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2017年7月 2日 (日)

糖尿病治療の重篤な副作用に対する特効薬~細胞が持つ酸素濃度センサーを治療標的に~

2017/06/30
九州大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 九州大学生体防御医学研究所の
南嶋洋司特任准教授および
慶應義塾大学医学部医化学教室・麻酔学
教室の研究グループは、
第一三共株式会社との共同研究を通じて、
糖尿病治療薬メトホルミンの致死的な
副作用である乳酸アシドーシスに対して、
低酸素状態に対する生体応答反応
(低酸素応答)を活性化する薬剤が
治療薬として極めて有効であることを
明らかにしました。
 
 メトホルミンは、世界で最も多く
処方されている2型糖尿病の治療薬ですが、
血糖を低下させる作用以外にも
癌細胞の増殖抑制・発癌率の低下・寿命の
延長などの様々な作用を有することが
報告されつつあります。
 
 60年以上使用されている古い薬であり
薬価が安いことから、今後世界中で
内服者数が増加することが予想されます。
 
 しかし腎機能が低下した人が
メトホルミンを内服すると、
致死率が約50%と極めて高い
『メトホルミン関連乳酸アシドーシス
(MALA)』が副作用として発症してしまう
ことが問題でした。
 
 本論文では、酸素濃度センサー分子
であるプロリン水酸化酵素PHDの酵素活性
を抑制する薬剤(PHD阻害剤)によって
乳酸からのブドウ糖の合成(糖新生)に
関与する遺伝子群の発現が上昇し、
血中乳酸の肝臓や腎臓への取り込みが
亢進することによって乳酸アシドーシスを
発症したマウスの生存率を劇的に
改善できることを明らかにしました。
 
 このことはこれまで対症療法しか
治療法がなかった乳酸アシドーシス
に対してPHD阻害剤が特効薬となり得る
可能性を示しました。
 
 本研究成果は、2017年6月12日に
米国科学雑誌「Molecular and Cellular
Biology」のオンライン版に
掲載されました。
http://dx.doi.org/10.1128/MCB.00248-17
 
 
本研究についての詳細は こちら
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>これまで対症療法しか
>治療法がなかった乳酸アシドーシス
>に対してPHD阻害剤が特効薬となり得る
>可能性を示しました。
 素晴らしい。
 
 しかも60年以上使用されている古い薬
であり薬価が安いとのこと。
 
 
 
>全世界で 1 億 2 千万人以上が
>服用しているメトホルミンは
>優れた糖尿病治療薬ですが、
>発症頻度は低いながらも
>ひとたび発症すると致死的な
>乳酸アシドーシスが副作用として
>知られていました。
 
>今回の研究成果により、
>メトホルミン内服に限らず、
>致死的乳酸アシドーシスへの
>確実な救済策が確立されれば、
>と思います。
 
 
 そうなって欲しいですね。
 期待しています。

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