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2017年7月13日 (木)

iPS細胞を用いてヒト肝臓発生の複雑なメカニズムを解明~再生医療の実現を加速~

平成29年6月15日
横浜市立大学
日本医療研究開発機構
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 横浜市立大学 学術院医学群
臓器再生医学 関根 圭輔 助教、
武部 貴則 准教授、谷口 英樹 教授らの
研究グループは、
ドイツ・マックスプランク研究所の
Barbara Treutlein、
シンシナティ小児病院と共同で
最先端の1細胞遺伝子発現解析技術を
駆使したビッグデータ解析により、
ヒトiPS細胞からミニ肝臓注1)の
形成過程で生じる多細胞間の相互作用を
解析し、ヒトの肝臓発生に重要かつ
複雑な分子メカニズムを世界で初めて
明らかにしました。
 
 そして、本研究グループが
2013年に確立したミニ肝臓作製技術
は、従来のヒト肝細胞作製技術と比べ、
血管形成促進作用を含むさまざまな性能
において優れている可能性が
示唆されました。
 
 本研究で得られたビッグデータは、
今まで研究が困難であったヒトの臓器発生
に関する基礎研究のための画期的なツール
となるのみならず、
iPS細胞から作製したミニ肝臓の機能性
や安全性を評価するための
重要な基盤情報となります。
 
 これらの情報を活用することで、
ヒトiPS細胞を用いたミニ肝臓の品質を
安定化するための手法の確立が期待され、
再生医療や創薬応用が飛躍的に
加速されます。
 
 本研究成果は英国科学誌
「Nature」オンライン版に
6月14日(英国時間)に公開されます。
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 再生医療の実現を加速しそうですね。
 
 
 
>この研究により、ヒトiPS細胞から
>平面培養により分化誘導した
>肝細胞と比べて、三次元培養した
>立体的なミニ肝臓は、
>生体内のヒト肝細胞により近い状態に
>分化することが明確に証明されました。
 
>また、これらの解析により、
>ヒト肝臓の発生・成熟過程で起こる
>ダイナミックな細胞間相互作用を
>世界で初めて解析することに
>成功しました。
 
>ミニ肝臓の作製技術は、再生医療応用に
>有益な基盤技術となるだけでなく、
>in vitroにおいて人為的に
>ヒト臓器を立体的に構成することを
>可能にする点において、
>ヒューマンバイオロジーを解析するため
>の新たな糸口となる技術であることが
>確認されました。
 
>従来、解析することが不可能であった
>ヒト臓器の発生プロセスや
>ヒト疾患の発症メカニズムの解明に
>関する新たな学術領域の扉が開かれ、
>将来的に大きく展開していくことが
>期待されます。
 
 
>これらのことから、
>シングルセルRNAシークエンス法は
>再生医療に用いる細胞等の品質評価に
>極めて有効な基盤技術になると
>考えられます。
 
>今後、解析対象とする細胞数を
>著明に増加させるための手法、
>解析時間を短縮するための手法の開発
>などを進め、再生医療等製品の
>製造工程に実装可能な細胞評価技術
>として実用化することを
>将来的な目標としています。
 
 
 再生医療の進展の為に
大いに期待しています。

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