死の熱波の脅威 80年後に人類の4分の3が直面
2017/7/1
NATIONAL GEOGRAPHIC
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
現在、世界の30%の人々が、
死に至る恐れのある暑さに
年間20日以上襲われていることが、
新たな研究によってわかった。
こういった熱波は気候変動によって
大きく広がっている。
それはまるで山火事が広がる
かのようだ。
2017年6月19日に気候変動に関する
専門誌「Nature Climate Change」に
掲載された分析によると、
二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を
大幅に削減しない限り、
2100年には最大で世界の4分の3の人々が
熱波による死の脅威に直面することに
なる。
温室効果ガスの削減に成功したとしても、
2人に1人はその熱波の中で少なくとも
20日を過ごさなければならない。
論文の筆頭著者である米ハワイ大学
マノア校のカミロ・モラ氏は、
「死者の出る熱波はありふれたもの
になっている。なぜ社会として
この危機に関心を向けることが
ないのか、理解できない」と記す。
「2003年に発生したヨーロッパの
熱波では、約7万人が死亡した。
これは、9.11の死者数の20倍以上
にあたる」
---------------------------------------
怖ろしい話しです。
>「2003年に発生したヨーロッパの
> 熱波では、約7万人が死亡した。
> これは、9.11の死者数の20倍以上
> にあたる」
>論文の筆頭著者である米ハワイ大学
>マノア校のカミロ・モラ氏は、
>「死者の出る熱波はありふれたもの
> になっている。なぜ社会として
> この危機に関心を向けることが
> ないのか、理解できない」と記す。
同感です。
世界の大国は率先して対策に
当たらないといけないはず。
「自己中」では何とも情けない。
| 固定リンク
« 糖尿病治療の重篤な副作用に対する特効薬~細胞が持つ酸素濃度センサーを治療標的に~ | トップページ | 不揮発性磁気メモリーMRAMのための3次元積層プロセスを開発~新世代単結晶MRAM製造の可能性を拓く~ »
「経済・政治・国際ニュース」カテゴリの記事
- ウミガメの99%がメスに! 豪で深刻、海水温の上昇(2018.01.20)
- 涙を誘う、餓死寸前のホッキョクグマ 温暖化の影響(2018.01.19)
- 氷山の一角から見えてきたもの -日本の研究力を維持するために-(2017.09.02)
- 死の熱波の脅威 80年後に人類の4分の3が直面(2017.07.02)
- 原発処理費用、22兆円のウソとそのワケ(2017.04.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント