« 世界初、ダイレクトリプログラミングによるマウス及びヒト腸前駆細胞の作製- 腸疾患の病態解析や再生医療への応用が期待される画期的な成果 - | トップページ | 組織透明化技術「CUBIC」をヒト病理組織診断に応用-次世代の3次元病理診断法の新たな可能性- »

2017年9月28日 (木)

T細胞分化を管理する転写制御機構を解明-転写因子Bcl11bが適切なT細胞系列決定を担う-

2017年9月26日
理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 私たちの体を、細菌やウイルスなどの
病原体やがん細胞から守る免疫システムの
中核をなすのはT細胞です。
 
 T細胞には、免疫系の司令塔となる
「ヘルパーT細胞」、
細菌・ウイルス感染細胞やがん細胞を
排除する「キラーT細胞」、
過剰な免疫応答にブレーキをかける
「制御性T細胞」などがあります。
 
 これらのT細胞は、骨髄に由来する
共通の前駆細胞が胸腺で行われる
「ポジティブセレクション」によって、
それぞれのT細胞が発現するT細胞受容体の
性質に応じた細胞系列に分化・成熟する
ことで生まれます。
 
 それぞれの細胞に分化するためには、
転写因子として、ヘルパーT細胞では
ThPOK、キラーT細胞ではRunx3、
制御性T細胞ではFoxp3の発現が必要です。
 
 今回、理研の研究チームは
マウスを用いた詳細な実験により、
Bcl11bという転写因子が
ThPOK、Runx3、Foxp3の発現を
適切に制御することで、T細胞受容体の
特徴に応じた分化を管理する役割を担う
分子であることを明らかにしました。
 
報道発表資料は こちら
---------------------------------------
 
 私たちの体を、細菌やウイルスなどの
病原体やがん細胞から守る免疫システム
を詳細に理解することは、非常に重要
です。
 
 免疫システムに対する理解はまだまだ
不十分です。
 
 免疫システムを更に深く理解すること
は、オプチーボの例のみならず、人の
持っている力を正しく使う正当な方法
だと思いますので、今後の更なる研究
の進展に大いに期待したい。

|

« 世界初、ダイレクトリプログラミングによるマウス及びヒト腸前駆細胞の作製- 腸疾患の病態解析や再生医療への応用が期待される画期的な成果 - | トップページ | 組織透明化技術「CUBIC」をヒト病理組織診断に応用-次世代の3次元病理診断法の新たな可能性- »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: T細胞分化を管理する転写制御機構を解明-転写因子Bcl11bが適切なT細胞系列決定を担う-:

« 世界初、ダイレクトリプログラミングによるマウス及びヒト腸前駆細胞の作製- 腸疾患の病態解析や再生医療への応用が期待される画期的な成果 - | トップページ | 組織透明化技術「CUBIC」をヒト病理組織診断に応用-次世代の3次元病理診断法の新たな可能性- »