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2017年7月27日 (木)

アルツハイマー型認知症治療薬「T-817MA」の米国第II相臨床試験

2017年7月19日
富士フイルム株式会社
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 富士フイルム株式会社は、軽度から
中等度のアルツハイマー型認知症
(以下AD)患者を対象としたAD治療薬
「T-817MA」の米国第II相臨床試験
において、下記の臨床効果を
統計学的有意差をもって確認したことを
お知らせします。
 
・罹病期間が短い患者群
 (患者全体の中央値2.6年以内)での
 認知機能低下の進行を大幅に抑制
 
・脳脊髄液評価対象患者において、
 リン酸化タウ(以下p-Tau)の減少
 
・Volumetric MRI(*1)評価対象患者全体
 において、海馬(*2)の萎縮抑制の傾向
 
 一方、マサチューセッツ総合病院
神経科副理事のRudolph Tanzi博士が
行った、ADのリスク遺伝子を発現させた
ミクログリア細胞(*3)に対する
「T-817MA」の効果を確認する研究では、
「T-817MA」がミクログリア細胞に
作用し、アミロイドβ(以下Aβ)の
排除を促進することも明らかに
なりました。
 
 これらの結果から、「T-817MA」は
ADの主要な原因物質であるp-TauやAβに
作用し、ADの病態の改善に関与すること
が示唆されます。
 
 今後、富士フイルムは、
FDA(米国食品医薬品局)を含めた
規制当局と米国第II相臨床試験結果
について協議し、第III相臨床試験
に向け検討を進めていきます。
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 Good News!
 
 
 アルツハイマー型認知症治療については
なかなか良好な結果が得られていない中で
この報告は良いニュースだと思います。

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