安全性の高い水溶性プロドラッグ型クルクミン(CMG)の開発に成功 -抗がん剤などとしての実用化に期待-
2017年09月01日
京都大学研究成果
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
掛谷秀昭 薬学研究科教授、
金井雅史 医学研究科特定准教授らの
研究グループは、
株式会社セラバイオファーマと共同で、
ウコンに含まれるクルクミンの
生体内代謝物に着目することで、
安全性の高い水溶性プロドラッグ型
クルクミン(CMG)の開発に
成功しました。
本薬剤は顕著な抗がん活性を持ちます。
飲み薬としては吸収されづらいという
クルクミン原末の問題点を克服した
成果です。
今後抗がん剤などとしての実用化が
期待されます。
詳しい研究内容については こちら
---------------------------------------
安全性の高いというのが良いですね。
>本成果はクルクミン原末の問題点を
>克服しており、がん及び炎症性疾患など
>様々な疾病の治療薬として実用化される
>ことを期待しています。
と言っています。
大いに期待したい。
| 固定リンク
« 細胞内の不要物を識別して分解する仕組みを解明 -Rab35はオートファジー受容体を制御する- | トップページ | iPS細胞におけるゲノム変異の解明-iPS細胞樹立時に生じるゲノム変異のホットスポットを同定- »
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント