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2017年7月23日 (日)

神経変性疾患治療法開発への期待 ストレス応答系を「制御する」

2017 年 6 月 20 日
国立研究開発法人
国立長寿医療研究センター
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 国立研究開発法人
国立長寿医療研究センター
(以下「国立長寿医療研究センター」
という。)
認知症先進医療開発センター
アルツハイマー病研究部の関谷倫子研究員
と飯島浩一発症機序解析研究室長らは,
国立遺伝学研究所及び首都大学東京との
共同研究で,EDEM (ER degradation
enhancing α-mannosidase-like protein)
というタンパク質の量を増加させて
異常なタンパク質の蓄積を防ぐことが,
認知症を始めとする老年性の神経変性疾患
の新たな治療戦略になる可能性を
見出した。
 
 生体を構成するタンパク質の
およそ 1/3 は,細胞中の小胞体という
袋状の器官で作られる。
 
 この小胞体内で,
上手く折りたたまれずに異常な形をとった
タンパク質が検出されると,
小胞体でのタンパク質の合成を
一時的に止め,異常なタンパク質を
速やかに分解することで,
小胞体に異常なタンパク質が溜まる
のを防ぐ小胞体ストレス応答と
呼ばれる仕組みが誘導される。
 
 本研究は,本来備わっている
防御機構であるストレス応答系を
制御することが,
神経変性疾患をはじめとする
老化関連疾患への治療法開発の
重要なターゲットになることを
示唆している。
 
 この成果は米国科学誌
「Developmental Cell」誌に,
平成 29 年 6 月 19 日付で掲載される。
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 小胞体ストレス応答を上手く制御する
ことが大切なようです。
 
 
 
>本研究により,生体に対して副作用を
>伴う小胞体ストレス応答の活性化を
>通さず,EDEM の増加のみを生じさせる
>ことが,小胞体関連分解を誘導する
>ための一つの治療戦略になる可能性が
>示された。
 
>また本研究により,本来備わっている
>防御機構であるストレス応答系を
>制御することが,神経変性疾患を
>はじめとする老化関連疾患への
>治療法開発の重要なターゲット
>になることが示唆された。
 
 
 大切な研究だと思います。
 
 本研究は,長寿医療研究開発費
及び米国 NIH,米国 American Federation
for Aging Research 財団からの補助も
受けての研究ですね。
 米国はお金を出すべき所には出す
ということで、見習いたい。
 
 更なる研究に期待しています。

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