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2017年7月19日 (水)

「 オートファジー細胞死の生体での役割 」― オートファジーの新たな役割 ―

平成29年6月13日
国立大学法人 東京医科歯科大学
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
・細胞死は、個体発生や生体の
 恒常性維持に必須の細胞機能です。
 
・細胞死にはアポトーシスと、
 アポトーシスによらない非アポトーシス
 細胞死があります。
 近年、非アポトーシス細胞死の重要性が
 注目されていますが、生体内で、
 いつ、どこで起きるか、というのは
 明らかになっていません。
 
・本研究では、非アポトーシス細胞死の
 一つであるオートファジー細胞死が、
 生体内でアポトーシスの代償機能を
 果たしていることを明らかにしました。
 
・オートファジー細胞死は、
 アポトーシス不全マウスの指の形成や
 脳の正常発生に必須の役割を果たして
 いることを発見しました。
 
 
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 東京医科歯科大学・難治疾患研究の
荒川講師、清水教授らの研究グループは、
大阪国際がんセンター・研究所の
辻本研究所長らの研究グループと共同で、
オートファジー細胞死の生体での役割を
つきとめました。
 
 この研究は文部科学省科学研究費補助金
などの支援のもとでおこなわれたもので、
その研究成果は、国際科学誌
Cell Death & Differentiation に、
オンライン版で発表されました。
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 オートファジー重要です。
 
 
 
>今回の研究により、アポトーシスに
>異常のあるマウスでは、非アポトーシス
>細胞死のひとつである
>オートファジー細胞死が代替機能を発揮
>し、これにより個体発生が正常に進む
>ことが明らかとなりました。
 
>非アポトーシス細胞死の生体での役割を
>明確に示した初めての論文となります。
 
 
 オートファジー細胞死については、
まだ殆どわかっていないのですね。
 更なる研究に期待します。

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2017年7月17日 (月)

インキュベータ内で培養中の細胞を観察できる蛍光イメージング装置を開発

2017年6月
東芝研究開発センター
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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概要
 
 当社は、インキュベータ(注1)内で
培養する細胞集団の蛍光像(注2)を、
対物レンズを用いることなく可視化する
イメージング装置を技術開発しました。
 
 本開発品は、細胞集団の中から
単一の細胞を個別に判別することが
可能で、従来比3分の1(注3)の
空間分解能10μm未満を世界で初めて
達成しました(注4)。
 
 本開発品の詳細は、台湾で開催される
国際会議「Transducers 2017」にて、
6月20日(現地時間)に発表します。
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 「レンズレスイメージング」
知りませんでした。
 
 興味深いやり方ですね。
 利点もいろいろありそうです。
 
 
 
>当社は、今回技術開発した
>蛍光イメージング装置の事業化に向けて、
>あらゆるパートナー企業との連携を
>目指すとともに、顧客に提供する価値
>の更なる向上のために研究開発を
>進めていきます。
 
 
 期待したいと思います。

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2017年7月16日 (日)

世界初、実海域において海流発電の100kW級実証試験を実施へ

2017年7月7日
国立研究開発法人
新エネルギー・産業技術総合開発機構
株式会社IHI
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 NEDOと(株)IHIは、海流エネルギーを
利用して発電する
新たな再生可能エネルギー技術である
水中浮遊式海流発電システムの
100kW級実証機「かいりゅう」を、
IHI横浜事業所で完成させました。
 
 今夏、鹿児島県十島村口之島沖の
黒潮海域で、実際に海流を利用した
100kW規模の海流発電においては
世界初となる実証試験を行います。
 
 NEDOは、エネルギーが強く、
変動が少ない海流エネルギーについて、
新しい再生可能エネルギー源として
期待しています。
 
 特に離島などでの実用化を目指す
と共に、エネルギーセキュリティーへの
貢献を目指します。
 
 (株)IHIは、今回の実証試験により
発電性能や姿勢制御システムを検証し、
海流エネルギーを有効かつ経済的に
利用する水中浮遊式海流発電システムを
2020年に実用化することを目指します。
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 エネルギーが強く、変動が少ない
海流エネルギー。
 
 良さそうです。
 
>2020年に実用化することを目指します。
 とのことで期待しています。
 
 再生可能エネルギーの導入比率は
もっと積極的に上げていくべきだと
思っています。

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2017年7月15日 (土)

膵臓がん、早期発見可能な血液検査法を開発 米研究

2017年07月13日
AFP BBNews
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 膵臓(すいぞう)がんを初期段階で
正確に検出できる可能性のある
血液検査法を開発したとの研究論文が
12日、発表された。
 
 進行が早く致命的な疾患となることが
多いため、膵臓がんの発症リスクが高い
人々にとっては新たな希望をもたらす
検査法だという。
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 膵臓がんの早期発見が出来そうです。
 
 
>論文の主執筆者で、
>ペンシルベニア大再生医療研究所
>(Institute for Regenerative
> Medicine)のケン・ザレット
>(Ken Zaret)所長は、
>血漿(けっしょう)中の
>「トロンボスポンジン2(THBS2)」
>として知られるバイオマーカーと、
>より後期の段階のバイオマーカー
>として知られる「CA19-9」を
>組み合わせて用いることで
>「あらゆる段階の膵臓がんを
>一貫して正確に特定できた」
>と述べた。
 
>研究チームの広報担当者は取材に応じた
>電子メールで、
>今回の検査法については、
>信頼できるカットオフ値を定めるための
>研究をさらに行う必要ががあるものの、
>原理的には今すぐにでも
>実際に適用できると述べている。
 
 
 素晴らしい。
 大いに期待したい。

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2017年7月14日 (金)

【報ステ】Muse細胞『慢性腎臓病』に効果が

2017/07/12
テレ朝NWES
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画があります。
 
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 ES細胞、iPS細胞に続く
“第三の万能細胞”として期待され、
注目が集まっている『Muse細胞』で、
慢性腎臓病を治療できる可能性がある
という研究成果が12日に発表された。
 
 Muse細胞を発見した東北大学の
出澤真理教授は「Muse細胞は腎臓病の
根本的な治療を提供できる。
負担のある人工透析や腎移植に代わる
画期的な治療になれると期待している」
と話す。
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 人工透析や腎移植をせざるを得ない
人は多いです。
 
 腎臓病の根本的な治療を提供できる。
とすれば素晴らしいこと。
 
 Muse細胞の可能性に大いに期待したい。

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第一三共 がん治療用ウイルス「G47Δ」 希少疾病用再生医療等製品の指定獲得

2017/07/12
ミクスonline
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 第一三共は7月11日、ウイルスを用いて
がん細胞を死滅させるという
新しいコンセプトの治療法に用いる
がん治療用ウイルス「G47Δ」
(ジーよんじゅうななデルタ、
 開発コード:DS-1647)が、
開発中の悪性神経膠腫を対象に、
厚労省から希少疾病用再生医療等製品に
指定されたと発表した。
 
 G47Δは東京大学医科学研究所の
藤堂具紀教授らにより創製されたもので、
第一三共は藤堂教授と共同開発している。
 
 G47Δの悪性神経膠腫を対象とした
開発は現在、日本でフェーズ2
(医師主導治験)が実施されている。
 
 今後の開発スケジュールは開示して
いない。
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 やっと厚労省から希少疾病用再生医療等
製品に指定された。らしい
 
 期待していたものです。
 積極的に推進して欲しい。
 
 
 関連投稿です。
2015/8/25 dot.asahi
 
 2009年には安全性を確かめる
臨床研究をスタートさせた。
 
 と言っていたものです。
 ずいぶん時間がかかりますね。
 
 16年2月には、先駆け審査指定制度の
対象品目に指定されている。
 そうですから、これからが勝負ですね。
 
 
 大いに期待しています。

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2017年7月13日 (木)

iPS細胞を用いてヒト肝臓発生の複雑なメカニズムを解明~再生医療の実現を加速~

平成29年6月15日
横浜市立大学
日本医療研究開発機構
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 横浜市立大学 学術院医学群
臓器再生医学 関根 圭輔 助教、
武部 貴則 准教授、谷口 英樹 教授らの
研究グループは、
ドイツ・マックスプランク研究所の
Barbara Treutlein、
シンシナティ小児病院と共同で
最先端の1細胞遺伝子発現解析技術を
駆使したビッグデータ解析により、
ヒトiPS細胞からミニ肝臓注1)の
形成過程で生じる多細胞間の相互作用を
解析し、ヒトの肝臓発生に重要かつ
複雑な分子メカニズムを世界で初めて
明らかにしました。
 
 そして、本研究グループが
2013年に確立したミニ肝臓作製技術
は、従来のヒト肝細胞作製技術と比べ、
血管形成促進作用を含むさまざまな性能
において優れている可能性が
示唆されました。
 
 本研究で得られたビッグデータは、
今まで研究が困難であったヒトの臓器発生
に関する基礎研究のための画期的なツール
となるのみならず、
iPS細胞から作製したミニ肝臓の機能性
や安全性を評価するための
重要な基盤情報となります。
 
 これらの情報を活用することで、
ヒトiPS細胞を用いたミニ肝臓の品質を
安定化するための手法の確立が期待され、
再生医療や創薬応用が飛躍的に
加速されます。
 
 本研究成果は英国科学誌
「Nature」オンライン版に
6月14日(英国時間)に公開されます。
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 再生医療の実現を加速しそうですね。
 
 
 
>この研究により、ヒトiPS細胞から
>平面培養により分化誘導した
>肝細胞と比べて、三次元培養した
>立体的なミニ肝臓は、
>生体内のヒト肝細胞により近い状態に
>分化することが明確に証明されました。
 
>また、これらの解析により、
>ヒト肝臓の発生・成熟過程で起こる
>ダイナミックな細胞間相互作用を
>世界で初めて解析することに
>成功しました。
 
>ミニ肝臓の作製技術は、再生医療応用に
>有益な基盤技術となるだけでなく、
>in vitroにおいて人為的に
>ヒト臓器を立体的に構成することを
>可能にする点において、
>ヒューマンバイオロジーを解析するため
>の新たな糸口となる技術であることが
>確認されました。
 
>従来、解析することが不可能であった
>ヒト臓器の発生プロセスや
>ヒト疾患の発症メカニズムの解明に
>関する新たな学術領域の扉が開かれ、
>将来的に大きく展開していくことが
>期待されます。
 
 
>これらのことから、
>シングルセルRNAシークエンス法は
>再生医療に用いる細胞等の品質評価に
>極めて有効な基盤技術になると
>考えられます。
 
>今後、解析対象とする細胞数を
>著明に増加させるための手法、
>解析時間を短縮するための手法の開発
>などを進め、再生医療等製品の
>製造工程に実装可能な細胞評価技術
>として実用化することを
>将来的な目標としています。
 
 
 再生医療の進展の為に
大いに期待しています。

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2017年7月12日 (水)

脊髄小脳変性症36型の病態を細胞レベルで改善する アンチセンスオリゴヌクレオチドの同定

2017年7月10日
京都大学iPS細胞研究所(CiRA)
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
・脊髄小脳変性症36型(SCA36)注1は、
 脊髄小脳変性症をきたす神経難病で、
 日本で発見された。
 筋萎縮性側索硬化症(ALS)注2に似た
 症状が合併する。
 現在のところ十分な治療法がない。
 
・SCA36患者さん由来のiPS細胞から
 神経細胞を作製し、疾患病態を
 再現した。
 
・アンチセンスオリゴヌクレオチド
 (ASO)注3を用いてSCA36の病態の
 一部を細胞レベルで改善させた。
 
 
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要旨
 
 松薗構佑医師
(当時岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 脳神経内科学[阿部康二教授]
大学院生、当時CiRA特別研究学生)
および井上治久教授
(京都大学CiRA増殖分化機構研究部門)
らの研究グループは、
脊髄小脳変性症36型(SCA36)患者さん
由来のiPS細胞から神経細胞を作製して
SCA36の病態の一部を再現し、
その病態を改善する
アンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)
を見つけました。
 
 SCA36は遅発性で緩徐進行性の
運動神経細胞の障害を伴った
脊髄小脳変性症です。
 
 NOP56という遺伝子内に存在する
6塩基の繰り返し配列(GGCCTG)が
異常に増えることが、本疾患の原因
であることが分かっています。
 
 また、近年、異常な繰り返し配列が
RNA凝集体を形成し、神経の病気に
関連することが知られています。
 
 本研究では、SCA36患者さんから
iPS細胞を作製し、更に神経細胞へと
分化させました。
 
 すると、患者さん由来のiPS細胞
およびそのiPS細胞から分化させた
神経細胞では、RNA凝集体が
増えていることが分かりました。
 
 そこで、繰り返し配列(GGCCTG)を
標的とした
アンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)
を患者さんの細胞に加えたところ、
これらのRNA凝集体を減らしました。
 
 本研究は、SCA36に対する
アンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)
の効果を評価する上で、iPS細胞を用いた
研究が有効な手段であることを示し、
今後のSCA36をはじめとする
繰り返し配列異常が原因の疾患への
治療薬開発研究に貢献するものと
期待されます。
 
 この研究成果は2017年7月10日
(米国時間)に米国科学誌
「Molecular Therapy - Nucleic Acids」
でオンライン公開されました。
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 SCA36患者さん由来のiPS細胞を用いた
研究の成果ですね。
 
 細胞レベルの改善 → RNA凝集体を減らし
               ました。
 ということのようです。
 
 一歩前進という所かな?
 
>本研究は、SCA36に対する
>アンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)
>の効果を評価する上で、
>iPS細胞を用いた研究が有効な手段
>であることを示し、
>今後のSCA36をはじめとする
>繰り返し配列異常が原因の疾患への
>治療薬開発研究に貢献するものと
>期待されます。
 
 
 まだまだ根治治療法の開発までには
時間がかかりそうですが、
本疾患のみならず繰り返し配列異常が
原因の疾患の治療法開発にもかかわる
もので大いに期待したいと思います。

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2017年7月11日 (火)

AIを活用したリアルタイム内視鏡診断サポートシステム開発―大腸内視鏡検査での見逃し回避を目指す―

2017年7月10日
国立研究開発法人国立がん研究センター
日本電気株式会社
国立研究開発法人科学技術振興機構
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 国立研究開発法人国立がん研究センター
と日本電気株式会社は、人工知能(AI)を
用い、大腸がんおよび前がん病変
(大腸腫瘍性ポリープ)を内視鏡検査時に
リアルタイムに発見するシステムの開発に
成功しました。
 
 このリアルタイム内視鏡診断サポート
システムは、大腸の内視鏡検査時に
撮影される画像で大腸がん
および前がん病変をリアルタイムに
自動検知し、内視鏡医の病変の発見を
サポートします。
 
 また、臨床現場でリアルタイムに
医師にフィードバックするため、
画像解析に適した深層学習を活用した
AI技術と独自の高速処理アルゴリズム、
画像処理に適した高度な画像処理装置
(GPU:Graphics Processing Unit)を
用いて、1台のPCで動作する
プロトタイプを開発しました。
 
 大腸腫瘍性ポリープは、
大腸がんの前がん病変であるため、
内視鏡検査時に見つけ出し摘除すること
により大腸がんへの進行を抑制します。
 
 ポリープは内視鏡医が肉眼で見つけます
が、サイズが小さい、形状が認識しにくい
などの場合は、見逃されることも
あります。
 
 本システムでは、国立がん研究センター
中央病院 内視鏡科による所見が
付けられた約5,000例の内視鏡画像を
NECのAI技術に学習させました。
 
 本AI技術を用いて新たな内視鏡画像を
解析したところ、がん発見率は98%という
結果となりました。
 
 今後さらに、国立がん研究センター
中央病院と研究所が連携し、
肉眼での認識が困難な平坦・陥凹病変を
AIに学習させシステムの精度を上げ、
臨床試験を行った後、
日本のみならずグローバルでの実用化を
目指します。
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 良いですね。
 
 AI(深層学習による画像認識)の典型例
と言えます。
 
 医師の画像診断をサポートするAIは
他にもいろいろあるはずです。
 
 できる限り安価で実用性の高いシステム
の開発を希望します。
 
 
 
 今後の展望
>大腸がんの撲滅へ寄与
> 病変の見逃しの回避
> 検査の質の向上
> 内視鏡医の負担の軽減
 
 
 大いに期待しています。

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東京工業大学とNEC、AIで悪条件下の視認性を格段に向上する「マルチモーダル画像融合技術」を共同開発

2017.06.05
東京工業大学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 国立大学法人東京工業大学 工学院
奥富正敏教授、田中正行特定准教授らの
研究グループ(以下、東京工業大学)と
NECは、一般カメラで撮影した可視光画像
と、熱をとらえるサーモカメラなどで
撮影した非可視光画像を、
AIを用いて自動的かつ効果的に合成し、
それぞれの画像単独では捉えにくかった
対象物・状況の視認性を格段に高める
「マルチモーダル※1画像融合技術」を
共同開発しました。
 
 本技術により、瞬時の視認が必要となる
様々な分野で、悪条件下でも正しい
状況判断が可能になります。
 
 例えば、夜間や濃霧などの悪天候下
でも活用可能な施設監視、対向車の眩しい
ヘッドライトや暗闇による死角があっても
運用できる自動運転支援、
建物のひび割れなど表面だけでなく
内部の異常まで検査可能にする
インフラ点検などです。
 
 従来、異なる種類のカメラの画像を
合成するには、専門家による手動での
複雑な変換作業が必要でした。
 
 本技術は、それぞれのカメラから
得られた画像をAIによって、
効果的かつ自動的に合成することで
この手作業を不要にします。
 
 さらに、可視光画像と非可視光画像の
それぞれの長所を積極的に活用すること
で、従来は視覚化が困難だったシーンでも
高い視認性が得られます。
 
 東京工業大学とNECは、今後も産学連携
の仕組みを通じて、さまざまな
社会インフラを安全・安心に運用する
セーフティ事業の鍵となる画像処理
ならびにAI関連技術の研究開発を
進めていきます。
 
 
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新技術の特長
 
・複数の画像から視認性が高い部分を
 AIが自動的に選択し、かつ非可視光画像
 に含まれるわずかな特徴を強調しながら
 合成することで、従来の限界を打ち破る
 高い視認性を実現
 
・サーモカメラやテラヘルツカメラ
 といったカメラの種類や、
 環境の特性
 (明るさ、光線の方向、障害物の有無
  など)に応じて、AIが画像内の
 各部分の視認性の度合いを評価、
 各画像から最適な領域のみを
 自動的に抽出
 
・さらに、非可視カメラの画像中の、
 異常や危険物などに関するわずかな特徴
 をAIが解析し、白とびや黒潰れなどの
 画像破たんが生じない、
 適切な強調の度合いを判断しながら、
 従来にない高い視認性を持つ
 マルチモーダル(可視―非可視)な
 融合画像を自動的に生成
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 AI(多分深層学習ですね)の応用例
です。
 
 画像認識に関わるもので、いろいろ
出て来ますね。
 
 
 
>複数の画像から視認性が高い部分を
>AIが自動的に選択し、かつ非可視光
>画像に含まれるわずかな特徴を強調
>しなが合成することで、従来の限界
>を打ち破る高い視認性を実現。
 
 
 面白い応用ですね。
 今後に期待しています。

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2017年7月10日 (月)

「間葉系幹細胞の新鮮純化可能な細胞表面マーカーを同定」―間葉系幹細胞を用いた移植治療効果を向上させる可能性―

2017年7月6日
国立大学法人東京医科歯科大学
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
・骨髄をはじめ様々な組織に存在する
 間葉系幹細胞は、骨・軟骨・脂肪に
 分化する能力を持つ組織幹細胞で、
 組織を再生する移植治療の細胞ソース
 として期待されています。
 
・本研究では、ヒト、マウス、ラットの
 骨髄間葉系幹細胞において特異的に
 ecto-5’-nucleotidase(CD73)が
 発現していることを発見しました。
 
・CD73抗体によって純化した間葉系幹細胞
 を皮下に移植したところ、
 移植細胞塊への炎症性細胞浸潤が低い
 ことがわかりました。
 
・他の細胞が混在しない
 新しい間葉系幹細胞を用いた
 移植治療・移植モデルに応用が
 期待されます。
 
・CD73抗体を用いることで、
 間葉系幹細胞を組織から新鮮純化する
 ことに成功しました。
 
 
-----
 東京医科歯科大学大学院保健衛生学
研究科分子生命情報解析学分野の
赤澤智宏教授、
須藤絵里子グレースプロジェクト助教、
馬渕洋助教らの研究グループは、
間葉系幹細胞特異的に存在する
細胞表面マーカーとして
ecto-5’-nucleotidase (CD73)を
同定しました。
 
 この研究は文部科学省
「科学技術人材育成のコンソーシアムの
 構築事業」、日本医療研究開発機構
(AMED)「再生医療実用化研究事業」、
文部科学省科学研究費補助金の支援を
うけた人材が実施したもので、
その研究成果は、
国際科学誌Scientific Reports
(サイエンティフィック・リポーツ)
オンライン版に、2017年7月6日午前10時
(英国時間)に発表されます。
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 本成果により間葉系幹細胞の移植効率が
高まる可能性が出て来そうですね。
 
 
 
>本成果において、間葉系幹細胞に
>特異的な表面抗原としてCD73の同定に
>成功し、新鮮純化した間葉系幹細胞を
>用いた皮下移植実験により、
>移植効率が向上することを明らかに
>しました。
 
>ヒトやマウスの骨髄からもCD73抗体を
>用いて間葉系幹細胞が分離できたこと
>から、CD73は間葉系幹細胞の
>ユニバーサルマーカーとなりうる
>可能性があります。
 
>CD73陽性間葉系幹細胞は、
>移植部位への高い定着性を示すことが
>明らかとなったことから、
>ヒト間葉系幹細胞を用いた
>移植治療の際の有用な分離方法になる
>ことが期待されます。
 
>今後、CD73マーカーと
>MSCの移植効率の関連性を解析していく
>ことで、移植治療の効果を高める手法の
>開発を行っていく予定です。
 
 
 良いですね。
 大いに期待したい。

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2017年7月 9日 (日)

30秒更新10分後までの超高速降水予報を開始~最新鋭気象レーダを活用したリアルタイム実証~

平成29年7月4日
理化学研究所
情報通信研究機構
首都大学東京
大阪大学
科学技術振興機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 理化学研究所(理研) 計算科学研究
機構 データ同化研究チームの
三好 建正 チームリーダーと
情報通信研究機構 電磁波研究所の
佐藤 晋介 研究マネージャー、
首都大学東京 大学院システムデザイン
研究科の牛尾 知雄 教授
(大阪大学 大学院工学研究科
 招へい教授)らの
国際共同研究グループは、
最新鋭気象レーダを生かした
「3D降水ナウキャスト手法」を開発し、
30秒毎に更新する10分後までの
降水予報のリアルタイム実証を
開始しました。
 
 降水分布の予測手法として、
気象レーダが捉える降水パターンの動きを
追跡し、将来もそのまま動き続けると
仮定して予測する
「降水ナウキャスト手法」が知られて
います。
 
 この手法は、シミュレーションと比べて
計算量が大幅に少ないのが利点ですが、
予測精度が急速に低下するという欠点が
あります。
 
 また平面上の降水パターンを追跡する
もので、雨粒の鉛直方向の動きを
考慮しないものでした。
 
 そこで、国際共同研究グループは、
30秒毎という高頻度で60km遠方まで
の雨粒を隙間なくスキャンする最新鋭の
「フェーズドアレイ気象レーダ注1)」の
ビッグデータを降水予報に生かすため、
観測された雨粒の立体的な動きを捉え、
将来もそのまま動き続けるという
仮定の下で予測する
「3D降水ナウキャスト手法」を
開発しました。
 
 今回、大阪大学に設置された
フェーズドアレイ気象レーダの
データを用いて、リアルタイムに
予測を実行するシステムを構築し、
世界初となる30秒更新10分後までの
降水予報のリアルタイム実証を
開始しました。
 
 この降水予報は、気象庁の許可を得て、
理研がインターネット上
(https://weather.riken.jp)で
可能な限り発表します。
 
 本成果は、10分後までという
短時間の予測情報であっても、
適切に利用されれば、生活や防災等に
役立てられるものと期待できます。
 
 また本成果とは別に、
三好チームリーダーらは2016年、
スーパーコンピュータ「京」注2)と
フェーズドアレイ気象レーダを生かした
「ゲリラ豪雨注3)」予測手法を開発し、
リアルタイムではありませんが
30分後までの高精細なゲリラ豪雨の
予測にも成功しています※1)。
 
 これらの技術を生かすことで、
将来、これまで想像もつかなかったような
超高速かつ超高精細な天気予報が
可能になると期待されます。
 
 3D降水ナウキャスト手法に関しては、
アメリカ気象学会による科学雑誌
『Weather and Forecasting』
(2016年2月号)に掲載され、
いくつかの実験結果が米国IEEEによる
科学雑誌『Proceedings of the IEEE』
(2016年11月号)に掲載されました。
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 素晴らしい。
 
 ゲリラ豪雨が多発している昨今、
ゲリラ豪雨の予測もさることながら
このような超高速降水予報も適切に
利用することで、現在より、より防災に
役立つものだと思います。
 
 
 
>ゲリラ豪雨により、わずか10分の間に
>急激に川の水位が上昇したり、
>浸水が起こったりするなど、
>わずか数分の対応の遅れが致命的になる
>ことがあります。
 
>10分後までの予測情報であっても、
>適切に利用されれば、
>防災に役立てられる可能性があります。
 
>また、生活上も有効に利用されることが
>期待できます。
 
>30秒更新という超高速な降水予報は、
>これまでにない新しいものになります。
 
>これが有効に活用されるためには、
>予報の配信方法や、受け手の受け取り方、
>対応の仕方など、多くの課題があります。
 
>これらの課題に取り組むには、
>実際に定常的に配信を行う実証実験が
>必要です。
 
>理研は、スマホアプリ
>「3D雨雲ウォッチ
> ~フェーズドアレイレーダ~」を
>開発運用する株式会社エムティーアイ
>(エムティーアイ)と共同研究※2)を
>実施しており、本研究で開発した
>3D降水ナウキャストによる
>10分後予測情報をスマホアプリを
>通じてリアルタイム配信する
>研究を進めています。
 
>今後、エムティーアイが実際に配信を
>はじめ、利用者からのフィードバックを
>得ながら、共同して予測情報の
>有効な活用方法を探っていきます。
 
>また本成果とは別に、
>三好チームリーダーらは
>2016年、スーパーコンピュータ
>「京」とフェーズドアレイ気象レーダを
>生かした「ゲリラ豪雨」予測手法を
>開発し、リアルタイムではありませんが
>30分後までの高精細なゲリラ豪雨の
>予測にも成功しています※1)。
 
>これらの技術を生かすことで、
>将来、これまで想像もつかなかった
>ような超高速かつ超高精細な
>天気予報が可能になると期待されます。
 
 
 大いに期待しています。
 
 これまで想像もつかなかったような
超高速かつ超高精細な天気予報が
可能になると良いですね。

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2017年7月 8日 (土)

平成29年度 通常総会と春季医療講演会・相談会

平成29年5月27日
品川区立総合区民会館(きゅりあん)
7階イベントホール
 
 内容はリンクを見てください。
(迷探偵ダーリンのブログです)
 
 
 最近の研究の進捗がわかります。
 こういう情報、本当に少ない。
 
 全国SCD・MSA友の会に入って
いるのだけれど、こう言う情報
会報にはなかったな~
 
 どういうこと?
 
 重要なことですよね。
 
 地方在住なので東京には行けない
のです。

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高温超伝導の立役者、決定的証拠を観測―電子とのやりとりの全容を解明へ―

2017年7月6日
大阪府立大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 広島大学放射光科学研究センターの
井野明洋特任准教授と、
大阪府立大学大学院工学研究科の
安齋太陽助教、
東京大学大学院理学系研究科の
内田慎一名誉教授らを中心とする
研究グループは、
広島大学放射光科学研究センターの
高輝度シンクロトロン放射光(解説1)と
世界最高水準の高分解能・角度分解光電子
分光(解説2)装置を用いることで、
高温超伝導発現の鍵を握る「立役者」の
決定的証拠を、とらえることに
成功しました。
 
 超伝導現象を演じているのは
電子の集団です。
 
 しかし、高温超伝導体に関しては、
電子の背後で暗躍している
「立役者」の正体をめぐって、
激しい論争が続いていました。
 
 今回、銅酸化物高温超伝導体(解説3)
への正孔添加量を極度に増やすことで、
電子と「立役者」のやりとりの痕跡を
くまなく観測することに成功しました。
 
 その痕跡が、格子振動の分布と
完全に一致したため、電子の背後にいる
「立役者」が格子振動と特定され、
高温超伝導の謎の核心部分が
解明されました。
 
 この知見は、さらなる高温超伝導体の
探索を導く有力な手がかりを与えるもの
と期待されます。
 
 
-----
研究成果のポイント
 
・高温超伝導を担う電子が、格子振動と
 最も強く結合している証拠を
 とらえました。
 
・高温超伝導に関与する複数の格子振動の
 全容を解明し、長年の論争を
 解決しました。
 
・無損失送電線などに用いられる
 高温超伝導体の探索指針を与えると
 期待されます。
 
 
プレスリリース詳細は こちら
---------------------------------------
 
 高温超伝導の研究は重要です。
 もっと安価なMRI等が実現するはず。
 
 
>本研究により、電子の背後の「立役者」
>をめぐる長年の論争が解決され、
>電子と格子振動の間のやりとりの様子
>が、鮮明に描き出されました。
 
>本成果は、高温超伝導の研究を次の段階
>に導く突破口として、
>基礎および開発研究への波及効果が
>見込まれます。
 
>今回得られた知見は、電子と格子振動の
>やりとりの観点から、
>さらなる高温超伝導体の探索を導く指針
>を与え、高温超伝導体を用いた
>無損失送電線や超強力電磁石の材料開発
>を促進するものと期待されます。
 
 
 大いに期待したい。

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2017年7月 7日 (金)

植物への病原菌感染に新機構 植物の病原菌感染を防ぐ画期的な薬剤の開発に期待

2017年5月17日
東北大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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発表のポイント
 
・植物病原菌感染の新しい仕組みの解明
 
・病原菌感染と害虫に対する植物の抵抗性
 はコインの裏表の関係で、
 同時に強化することはできないと
 されていたが、それを復す発見
 
・植物の病原菌感染を防ぐ画期的な薬剤
 の開発につながる
 
 
-----
概要
 
 世界の農作物生産量の15%は
病害によって失われており、
これは5億人分の食料に相当します。
 
 病害による農作物損失の解決は
世界的課題です。
 
 植物病原菌は、葉の表面の開口した
気孔から植物体内に侵入して感染します。
 
 これに対して植物は、気孔を閉鎖して
感染を防ぎます。
 
 さらにこれに対抗して病原菌は、
病原因子を分泌して気孔を再開口させ、
体内に侵入します。
 
 病原因子は植物の虫害に対する
抵抗性機構をハイジャックして作用する
ため、その作用を抑えて感染に対する
抵抗性を高めると、虫害に対する抵抗性が
低下するというジレンマがありました。
 
 東北大学大学院理学研究科上田実教授、
理化学研究所袖岡有機合成化学研究室
/環境資源科学研究センター袖岡幹子
主任研究員
/グループディレクター、
名古屋工業大学材料科学フロンティア
研究院築地真也教授らは、
病原因子の気孔再開口作用に、
これまで知られていた機構以外にも
小胞体の関与するバイパス機構が
関与することを発見しました。
 
 新規機構は、虫害への抵抗性には
影響しないことから、
この新規機構に基づいて、植物の病原菌
感染を防ぐ画期的な薬剤の開発が
期待されます。
 
 
詳細は こちら
---------------------------------------
 
 「5億人分の食料に相当」ってすごい量
ですね。
 
 「アルキンタグ生細胞
  ラマンイメージング技術」
 高度な技術のようです。
 
 ジレンマもあり、解析が難しかった
ということのようです。
 
 
>細菌感染と虫害に対する植物の抵抗性
>は、互いにコインの裏表の関係にあり、
>片方を強化するともう片方が弱体化する
>というジレンマがありましたが、
>これを復す発見と言えます。
 
>この新規機構に基づいて、
>植物の病原菌感染を防ぐ画期的な薬剤
>の開発が期待されます。
 
 
 画期的な薬剤が開発されると良い
ですね。期待しています。

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2017年7月 6日 (木)

敗血症の進行を抑えることに成功 ~CD300f の機能阻害薬による敗血症治療への可能性~

2017.6.30
順天堂大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 順天堂大学大学院医学研究科・アトピー
疾患研究センターの伊沢久未助教、
北浦次郎先任准教授らの研究グループは、
マウスにおいて免疫細胞の受容体CD300f*1
を標的とした敗血症の治療法を
開発しました。
 
 マウスの敗血症性腹膜炎モデル
において、敗血症進行への分子メカニズム
を明らかにし、CD300fとそのリガンド
(特定の受容体に特異的に結合する物質)
である脂質セラミドの結合を阻害する薬剤
の投与により、マウスの致死率を
劇的に改善させることに成功しました。
 
 この成果は今後の敗血症の治療に
大きく道を開く可能性を示しました。
 
 本研究は英科学雑誌Scientific Reports
電子版に6月27日付けで発表されました。
 
 
-----
本研究成果のポイント
 
・CD300f の機能を阻害する薬剤は
 敗血症性腹膜炎の致死率を劇的に改善
 
・CD300f とセラミドの結合は
 大腸菌によるマスト細胞*2と
 好中球*3の活性化を抑制
 
・CD300f を標的とする免疫賦活化薬
 による敗血症治療の可能性
 
 
詳細は こちら
---------------------------------------
 
 免疫力を向上させるという方法ですね。
 
 
 
>ヒトCD300fの機能を抑える
>ヒト型CD300f抗体や低分子化合物を
>薬剤にできれば、自然免疫を賦活化する
>ことにより、細菌感染症から敗血症への
>進展を抑える新たな治療法を確立
>できると期待しています。
 
>この薬剤は抗菌薬とは全く異なる機序で
>作用するので、抗菌薬との併用も
>可能であると考えられます。
 
>また、感染巣が不明な感染初期の患者
>や敗血症が進行した免疫抑制状態の
>患者にも有効な可能性があります。
 
>本研究成果を基に、画期的な
>敗血症治療薬の開発が進むことが
>期待されます。
 
 
 期待しています。

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2017年7月 5日 (水)

アンモニアを直接燃料とした燃料電池による1キロワットの発電に成功

平成29年7月3日
京都大学
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 アンモニアを直接燃料とした
固体酸化物形燃料電池(SOFC)注1)
で、世界最大規模(1キロワット(kW)
クラス)の発電に成功しました。
 
 国立大学法人 京都大学、
株式会社ノリタケカンパニーリミテド、
株式会社IHI、株式会社日本触媒、
株式会社豊田自動織機、
三井化学株式会社、
株式会社トクヤマは共同研究により、
アンモニア燃料電池の世界最大規模の
発電に成功しました。
 
 アンモニア(NH3)はそれ自身が
水素を多く含んでおり、
エネルギーキャリア注2)として
期待されています。
 
 今回、アンモニアを燃料として
直接SOFCスタック注3)(図1)に
供給し、1kWの発電に成功しました
(図2:発電結果、発電効率)。
 
 これまでも小規模な発電には成功して
いましたが、研究開発の結果、
汎用SOFCと同程度の発電出力を
達成できたことで、アンモニアが
SOFCの燃料として適しており、
有害物質や温暖化ガスの発生を伴わない
発電が実用規模まで拡大できる可能性を
示すことができました。
 
 アンモニアのエネルギーキャリア
および燃料としての利用技術の
大きな進展となり、CO2フリー発電の
実現が期待されます。
 
 この技術の詳細は、
2017年7月9日~12日に
チェコ共和国プラハで開催される
「The 7th World
 Hydrogen Technology
 Convention」で発表されます。
---------------------------------------
 
 良いですね。
 CO2フリー発電の実現に期待したい。
 
 
 
>アンモニア燃料を用いて1kW級の
>コンパクトなパッケージ実証機を
>作製し、運転を行う予定です。
 
>将来的にアンモニア燃料電池は、
>分散型電源として業務用の発電などへの
>展開も期待されます。
 
 
 商用化までにはまだ時間がかかる
かな?
 
 アンモニアは水素より作成効率が
良いので期待したい。
 
 水から電気分解での水素製造は
あまりに効率が悪い。
 
 関連リンク
 
 
 アンモニアを合成する方法は
いろいろあるので期待出来ると
思う。

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2017年7月 4日 (火)

画期的な核酸医薬、スピード承認 神経難病の治療薬

2017/7/3
日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 DNAやRNAといった遺伝情報を
つかさどる物質を利用する「核酸医薬」で
遺伝子に作用する画期的なタイプが3日、
厚生労働省で初めて承認された。
 
 米バイオジェンの「スピンラザ」は
脊髄性筋萎縮症(SMA)と呼ぶ
神経難病の初の治療薬となる。
 
 核酸医薬は次世代のバイオ医薬品として
注目されており、国内外の製薬会社の
開発に弾みが付きそうだ。
 
-----
 
 なお、同薬の薬価は通常なら8月に
決まる。
 米国では1瓶1400万円の値段が付く。
 最初の1年は8400万円、2年目以降は
年4200万円の薬剤費となる。
---------------------------------------
 
 核酸医薬、これから重要な選択肢に
なるとは思いますが、あまりに高額、
医療財政破綻します。
 
 関連投稿です。
 
 
 考えなくてはいけないですね。
 
 個々人の「生き方」が問われる
時代になる?

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2017年7月 3日 (月)

脳卒中後に出現する第2の貪食(どんしょく)細胞「貪食性アストロサイト」の発見~脳卒中の予後・治療に期待~

2017年6月22日
国立大学法人山梨大学
大学共同利用機関法人自然科学研究機構
生理学研究所
慶應義塾大学医学部
国立大学法人新潟大学
国立大学法人群馬大学
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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概要
 
 山梨大学医学部薬理学講座
小泉修一教授及び森澤陽介研究員
(研究当時、現東北大学助教) らの
研究グループは、生理学研究所
鍋倉淳一教授、大野伸彦准教授
(現自治医科大学)、
慶應義塾大学医学部 岡野栄之教授、
新潟大学大学院医歯学総合研究科
竹林浩秀教授、
群馬大学生体調節研究所
佐藤幸市准教授とのチームと共同で、
マウスを使った実験によって、
脳卒中(脳梗塞)による傷害後期に、
これまでおとなしい神経組織の支持細胞と
考えられてきた「グリア細胞[1]」
の一種、アストロサイト[2]が
貪食能[3]を獲得し
(貪食性アストロサイト)、
死細胞断片などの不要物質を貪食する
(食べる)ことにより脳内から除去する
こと、およびその分子メカニズムの一端を
明らかにしました。
 
 これらの働きは主に、神経機能の回復に
重要と考えられている時期および場所
(梗塞辺縁部 (ペナンブラ)[4]) で
観察されたことから、脳梗塞後の
組織の修復及び再構築と大きく関与し、
脳梗塞の予後に影響している可能性が
示唆されました。
 
 本研究成果は、
Nature Communications誌に掲載されます
(日本時間平成29年6月22日午後6時
オンライン版掲載予定)。
---------------------------------------
 
 新しい発見ですね。
 
 
 
>本研究によって、脳梗塞後に、
>アストロサイトが貪食性を獲得する
>こと、及びその分子メカニズムが
>明らかになりました。
 
>また、貪食性アストロサイトの活動が、
>脳梗塞の予後に大きく影響する可能性が
>示唆されました。
 
>今後は、アストロサイトの貪食が、
>梗塞辺縁領域の修復・再構築に与える
>影響を精査し、そのコントロールを
>可能とする薬物等を見出すことにより、
>アストロサイトの視点から脳卒中の予後
>及びリハビリ等に役立つ戦略開発に
>結びつけたいと考えています。
 
 
 大いに期待したい。

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不揮発性磁気メモリーMRAMのための3次元積層プロセスを開発~新世代単結晶MRAM製造の可能性を拓く~

平成29年5月16日
産業技術総合研究所
科学技術振興機構(JST)
内閣府政策統括官
(科学技術・イノベーション担当)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
ポイント
 
○MRAMの3次元積層プロセス技術を
 初めて実現。
 
○3次元積層プロセスによる
 MRAM動作特性の劣化が無いことを
 実証。
 
○単結晶薄膜の使用による
 MRAMの超高性能化の可能性を拓く。
 
 
-----
 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
(以下「産総研」という)
スピントロニクス研究センター
金属スピントロニクスチーム
薬師寺 啓 研究チーム長、
集積マイクロシステム研究センター
高木 秀樹 総括研究主幹、
ウエハレベル実装研究チーム
倉島 優一 主任研究員、
ナノエレクトロニクス研究部門
3D集積システムグループ
菊地 克弥 研究グループ長、
渡辺 直也 主任研究員は、
内閣府 総合科学技術・イノベーション
会議(CSTI)が主導する
革新的研究開発推進プログラム
(ImPACT)の佐橋 政司
プログラム・マネージャーの
研究プログラムの一環として、
次世代の不揮発性メモリー注1)である
磁気ランダムアクセスメモリー
(MRAM)注2)の3次元積層注3)
プロセス技術を開発した。
 
 MRAMは垂直磁化TMR素子注4)を
ベースとする記録ビットと、
ビット選択に用いる半導体トランジスタ
(CMOS)注5)、
金属配線(通常、多結晶の銅配線)
からなり、通常、垂直磁化TMR素子薄膜
(TMR薄膜)は、CMOS形成後に
金属配線上に直接形成される
(逐次積層)。
 
 MRAMの大容量化には、原子レベルの
不均一性や凹凸によるTMR薄膜の
バラツキ抑制や、材料の選択が重要だが、
多結晶銅配線上へのTMR薄膜形成では
バラツキ抑制や材料の選択肢には
限界がある。
 
 今回、CMOS形成ウエハー
(今回は銅電極形成ウエハーで代用)と
TMR薄膜ウエハーを別体形成した後に
圧着して接合する、
3次元積層プロセス技術による
TMR素子の作製に世界で初めて
成功した。
 
 この技術開発によりウエハーの別体形成
が可能になったことで、薄膜のバラツキが
極めて小さく、高性能材料候補の選択肢が
広い単結晶材料注6)をMRAM製造に
用いる目途が立った。
 
 これにより、MRAMの飛躍的な
大容量化と高性能化につながると
期待される。
 
 この技術の詳細は、
2017年5月15日に
「Applied Physics
 Express」にオンライン掲載
された。
---------------------------------------
 
 次世代の不揮発性メモリー(MRAM)
の製品化に目処がたったということ
ですね。素晴らしい。
 
 世界をリードして貰いたい。
 
 
 
>現在、単結晶TMR薄膜の開発を
>進めている。
 
>今後2年以内に単結晶TMR薄膜と
>CMOSウエハーの3次元積層プロセス
>を確立し、
 
>5年以内に3次元積層MRAMの
>製品開発の着手を目指す。
 
 
 スケジュール通り実現出来るよう
大いに期待しています。

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2017年7月 2日 (日)

死の熱波の脅威 80年後に人類の4分の3が直面

2017/7/1
NATIONAL GEOGRAPHIC
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 現在、世界の30%の人々が、
死に至る恐れのある暑さに
年間20日以上襲われていることが、
新たな研究によってわかった。
 
 こういった熱波は気候変動によって
大きく広がっている。
 
 それはまるで山火事が広がる
かのようだ。
 
 2017年6月19日に気候変動に関する
専門誌「Nature Climate Change」に
掲載された分析によると、
二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を
大幅に削減しない限り、
2100年には最大で世界の4分の3の人々が
熱波による死の脅威に直面することに
なる。
 
 温室効果ガスの削減に成功したとしても、
2人に1人はその熱波の中で少なくとも
20日を過ごさなければならない。
 
 論文の筆頭著者である米ハワイ大学
マノア校のカミロ・モラ氏は、
「死者の出る熱波はありふれたもの
 になっている。なぜ社会として
 この危機に関心を向けることが
 ないのか、理解できない」と記す。
 
「2003年に発生したヨーロッパの
 熱波では、約7万人が死亡した。
 これは、9.11の死者数の20倍以上
 にあたる」
---------------------------------------
 
 怖ろしい話しです。
>「2003年に発生したヨーロッパの
> 熱波では、約7万人が死亡した。
> これは、9.11の死者数の20倍以上
> にあたる」
 
 
>論文の筆頭著者である米ハワイ大学
>マノア校のカミロ・モラ氏は、
>「死者の出る熱波はありふれたもの
> になっている。なぜ社会として
> この危機に関心を向けることが
> ないのか、理解できない」と記す。
 
 
 同感です。
 世界の大国は率先して対策に
当たらないといけないはず。
 「自己中」では何とも情けない。

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糖尿病治療の重篤な副作用に対する特効薬~細胞が持つ酸素濃度センサーを治療標的に~

2017/06/30
九州大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 九州大学生体防御医学研究所の
南嶋洋司特任准教授および
慶應義塾大学医学部医化学教室・麻酔学
教室の研究グループは、
第一三共株式会社との共同研究を通じて、
糖尿病治療薬メトホルミンの致死的な
副作用である乳酸アシドーシスに対して、
低酸素状態に対する生体応答反応
(低酸素応答)を活性化する薬剤が
治療薬として極めて有効であることを
明らかにしました。
 
 メトホルミンは、世界で最も多く
処方されている2型糖尿病の治療薬ですが、
血糖を低下させる作用以外にも
癌細胞の増殖抑制・発癌率の低下・寿命の
延長などの様々な作用を有することが
報告されつつあります。
 
 60年以上使用されている古い薬であり
薬価が安いことから、今後世界中で
内服者数が増加することが予想されます。
 
 しかし腎機能が低下した人が
メトホルミンを内服すると、
致死率が約50%と極めて高い
『メトホルミン関連乳酸アシドーシス
(MALA)』が副作用として発症してしまう
ことが問題でした。
 
 本論文では、酸素濃度センサー分子
であるプロリン水酸化酵素PHDの酵素活性
を抑制する薬剤(PHD阻害剤)によって
乳酸からのブドウ糖の合成(糖新生)に
関与する遺伝子群の発現が上昇し、
血中乳酸の肝臓や腎臓への取り込みが
亢進することによって乳酸アシドーシスを
発症したマウスの生存率を劇的に
改善できることを明らかにしました。
 
 このことはこれまで対症療法しか
治療法がなかった乳酸アシドーシス
に対してPHD阻害剤が特効薬となり得る
可能性を示しました。
 
 本研究成果は、2017年6月12日に
米国科学雑誌「Molecular and Cellular
Biology」のオンライン版に
掲載されました。
http://dx.doi.org/10.1128/MCB.00248-17
 
 
本研究についての詳細は こちら
---------------------------------------
 
>これまで対症療法しか
>治療法がなかった乳酸アシドーシス
>に対してPHD阻害剤が特効薬となり得る
>可能性を示しました。
 素晴らしい。
 
 しかも60年以上使用されている古い薬
であり薬価が安いとのこと。
 
 
 
>全世界で 1 億 2 千万人以上が
>服用しているメトホルミンは
>優れた糖尿病治療薬ですが、
>発症頻度は低いながらも
>ひとたび発症すると致死的な
>乳酸アシドーシスが副作用として
>知られていました。
 
>今回の研究成果により、
>メトホルミン内服に限らず、
>致死的乳酸アシドーシスへの
>確実な救済策が確立されれば、
>と思います。
 
 
 そうなって欲しいですね。
 期待しています。

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2017年7月 1日 (土)

触媒活性指標の回転数が一桁高い190万回を実現 ―極めて高い活性を示す固定化ロジウム触媒を開発―

2017.06.28
東京工業大学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
要点
 
○シリカにロジウムとアミンを同時に固定
 した触媒によってオレフィンの
 ヒドロシリル化反応における190万回の
 触媒回転数を達成
 
○貴金属触媒量の大幅な低減に成功し、
 シリコーンの持続的供給に貢献
 
○固体表面におけるロジウムとアミンの
 「協奏効果」によって反応が促進
 
 
-----
概要
 
 本学物質理工学院の本倉健講師と
前田恭吾大学院生らは、
オレフィンのヒドロシリル化反応に
極めて高活性を示す固定化ロジウム触媒を
開発しました。
 
 この触媒では、活性・安定性の
指標となる触媒回転数
(触媒1分子が目的とする反応を
進行させた回数)が190万回に達すること
を発見しました。
 
 この値は従来よりも一桁高い値です。
 
 ヒドロシリル化反応の生成物である
有機ケイ素化合物は、シリコーン製造工業
で用いられる重要な化合物です。
 
 本触媒の発見により、有機ケイ素化合物
の合成反応における貴金属の使用量を
大幅に低減することが可能となります。
 
 世界中で広く利用され需要が高い
シリコーンの持続的な供給につながる発見
です。
 
 固体表面でのロジウムとアミンの
「協奏効果」によって反応が促進される
ことも明らかにしました。
 
 本研究成果は米国科学誌
「エーシーエス・キャタリシス
(ACS Catalysis)」オンライン速報版に
2017年6月19日に公開されました。
---------------------------------------
 
 触媒回転数190万回だそうです。
この値は従来よりも一桁高い値だそう
です。凄いですね。
 
 
 
>本触媒を用いることで、貴金属使用量を
>大幅に減らした有機ケイ素化合物の合成
>が可能となります。
 
>今後、固体表面での錯体構造に加えて、
>2つの活性点の配置をチューニングする
>ことによっても、さらなる活性向上が
>見込まれます。
 
>また、ロジウムよりも安価な金属を
>用いる場合でも、活性点集積の
>コンセプトに基づいた高活性触媒が
>設計・開発できると思われます。
 
 
 良さそうですね。
 大いに期待したい。

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