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2017年9月21日 (木)

細胞内でタンパク質を検出して運命制御できる「RNAナノマシン」の構築

2017年09月19日
京都大学研究成果
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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本研究成果のポイント
 
・タンパク質を検知して作動する、
 ナノメートルサイズのRNAからなる
 分子マシン(RNAナノマシン)を
 構築した。
 
・RNAナノマシンは、細胞内で
 特定のタンパク質を精密に検知し、
 RNA上に集積できた。
 
・RNAナノマシンを使い、細胞内の
 タンパク質(Lin28)に応答して、
 細胞死のシグナルを精密に操作すること
 ができた。
 
・iPS細胞とヒーラ細胞内
 (ヒト由来の最初の細胞株)の環境を
 見分け、ヒーラ細胞特異的に細胞死を
 誘導できた。
 
 
詳しい研究内容については こちら
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 「細胞死を誘導出来るRNAナノマシン」
素晴らしい。
 
 DNAやRNAを扱った核酸ナノテクノロジー
これから大いに期待される技術です。
 
 
>このような合成 RNA ナノマシン
>の技術は、遺伝子の発現シグナルや
>タンパク質を検知したり、
>RNA の構造や機能の変化を誘導したり、
>細胞の運命を操作したりする
>「RNA 分子ロボット」として
>今後発展することが期待できます。
 
 
 今後の展開大いに期待しています。

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