遺伝子診断ネットワーク「LC-SCRUM-Japan」における研究成果により、ROS1融合遺伝子陽性の肺がんに対する治療薬と診断薬が保険適用として承認
2017年8月18日
国立研究開発法人 国立がん研究センター
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
ROS1肺がんは非小細胞肺がんの
わずか1~2%に存在する希少ながん
にも関わらず、臨床試験の開始から
わずか4年で治療薬、
および診断薬の承認に至ったことには、
LC-SCRUM-Japan参加全施設が協力して
行った大規模な遺伝子スクリーニングが
大きく貢献しています。
これにより、わが国のROS1肺がんの
患者さんに有効な治療薬を届けることが
可能となり、今後、患者さんの
長期生存につながることが期待されます。
---------------------------------------
「ROS1融合遺伝子陽性の肺がんに対する
治療薬と診断薬が保険適用として承認」
臨床試験の開始からわずか4年で
保険適用として承認に至ったと言うことは
本当に素晴らしい。
>このことは、今後のROS1以外の
>希少肺がんの治療開発において
>勇気づけられる事例であり、
>肺がんにおける最適医療の構築を
>促進するものと考えます。
>LC-SCRUM-Japanでは、引き続き、
>全国の参加施設や肺がん患者さんの
>協力のもと、肺がんの最適医療の
>開発に挑戦していきます。
大いに勇気づけられる成果ですね。
更なる挑戦に大いに期待しています。
| 固定リンク
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント