグ型クルクミン(CMG)の開発に成功 -抗がん剤などとしての実用化に期待-

2017年09月01日
京都大学研究成果
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 掛谷秀昭 薬学研究科教授、
金井雅史 医学研究科特定准教授らの
研究グループは、
株式会社セラバイオファーマと共同で、
ウコンに含まれるクルクミンの
生体内代謝物に着目することで、
安全性の高い水溶性プロドラッグ型
クルクミン(CMG)の開発に
成功しました。
 
 本薬剤は顕著な抗がん活性を持ちます。
 
 飲み薬としては吸収されづらいという
クルクミン原末の問題点を克服した
成果です。
 
 今後抗がん剤などとしての実用化が
期待されます。
 
 
詳しい研究内容については こちら
---------------------------------------
 
 安全性の高いというのが良いですね。
 
 
>本成果はクルクミン原末の問題点を
>克服しており、がん及び炎症性疾患など
>様々な疾病の治療薬として実用化される
>ことを期待しています。
 と言っています。
 
 大いに期待したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月10日 (火)

細胞内の不要物を識別して分解する仕組みを解明 -Rab35はオートファジー受容体を制御する-

2017年10月06日
京都大学研究成果
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 中川一路 医学研究科教授らの
研究グループは、細胞内に侵入した
病原細菌や不要になったミトコンドリアを
オートファジー(自食作用)が識別して
分解する仕組みを明らかにしました。
 
 病原細菌による感染症にとどまらず、
パーキンソン病などの神経変性疾患、
癌などの発症メカニズムを理解するための
重要な一歩と言えます。
 
 本研究成果は、2017年8月26日に
欧州科学誌「The EMBO Journal」で
オンライン公開されました。
 
 
-----
研究者からのコメント
 
 オートファジーは、細胞内に蓄積した
不要物が引き金となる様々な疾患を
抑制していることから、
本研究の成果はオートファジーを
標的としたこれらの予防治療の開発に
役立つと考えられます。
 
 また、細菌感染症では、
これまで明らかとなってなかった
細菌という異物を排除するメカニズムの
一端を明らかとしたことで、
新たな感染症治療法への応用が
期待できます。
 
 今後は、さらにこの研究を発展させ、
細菌種による認識の違いや
制御メカニズムの違いを解明して
いきたいと考えています。
 
 
---
詳しい研究内容については こちら
--------------------------------------
 
 「オートファジー」
 かなり理解が進んでいると思って
いたのですが、その詳細メカニズムの
解明は、まだまだのようですね。
 
 
 
>オートファジーは細胞内に蓄積した
>不要物が引き金となる様々な
>疾患を抑制していることから、
>本研究の成果はオートファジーを
>標的としたこれらの予防治療の開発に
>役立つと考えられます。
 
>また細菌感染症においては、
>細菌を標的としない
>新たな感染症治療法への応用が
>期待できます。
 
 
 オートファジーに限らず、より
ミクロな世界の解明に取り組むことが
必須のようです。
 
 更に解明が進むよう
大いに期待しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月 9日 (月)

緑内障発症の新たな分子メカニズムを発見 -P2Y6受容体機能低下が眼圧上昇を引き起こす-

2017年10月 5日
NIPS 生理学研究所プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
概要
 
 山梨大学医学部薬理学講座
小泉修一教授及び篠崎陽一講師の
研究チームは、
山梨大学医学部眼科学講座
柏木賢治准教授、
(公財)東京都医学総合研究所
視覚病態プロジェクト
原田高幸参事研究員、
生理学研究所分子神経生理部門
大野伸彦准教授(現自治医科大学)、
ブリュッセル大学 Bernard Robaye教授、
国立病院機構東京医療センター
臨床研究センター分子細胞生物学研究部
岩田岳部長のチームと共同で、
眼圧をコントロールする新しいメカニズム
を発見しました。
 
 研究チームは、マウスを使った実験
によって「細胞外ヌクレオチド[1]」と
その「受容体[2]」であるP2Y6受容体が
眼圧のコントロールに重要であること、
またP2Y6受容体の欠損によって
眼圧が上昇し、「緑内障[3]」に類似した
症状を引き起こすことを発見しました。
 
 この発見により、本受容体の機能低下が
緑内障発症リスクを上昇させる
原因の1つである可能性が示されました。
---------------------------------------
 
 眼圧上昇を起こさせる原因の新たな
分子メカニズムを発見したとのこと。
 
 残念ながら正常眼圧緑内障に対する
治療法には繋がらないようです。
 
 とは言え、緑内障患者は多数存在し、
眼圧低下に効果のある目薬は現在でも複数
存在するとは言え、その効果は永久という
わけではありません。
 
 と言うわけで、新たな点眼薬の開発には
意味があるのです。
 
 
>今回の結果より、P2Y6受容体が
>眼圧を低下させる作用があることが
>明らかとなりました。
 
>従って、P2Y6受容体を効果的に
>活性化する、または発現を上昇させる
>薬剤が緑内障の治療ターゲットとして
>有望であると期待されます。
 
 
 期待したいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月 8日 (日)

ヒトiPS細胞および分化心筋細胞における新規二次元大量培養法の確立に成功―心臓の再生医療の実現化を大きく加速―

2017年10月6日
慶應義塾大学医学部
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 このたび、慶應義塾大学医学部の
遠山周吾特任助教、藤田淳特任准教授、
内科学(循環器)教室の福田恵一教授らの
研究グループは、
特殊な多層接着培養プレート(注1)を
利用することによりヒトiPS細胞および
分化心筋細胞を大量培養することに
成功しました。
 
 この研究成果は、安全性の高い心筋細胞
を大量に作製するという大きな課題を
解決し、心臓の再生医療の実現化を
大きく加速するものと考えます。
---------------------------------------
 
 iPS細胞研究進んで来ましたね。
 心強く思います。
 
 
>今回の二次元大量培養技術の確立
>により、一度の培養で約10億個の
>ヒトiPS細胞あるいは分化心筋細胞を
>作製することが可能となっています。
 
>この発見は、ヒトiPS細胞から
>分化させた心筋細胞を用いて
>心臓再生医療を行う際に、
>安全性の高い心筋細胞を大量に得る上で
>極めて重要な技術であり、
>今後の心臓再生医療につながることが
>期待されます(図3)。
 
 
 そう思います。
 大いに期待しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月 7日 (土)

世界初の有機材料を使った蓄光システムの開発に成功~レアメタル不要な新しい蓄光メカニズムを実現~

平成29年10月3日
九州大学
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 九州大学 最先端有機光エレクトロ
ニクス研究センター(OPERA)の
嘉部 量太 助教、
安達 千波矢 センター長らは、
世界初の有機材料を使った蓄光システムの
開発に成功しました。
 
 この有機蓄光システムは、
既存の無機蓄光材料には不可欠な
レアメタルを一切含まず、
簡便なプロセスで作成できるだけでなく、
溶媒への可溶性・透明性・柔軟性といった
機能を付与できるため、
塗料や繊維など新しい用途への
幅広い展開が可能となり、
蓄光材料の普及に広く貢献するものと
考えられます。
 
 有機太陽電池のように光エネルギーを
一度、電荷分離状態へと変換し、
蓄積した後、有機ELのように
電荷再結合により光エネルギーへと
再変換する過程が、
全て2つの有機分子内で行われます。
 
 その結果、この有機分子の混合物に
光を当てると、光エネルギーを蓄積し、
光照射を止めた後も長時間に渡って
発光を取り出すことが可能となります。
---------------------------------------
 
 良いですね。
 レアメタルレスの有機材料を使った
蓄光システム。
 
 
 
>今回解明した蓄光メカニズムに基づいて
>最適な分子設計を行うことで、
>容易に発光持続時間・発光効率の改善や
>発光色の制御が可能です。
 
>さらに、溶媒への可溶性、透明性、
>柔軟性といった既存の無機蓄光材料では
>実現困難な機能を付与できるため、
>蓄光材料の新しい用途を開拓することが
>期待されます。
 
 
 大いに期待したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月 6日 (金)

iPS細胞応用の薬 世界初の臨床試験 京大

10月5日 18時26分
NHK NEWS WEB
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 iPS細胞を使って見つけた薬
→ 「免疫抑制剤として使われている
ラパマイシン」
と言う薬を使用した
FOP=進行性骨化性線維異形成症
という難病の患者を対象とした臨床試験
を実施するようです。
 
 良い結果が出て、承認まで行き着けたら
素晴らしいですね。
 
 大いに期待しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月 5日 (木)

皮下脂肪組織から血小板を安定的・大量に創製する新規再生医学技術を確立-慶應義塾発の新規技術を社会への貢献に向けて-

2017/10/02
慶應義塾大学医学部
地方独立行政法人
神奈川県立産業技術総合研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 慶應義塾大学医学部臨床研究
推進センター松原由美子特任准教授
(地方独立行政法人
 神奈川県立産業技術総合研究所
 研究グループリーダー)、
医学部の池田康夫名誉教授らは、
地方独立行政法人
神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)
との共同研究により、皮下脂肪細胞が
巨核球を経て血小板に分化することを
発見し、このたび、試験管内で安定的に、
皮下脂肪組織から血小板を大量に創製する
培養技術を確立しました。
 
 この技術は、外から遺伝子導入を行う
必要がないため、簡易かつ、安全性が高い
という優れた特徴を持っています。
 
 
プレスリリースは こちら
---------------------------------------
 
 ベンチャー企業を立ち上げた
ようですね。
 
 iPS細胞からも出来るようですが、
関連投稿
2014/2/14
 
 かなり実用化に近いような?
 
 より安全で、より経済的な方が
良いと思いますが、なかなか複雑に
なって来そうです。
 
 どちらにしても良いことですので
大いに期待したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月 4日 (水)

金属分野の常識を打ち破る、単結晶成長メカニズムを解明 -形状記憶合金の量産プロセス開発で耐震分野の実用化に道筋-

2017年08月28日
京都大学研究成果
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 概要
 
 荒木慶一 工学研究科准教授、
大森俊洋 東北大学准教授、
貝沼亮介 同教授、
喜瀬純男 株式会社古河テクノマテリアル
課長らの研究グループは、
銅を主成分とする形状記憶合金の
単結晶部材が量産できる製造プロセスを
開発しました。
 
 本研究成果は、2017年8月25日午後6時に
英国の科学誌
「Nature Communications」(電子版)で
公開されました。
 
 
-----
研究者からのコメント
 
 実用面では、単結晶形状記憶合金部材の
製造に要するコストが数百分から
数十分の1と、飛躍的に低減できます。
 
 また、部材を単結晶化することで、
変形回復や疲労などの特性を数倍から
数十倍に向上でき、建物の耐震性を高める
特殊部材(鉄筋の一部を代替)としての
実用化に道筋がつきました。
 
 
詳しい研究内容については こちら
---------------------------------------
 
 大きな変形でもすぐに形が元に戻る
「超弾性」を有する形状記憶合金を、
地震時に変形が集中する部位で
鉄筋の代わりに使おうとする試みが、
米国を中心に研究されているそうです。
 
 今回、この解答になり得る研究成果
が得られたようで、素晴らしい。
 
 
>本研究の単結晶形状記憶合金を
>耐震性向上用特殊部材として使えば,
>短期間の連続した強い揺れでも変形や
>損傷が残らず,耐震性が劣化しない建物
>の実現が期待されます。
 
>この展望の下,数年以内の実用化
>に向け,米国のネバダ大学や
>南カリフォルニア大学,
>英シェフィールド大学などと
>国際的な共同研究を展開しています。
 
 
 地震国日本として、大いに期待したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月 3日 (火)

AIの重要課題である強化学習をレーザーカオスを用いて超高速に実現~周波数の割当てなどで「瞬時の適応」を可能に~

2017年8月22日
国立研究開発法人情報通信研究機構
国立大学法人埼玉大学
慶應義塾大学SFC研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
ポイント
 
・レーザーから生じる光カオスを用い、
 AIの基本的な問題の一つの
 「強化学習」を超高速に実現
 
・光の高速性を生かし、自然界の物理現象
 を用いて瞬時の“意思決定”を実現。
 優れた性能を確認
 
・周波数の瞬時の割当てなど、
 AIやIoTの基盤技術としての貢献に期待
---------------------------------------
 
 AIでは、「深層学習」が注目されて
いますが、「強化学習」というのも重要
なんですね。
 
 
>強化学習は、これまで計算機上の
>アルゴリズムとして実現されて
>きましたが、高速化には大きな壁が
>ありました。
 
>本研究によって、レーザーカオスが
>強化学習という人工知能分野に
>貢献できると実証されたことで、
>様々な展開が期待されます。
 
 
 なるほど、
 今後の展開に大いに期待したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月 2日 (月)

磁性-プラズモンハイブリッドナノ粒子を用いて、従来分離が難しかった細胞小器官(オートファゴソームなど)の新たな分離法の開発に成功

2017/08/25
北陸先端科学技術大学院大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
ポイント
 
・これまで分離が難しかった細胞小器官を
 磁気分離するためのプローブとして、
 粒径約15 nmで単分散な
 Ag/FeCo/Agコア/シェル/シェル型磁性
 -プラズモンハイブリッドナノ粒子を
 創製した。
 
・ハイブリッドナノ粒子を哺乳動物細胞に
 取り込ませ、培養時間を変化させた際、
 ナノ粒子が細胞内のどの部分に
 局在するかということをAgコアの
 プラズモン散乱を利用して可視化する
 ことに成功した。
 
・培養時間が30分~2時間の間で
 ハイブリッドナノ粒子が
 オートファゴソームに局在することが
 わかったため、オートファゴソームを
 ターゲットとして、適切な時間帯で
 細胞膜を破砕して磁気分離を行うこと
 でオートファゴソームの分離に
 成功した。
 
・単離したオートファゴソームを
 プロテオミクス/リピドミクス解析に
 供することで、オートファジーの
 機能欠損による疾患の創薬へと
 展開できる可能性がある。
 
・リガンド結合ハイブリッドナノ粒子を
 用いた汎用的かつ高選択的な
 細胞小器官分離技術へと拡張する
 ことで、基礎生物学上重要な発見を
 導く可能性があるほか、
 肥満や老化を防止する医療技術へと
 繋がることも期待される。
---------------------------------------
 
>標的細胞小器官を高選択的に単離する
>技術を確立
 素晴らしい。
 
 
>単離したオートファゴソームを
>プロテオミクス/リピドミクス解析に
>供することで、これまでとは異なる視点
>からオートファジーを俯瞰でき、
>オートファジーの機能欠損による疾患の
>創薬へと展開できる可能性があります。
 
 
 オートファジーをより深く理解する。
 素晴らしいことです。
 今後の研究に大いに期待したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月 1日 (日)

超イオン伝導体を発見し全固体セラミックス電池を開発―高出力・大容量で次世代蓄電デバイスの最有力候補に―

2016.03.22
東京工業大学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
要点
 
・世界最高のリチウムイオン伝導率を示す
 超イオン伝導体を発見
 
・超イオン伝導体を利用した
 全固体セラミックス電池が
 最高の出力特性を達成
 
・高エネルギーと高出力で、
 次世代蓄電デバイスの最有力候補に。
 
-----
概要
 
 従来のリチウムイオン伝導体の2倍
という過去最高のリチウムイオン伝導率を
もつ超イオン伝導体[用語2]を発見し、
蓄電池の電解質に応用して実現した。
---------------------------------------
 
 素晴らしい。
 
 
>同研究グループは既存の蓄電池や
>キャパシターでは実現できなかった特性
>が、全固体セラミックス電池で
>実現できることを初めて証明した。
 
>数ある革新電池の候補の中で、
>このような優れた特性を示す
>次世代型の電池は皆無であり、
>今後、次世代電池の全固体[用語8]への
>歩みを加速する道筋を開いたといえる。
 
 
 良いですね。大いに期待したい。
 これから蓄電池はますます必要
とされるはず、

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年9月 | トップページ | 2017年11月 »