« 細菌感染症の診断に応用可能な迅速なゲノム解析システムの開発に成功―細菌種の同定時間を大幅削減。ポータブル化により災害現場や感染症多発地域での活用にも期待― | トップページ | 世界初!金属触媒を用いない高分子の合成に成功-環境負荷の小さい高分子材料や半導体ポリマーの製造にも期待- »

2017年7月22日 (土)

骨粗鬆症治療薬クロドロン酸が慢性疼痛に効く! 作用メカニズムを世界で初めて解明

2017.07.19
岡山大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 岡山大学自然生命科学研究支援センター
の加藤百合特任助教、宮地孝明准教授と
大学院医歯薬学総合研究科、
松本歯科大学、
久留米大学、
東北大学、
九州大学、
東京農業大学、
味の素株式会社の共同研究グループは、
骨粗鬆症治療薬クロドロン酸が
分泌小胞内にATPを運ぶ輸送体(VNUT)を
阻害することで、
神経因性疼痛(とうつう)や炎症性疼痛、
さらには慢性炎症を改善できることを
世界で初めて突き止めました。
 
 本研究成果は7月18日米国時間:正午、
『米国科学アカデミー紀要(PNAS)』
電子版に掲載されます。
 
 慢性疼痛の罹患者は世界の人口の
20-25%であると言われていますが、
副作用の少ない効果的な鎮痛薬は
開発されていません。
 
 本研究成果により、輸送体を標的とした
全く新しいタイプの鎮痛薬・抗炎症薬を
提案することができました。
 
 また、クロドロン酸は欧米では
既承認医薬品であるため、
ヒトでの安全性も実証されています。
 
 ドラッグリポジショニングにより、
開発期間の短縮・開発コストの軽減等が
可能になり、より早く研究成果が
社会還元できると期待されます。
 
 
詳しい研究内容については こちら
---------------------------------------
 
 既存の薬が他の疾患の治療に使える
例は意外に多いですね。
 
 
 
>本研究成果により、長年不明であった
>クロドロン酸の鎮痛効果の
>作用メカニズムを明らかにし、
>また、VNUT が慢性疼痛、慢性炎症の
>発症に重要な役割を担うことを
>明らかにしました。
 
>この治療効果は予想よりもはるかに
>大きいものであり、骨粗鬆症治療効果
>よりも低濃度で鎮痛・抗炎症効果を
>得ることができました。
 
 
 素晴らしいです。大いに期待したい。

|

« 細菌感染症の診断に応用可能な迅速なゲノム解析システムの開発に成功―細菌種の同定時間を大幅削減。ポータブル化により災害現場や感染症多発地域での活用にも期待― | トップページ | 世界初!金属触媒を用いない高分子の合成に成功-環境負荷の小さい高分子材料や半導体ポリマーの製造にも期待- »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/65565721

この記事へのトラックバック一覧です: 骨粗鬆症治療薬クロドロン酸が慢性疼痛に効く! 作用メカニズムを世界で初めて解明:

« 細菌感染症の診断に応用可能な迅速なゲノム解析システムの開発に成功―細菌種の同定時間を大幅削減。ポータブル化により災害現場や感染症多発地域での活用にも期待― | トップページ | 世界初!金属触媒を用いない高分子の合成に成功-環境負荷の小さい高分子材料や半導体ポリマーの製造にも期待- »