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2017年7月 7日 (金)

植物への病原菌感染に新機構 植物の病原菌感染を防ぐ画期的な薬剤の開発に期待

2017年5月17日
東北大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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発表のポイント
 
・植物病原菌感染の新しい仕組みの解明
 
・病原菌感染と害虫に対する植物の抵抗性
 はコインの裏表の関係で、
 同時に強化することはできないと
 されていたが、それを復す発見
 
・植物の病原菌感染を防ぐ画期的な薬剤
 の開発につながる
 
 
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概要
 
 世界の農作物生産量の15%は
病害によって失われており、
これは5億人分の食料に相当します。
 
 病害による農作物損失の解決は
世界的課題です。
 
 植物病原菌は、葉の表面の開口した
気孔から植物体内に侵入して感染します。
 
 これに対して植物は、気孔を閉鎖して
感染を防ぎます。
 
 さらにこれに対抗して病原菌は、
病原因子を分泌して気孔を再開口させ、
体内に侵入します。
 
 病原因子は植物の虫害に対する
抵抗性機構をハイジャックして作用する
ため、その作用を抑えて感染に対する
抵抗性を高めると、虫害に対する抵抗性が
低下するというジレンマがありました。
 
 東北大学大学院理学研究科上田実教授、
理化学研究所袖岡有機合成化学研究室
/環境資源科学研究センター袖岡幹子
主任研究員
/グループディレクター、
名古屋工業大学材料科学フロンティア
研究院築地真也教授らは、
病原因子の気孔再開口作用に、
これまで知られていた機構以外にも
小胞体の関与するバイパス機構が
関与することを発見しました。
 
 新規機構は、虫害への抵抗性には
影響しないことから、
この新規機構に基づいて、植物の病原菌
感染を防ぐ画期的な薬剤の開発が
期待されます。
 
 
詳細は こちら
---------------------------------------
 
 「5億人分の食料に相当」ってすごい量
ですね。
 
 「アルキンタグ生細胞
  ラマンイメージング技術」
 高度な技術のようです。
 
 ジレンマもあり、解析が難しかった
ということのようです。
 
 
>細菌感染と虫害に対する植物の抵抗性
>は、互いにコインの裏表の関係にあり、
>片方を強化するともう片方が弱体化する
>というジレンマがありましたが、
>これを復す発見と言えます。
 
>この新規機構に基づいて、
>植物の病原菌感染を防ぐ画期的な薬剤
>の開発が期待されます。
 
 
 画期的な薬剤が開発されると良い
ですね。期待しています。

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