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2017年6月25日 (日)

神経軸索変性による神経機能不全の改善に成功~ペリー症候群の治療法確立へ前進~

2017.6.22
順天堂大学 プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 順天堂大学大学院医学研究科神経学の
服部信孝教授、
パーキンソン病病態解明研究講座の
今居譲先任准教授の研究グループは、
パーキンソン病の一種である
ペリー(Perry)症候群でみられる
神経軸索変性による神経機能不全を
改善する方法を開発しました。
 
 ペリー症候群は原因遺伝子 DCTN1*1の
変異により発症します。
 
 本研究ではDCTN1の変異を神経細胞に
導入した疾患モデル動物
(ショウジョウバエ)を用い、
ペリー症候群が神経終末*2の機能不全で
起こることを明らかにしました。
 
 さらに、疾患の鍵となる分子
TDP-43*3の発現量を遺伝子操作で
減らすことにより神経終末の障害を
改善させることに成功しました。
 
 この成果は指定難病である
ペリー症候群の治療法の開発に
大きく道を拓く可能性があります。
 
 本研究成果は医学誌EBioMedicine
電子版に早期公開版として、
2017年6月9日付けで発表されました。
 
 
プレスリリース詳細は こちら
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 良いですね。
 
 
 
>TDP-43の神経細胞内での量を適切に
>コントロールすることで、
>病態を大きく改善可能なことが
>分かりました。
 
>この発見は、TDP-43
>プロテイノパチー全体に対して、
>効果的な予防法・治療法の開発の
>ヒントを与えるものです。
 
>今後も私たち研究グループは、
>臨床応用のための研究を進めて
>いきます。
 
 今後の研究に期待しています。

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血友病のマウス 遺伝子「ゲノム編集」で治療成功

2017年6月23日
NHK NEWS WEB
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画があります。
 
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 自治医科大学などの研究グループは、
出血が止まりにくくなる血友病という病気
のマウスを、最新の技術を応用して
遺伝子を操作することで根本的に治すこと
に国内で初めて成功し、
10年後を目標に患者の臨床研究を
行いたいとしています。
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 「ゲノム編集」でしか根治治療が
出来ない疾患が多くあるはずで、
安全性の担保をどう考えるのか?
 
 困難な部分が多々あると思いますが、
日本も積極的に挑戦して欲しいと
思っています。

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2017年6月22日 (木)

ケトンの不斉ホウ素化反応の開発に初めて成功

2017/5/10
北海道大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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研究成果のポイント
 
・これまで報告例がなく達成が難しいと
 されていたケトン*1の
 不斉ホウ素化*2に,世界で初めて
 成功。
 
・これにより,医薬品や機能性化学物質の
 開発が加速。
 
・反応のメカニズムを計算化学の手法を
 用いて解明。
 
 
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研究成果の概要
 
 光学活性*3有機ホウ素化合物は,
医薬品や液晶などの機能性材料の原料
 となるため,重要な化合物群です。
 
 今回,北海道大学大学院工学研究院の
伊藤 肇教授らの研究グループは,
ホウ素の近くに水酸基と不斉構造をもつ
光学活性化合物の合成法の開発に
世界で初めて成功しました。
 
 この研究では,これまで難しいとされ,
研究報告例のなかったケトン化合物の
光学活性銅(I)触媒による不斉ホウ素化に
成功したことが鍵となっています。
 
 この反応は様々な脂肪族ケトン化合物に
用いることができるため,多くの
光学活性有機ホウ素化合物を
高収率かつ高選択的に製造できるように
なりました。
 
 また,触媒の働きを計算化学的方法
によって明らかにできたため,
さらに高効率な触媒の開発への展開も
期待できます。
 
 本研究により,様々な医薬品や
機能性化学物質の候補化合物が
得られるようになり,その開発が
加速することが期待されます。
 
 なお,本研究成果は
化学系トップジャーナルの一つである
Angewandte Chemie International Edition
で公開されました。
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 良さそうな成果ですね。
 
 
 
>本反応で得られた光学活性有機化合物
>から,医薬品や機能材料の候補化合物が
>容易かつ迅速に合成できる可能性が
>高まりました。
 
>触媒の働きを計算化学的方法によって
>明らかにできたため,さらに高効率な
>触媒の開発も期待できます。
 
>ケトンだけではなく,不斉合成への応用
>が一般的には難しかった末端アルケンや
>ケチミンと呼ばれる化合物に対しても
>本方法が適用できるよう,
>研究を進めます。
 
 
 世界で始めてということなので
是非、この成果が新しい医薬品や
機能材料の合成に役立つことを
大いに期待しています。

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中枢神経の再生を阻害するグリア瘢痕の形成を抑えることに成功~脳や脊髄の再生医療における画期的な成果~

2017.06.20
九州大学研究成果
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 九州大学大学院医学研究院の
岡田誠司准教授と医学系学府博士4年
・九州大学病院整形外科の原正光医師らの
研究グループは、哺乳類の脳や脊髄で
傷ついた神経が再生しない主要な原因
であるグリア瘢痕の形成メカニズムを
解明し、このグリア瘢痕の形成を抑える
ことが脊髄損傷の新しい治療法に
繋がることを、マウスを使った実験で
明らかにしました。
 
 手足などの末梢神経は傷ついても
少しずつ再生しますが、脳や脊髄などの
中枢神経はほとんど再生しないので、
脳梗塞や脊髄損傷後には麻痺などの
重い後遺症が残ります。
 
 その大きな原因として、哺乳類の
中枢神経では損傷部の周りで
アストロサイトという細胞が反応して
グリア瘢痕と呼ばれるかさぶたのような
組織を形成し、神経の再生を妨げることが
挙げられます。
 
 これまで、このグリア瘢痕が形成される
反応は一方通行であり、非可逆的なものと
考えられてきましたが、そのメカニズムや
瘢痕形成を抑える方法は不明でした。
 
 本研究グループはセルソーターという
装置を用いて損傷を加えた脊髄から
アストロサイトを選択的に回収し、
再度正常な脊髄に移植することで、
グリア瘢痕が形成される反応は
一方通行ではなく、アストロサイトが
置かれた環境によって変化するもので
あることを証明しました。
 
 特に、アストロサイトが
1型コラーゲンと反応して
カドヘリンという細胞接着因子を
発現させることでグリア瘢痕が形成される
ことを明らかにしました。
 
 さらに、この反応を阻害して
脊髄損傷後のグリア瘢痕の形成を抑えると、
損傷部を越えた神経再生が起こり、
麻痺の回復が促進されることを
発見しました。
 
 本成果により、今後、グリア瘢痕形成を
ターゲットとした新しい中枢神経損傷の
治療開発が期待されます。
 
 本研究成果は、2017年6月19日(月)
午後4時(英国夏時間)に
英国科学雑誌『Nature Medicine』
オンライン版で発表されました。
 
 
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研究者からひとこと
 
 近年iPS細胞や神経幹細胞が
中枢神経再生の新しい治療として
期待されていますが、すでにグリア瘢痕が
形成された慢性期の患者さんに
細胞を移植しても瘢痕が再生を阻害して
しまいます。
 
 本成果によってグリア瘢痕形成が
抑えられるようになると、
このような患者さんにも幹細胞移植との
相乗的な治療効果が期待できるように
なるのではないかと考えられます。
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 グリア瘢痕ね~
 グリア瘢痕形成を押さえることが重要
なようです。
 
 
 
>グリア瘢痕形成が抑えられるように
>なると、このような患者さんにも
>幹細胞移植との相乗的な治療効果が
>期待できるようになるのではないか
>と考えられます。
 
 
 脊髄損傷などへの幹細胞移植の
効果がより期待出来るように
なりそうですね。

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2017年6月21日 (水)

日本の農業を土から変える 「微生物」。

2017.06.19
立命館大学トピックス01
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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〈久保幹・生命科学部教授〉
 
 本の化学肥料や化学農薬の使用量は
世界で1、2位を争うという衝撃的な
データがある。
 
 規制の厳しい欧州諸国などと比べると
その量は数倍から10倍にもなるとも
いわれている。
 
 「問題は化学肥料や農薬の使用量
  だけではありません。それらが長く
  使われた農地で育つ野菜は栄養素も
  著しく低いことです」
と久保幹は語る。
 
 化学肥料と化学農薬を使った農業が
慣行化したこの50年の間に
ニンジンのビタミンA含有量は
およそ3分の1、
ホウレンソウのビタミンC含有量は
4分の1以下に減っているという。
 
 化学肥料の使用が慢性化した土壌と
自然の土壌との大きな違いは
「微生物」だ。
 
 かつての農地では落ち葉や動物の糞尿
などの有機物を土中の微生物が無機物に
分解し、それを肥料に作物が育った。
 
 しかし化学肥料は分解されることなく
植物に吸収されるため、
エサとなる有機物を失った微生物は
死滅してしまう。
 
 久保の調査によると、日本には微生物が
計測できないほど「ゼロ」に近い農地が
少なくないという。
 
 微生物のいない土壌では植物病原菌や
病害虫が繁殖しやすくなり、
それがまた農薬の使用を招くという
悪循環に陥っている。
 
 食の安全のためにも化学肥料や農薬を
含まない「健康な野菜」を作ることが
望まれるが、長年化学肥料や農薬が
使われた農地でやみくもに有機農業を
実践しても急に作物は育たない。
 
 「まずは土中の物質循環を取り戻す
  ため、そのエンジンとなる微生物を
  増やす必要があります」
と言う久保は、「微生物」をキーワードに
「サイエンス」で日本の有機農業の再生を
後押ししようとしている。
 
 その道しるべとなるのが久保の開発した
土壌肥沃度指標
“SOFIX(Soil Fertility Index)”だ。
 
 SOFIX”で土壌の肥沃度を診断できる
ようになると、次はそれに基づいて
実際に土壌の改善に取り組むことが
できる。
 
 「診断結果に基づいて炭素量と窒素量の
  バランスが最適になるように
  良質なたい肥や有機資材を投入し、
  多様な微生物が増える土壌をつくる
  ことがスタートです」と久保。
 
 こうして土壌が改善され、
多様な微生物が増殖する環境が整うと、
驚くことに化学肥料や農薬を用いた
場合以上に植物の生長成長が促進される
という。
 
 久保は植物工場やSOFIX実験圃場で
“SOFIX”に基づく農地環境の改善を
実施。
 
 そこでトマトや小松菜など5品種の野菜
を栽培し、化学肥料を用いた農法より
丈夫に大きく育ち、収量も増加することを
確かめている。
 
 実証実験と並行して全国の農地の
肥沃度を“SOFIX”で診断した結果を
蓄積。
 
 データベースにはすでに4000を数える
症例が蓄積されている。
 
 それらの分析結果を研究に役立てながら、
全国の農家から依頼を受け、
農地の改善指導も進めている。
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>この50年の間にニンジンの
>ビタミンA含有量はおよそ3分の1、
>ホウレンソウのビタミンC含有量は
>4分の1以下に減っている
 知りませんでした。
 
 農水省はどう考えているのかな?
 生産効率ばかりしか考えていない?
 世界に負けること?
 
 
 知らないうちに日本の農業は怖ろしい
状況になりつつあるようです。
 
 化学肥料や農薬づけの農業。
 
 今こそ、どうあるのが正しい農業なのか
真剣に考えるべき時なのだと思います。
 
 その意味で久保幹・生命科学部教授の
研究は素晴らしい。
 陰ながら応援しています。

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2017年6月20日 (火)

数学を使って粉体が結晶になる際の構造の変化を解明

平成29年5月12日
東北大学 材料科学高等研究所(AIMR)
オーストラリア国立大学
(Australia National University)
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東北大学 材料科学高等研究所
(AIMR)の平岡 裕章 教授、
東北大学 大学院理学研究科
・日本学術振興会特別研究員DCの
竹内 博志 大学院生、
およびオーストラリア国立大学の
モハメド・サーダットファー 博士
を中心とした研究グループは、
数学的手法を開発し、粉体の結晶化過程
における新たな構造記述を発見することに
成功しました。
 
 粉体はエネルギー散逸性注1)を
持っていますが、その結晶化過程は
非常に複雑であり、構造を理解するために
適切な記述法を開発することが
長年求められていました。
 
 本研究グループは、トポロジー注2)を
応用することで、結晶化過程における
粉体中の空洞構造の統一的な記述法を
開発することに成功しました。
 
 粉体はマクロスコピックな性質を持ち、
さまざまな物質のモデルとなることから、
空洞を適切に記述することが重要になる
土壌問題や地質学などの諸分野への応用も
期待されます。
 
 本成果は、平成29年5月12日18時
(日本時間)に
「Nature
 Communications」
オンライン速報版に掲載されます。
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 定式化出来たことは素晴らしいこと
です。
 定量化は理解を深めるための重要な
一歩だと思います。
 
 
 
>今回の数学的手法を用いた粉体の
>構造解析に関する成果は、
>粉体の基礎研究から応用研究までの
>広い分野に大きなインパクトを与える
>ものであり、今後パーシステント図を
>用いた粉体の結晶化の更なる特徴づけに
>ついて、理解が進むことが
>予想されます。
 
>また今回の成果は、自然界に現れる
>粉体系の力学的構造安定性、
>振動による凝集、地質の流動性など、
>物質の空隙を理解することが
>必要不可欠なさまざまな現象に対しても
>新たな知見を与えるものであり、
>さらに純粋な粉体に留まらない
>広範な物質の構造解析への応用も
>期待されます。
 
 
 今回の成果をベースとしてさらに
広範な物質の構造解析への応用にも
期待したい。

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奏効率94%のCAR-T免疫療法が多発性骨髄腫の治療にも到来 ASCO2017

2017/06/16
オンコロ
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 不治の病とされる多発性骨髄腫の
治療目標は「完治」でなく
「延命」となる。
 
 新規薬剤により多発性骨髄腫の
全生存期間(OS)、
無病悪生存期間(PFS)は延長できる時代
になったが、完治を目指すまでには
至っていない。
 
 これが2017年現在の多発性骨髄腫の
現状になる。
 
 しかし、この現状を改善する
可能性についての研究報告が、
6月5日に米国臨床腫瘍学会(ASCO2017)で
発表された。
 
 その研究報告とは、
再発難治性多発性骨髄腫患者に対する
CAR-T療法
(キメラ抗原受容体を用いたT細胞療法)
となる。
 
 
-----
 
 以上のように、CAR-T療法により
再発難治性多発性骨髄腫の治療でも
完治を望める可能性がASCO2017の研究報告
で示唆された。
 
 しかし、研究期間の短さ、
特有の合併症など、CAR-T療法を臨床に
応用するために解決すべき課題がある。
 
 不治の病とされる多発性骨髄腫の治療
に一縷の希望が持たらされたことを
素直に嬉しく思うと共に、
多発性骨髄腫に対するCAR-T療法の
さらなる発展を切に願う。
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 そうですね。
 
 根治治療になる治療法が実現される
ことを切に願っています。
 
 難病に分類されている疾患の多くの
現実はそうですね。

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2017年6月19日 (月)

重力波の検出に成功 30億年前のブラックホール衝突

2017/6/17
日経電子版
NATIONAL GEOGRAPHIC
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 遠い昔、はるか彼方の球状星団の中で、
2つの奇妙な大質量ブラックホール
どうしが衝突して融合した。
 
 このときに解放された膨大なエネルギー
は時空の構造をゆがめ、さざ波のように
宇宙を広がっていった。
 
 2017年初め、地球の
レーザー干渉計重力波観測所(LIGO)が、
このさざ波をとらえた。
 
 重力波の直接検出としては3例目だ。
 
 重力波は、宇宙を観測するための
新たな方法となることが期待されている。
 
 重力波ははるか遠くにある
ブラックホールの成長や位置のほか、
2つのブラックホールがお互いのまわりを
回転しながら死を迎える様子についても
教えてくれる。
 
「宇宙は謎でいっぱいです。私たちは
 ブラックホールがどのように生まれて
 くるのかわかっていると思って
 いましたが、知らないことが
 まだまだたくさんあるのだと
 思い知らされました」
と、カナダ、マギル大学の天体物理学者
ダリル・ハガード氏は語る。
 
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「ブラックホールの形成についての
 天体物理学理論は、ひっくり返されて
 しまいました」とハガード氏は言う。
 
「けれども、物理学自体はしっかりして
います」
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 地球に打ち寄せた時空のさざ波
良く捉えました。
 
 そのさざ波から多くの事がわかる
のですね。
 
 一般相対性理論は、非常によく
持ちこたえている。らしい。
 アインシュタイン達は素晴らしい。
 
 宇宙物理学者に取ってはまたとない
チャンスだったのでしょう。
 
 宇宙は謎でいっぱいだそうです。
 わくわくすることだと思います。
 
 見ることの出来ないブラックホール
について考える。
 
 羨ましいな。
 よく調べて教えてください。

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2017年6月18日 (日)

世界最薄!局在プラズモンシートで細胞接着ナノ界面の可視化が可能に

2017/06/16
広島大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 九州大学先導物質化学研究所の
玉田薫教授、岡本晃一准教授、
臼倉英治特任助教(現在名古屋大学)、
博士課程1年の増田志穂美らの
研究グループは、広島大学医歯薬保健学
研究科の柳瀬雄輝助教、
九州大学先導物質化学研究所の
木戸秋悟教授、久保木タッサニーヤー助教
らとの共同研究において、
細胞が接着した「ナノ界面」の構造を
高い時空間分解能で観察できる
「局在プラズモンシート」(※1)の
開発に成功しました。
 
 2014年のノーベル化学賞に代表される
ように、光の回折限界(※2)を超える
空間分解能を持つ超解像度顕微鏡(※3)
の開発が現在世界中で進められています。
 
 この技術によって生きた細胞内の
分子の観察が初めて可能になりましたが、
観察には非常に複雑で高価な装置が
必要でした。
 
 本研究グループでは、金属ナノ粒子が
規則配列した単層シートを蛍光観察基板
として用いることで、現在最も「薄い」
領域の観察に用いられている
全反射蛍光顕微鏡(※4)の約10分の1の
厚みの「ナノ」の領域のイメージングに、
世界で初めて成功しました。
 
 この観察には金属ナノ微粒子の持つ
「局在表面プラズモン」(※5)の効果
を利用しています。
 
 この局在プラズモンシートを用いれば、
細胞が接着した界面における「接着斑」
(※6)の高解像度イメージングや、
細胞内の分子の動きの高速観察を、
ほぼ全ての生化学系の研究室が持っている
汎用の蛍光顕微鏡下で行うことができます
(図2)。
 
 超解像度蛍光イメージングを身近なもの
にしてくれるこの技術は、
世界の生化学、医学の研究者の標準技術
となることが期待されます。
 
 本研究成果は、国際科学誌Natureの
姉妹誌である「Scientific Reports」
において、2017年6月16日(金)
午前10時(英国夏時間)に
公開されました。
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 「局在プラズモンシート」興味深い
です。
 
 
 
>この局在プラズモンシートを用いれば、
>細胞が接着した界面における
>「接着斑」(※6)の
>高解像度イメージングや、
>細胞内の分子の動きの高速観察を、
>ほぼ全ての生化学系の研究室が
>持っている汎用の蛍光顕微鏡下で
>行うことができます(図2)。
 
>超解像度蛍光イメージングを
>身近なものにしてくれるこの技術は、
>世界の生化学、医学の研究者の
>標準技術となることが期待されます。
 
 
 素晴らしい。
 大いに期待したい。

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2017年6月17日 (土)

世界初!光でほどけるらせん状人工ナノ線維の開発に成功 人工細胞からドラッグデリバリーまで幅広い分野への応用に期待

平成29年5月8日
国立大学法人 千葉大学
大学共同利用機関法人
高エネルギー加速器研究機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 千葉大学大学院工学研究科の
矢貝史樹准教授を中心とした
研究チームは、光を当てることで
「らせん構造」がほどける
人工のナノ線維の開発に成功しました。
 
 この成果は、思い通りのタイミングで
内包した物質を放出したり、あるいは
物質を取り込んだりすることができる
ナノ材料の開発へと発展することが
期待されます。
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 いろいろ応用が出来そうです。
 
 
 
>らせん構造内に内包された薬剤などを
>患部へ任意のタイミングで放出する
>ドラッグデリバリーシステムや、
>コンパクトに折りたたまれた
>らせん構造から網目のような
>線維ネットワークを一気に広げて
>物質を捕捉するナノシステムなど、
>生体機能を高度なレベルで模倣した
>スマートナノマテリアルへの発展が
>期待できます。
 
 
 そうですね。
 うまく発展出来ると素晴らしいと
思います。期待しています。

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世界最小・最軽量の100㎏級小型衛星・レーダの研究モデルが完成!~高精度(mm~cm精度)で自然災害の前兆を観測~

平成29年6月12日
国立大学学法人 千葉大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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研究成果のポイント
 
トピック1:驚異の小型化・軽量化を
     「糸、軽量化ばね材」で実現!
     既存の衛星が数百㎏~数トンの
     質量であることに対して、
     千葉大学発の小型SAR衛星は
     150kg以下に軽量化。
     アンテナは直径2~3.6m、
     質量は従来の約数十㎏から
     10㎏以下の軽量化に成功した。
トピック2:独自開発のレーダで
     地表観測精度が劇的に向上!
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 驚異的ですね。
 
 衛星の重さは数百㎏~数トン→150kg以下
 100億円以上の大幅なコスト削減が可能。
 
 打ち上げ費用も低減出来るはず。
 
 
 実現出来るよう祈っています。
 というか、信頼性に問題がなければ
採用すべきと思います。

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2017年6月16日 (金)

不織布培養細胞、無傷で回収 沖高専、世界初の技術開発 再生医療、脳梗塞などに活用期待

2017年6月14日
琉球新報
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 国立沖縄工業高等専門学校(名護市)
などの研究チームが13日までに、
再生医療の実現に向けた産業技術開発の
一環として、不織布で培養した細胞に
損傷を与えず回収する世界初の技術を
確立した。
 
 高専発の
バイオベンチャー企業・フルステム
(那覇市、千葉俊明社長)が
特許を出願し、新技術を応用して
治療用に大量の細胞を培養できる装置と
培養キットなどを開発する。
 
 培養した細胞は脳梗塞、肝硬変などの
治療に活用でき、装置などの開発が
成功すれば、再生医療の普及や
産業化につながる。
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 良さそうですね。
 
 
 
>装置などの開発が成功すれば、
>再生医療の普及や産業化につながる。
 
 
 まだ臨床までには時間がかかりそう
ですが、可能性は感じます。
バイオベンチャー、頑張ってください。

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2017年6月15日 (木)

カーボンナノチューブを用いた塗料で電磁波遮蔽

2017/06/12
産業技術総合研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
・99.9 %以上の電磁波遮蔽能を持つ
 塗布膜を、カーボンナノチューブ
 を用いた水性塗料で実現
 
・耐熱性が高く、長期安定性に優れ、
 曲げに強く、複雑形状部や可動部でも
 使用可能
 
・自動車用ワイヤーハーネスや
 ロボットなど、多様な分野での
 電磁波遮蔽対策への活用を期待
 
 
-----
概要
 
 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
(以下「産総研」という)
ナノチューブ実用化研究センター
CNT用途チーム 阿多 誠介 研究員、
堅田 有信 特定集中研究専門員、
物理計測標準研究部門_電磁気計測
研究グループ 加藤 悠人 研究員らは、
スーパーグロース法で作製した
単層カーボンナノチューブ(SGCNT)
を用いて、高い電磁波遮蔽しゃへい能
を持つ膜を形成する塗料を開発した。
 
 さまざまな電子機器の電磁波を遮蔽する
方法として、電子機器やそれに接続する
部品を金属の筐体きょうたいに収納する
方法が従来用いられている。
 
 最近では、電子機器の多様化や
小型軽量化に伴い、樹脂やゴムの
複雑な形状の筐体やそれらの材料で
覆われた部品が用いられることも
多くなっており、複雑な形状の筐体や
部品を基材として電磁波遮蔽塗料を
塗布し、電磁波遮蔽能を付与する方法が
注目されている。
 
 しかし、既存の電磁波遮蔽塗料は、
基材の選択性に制限があったり、
付与できる電磁波遮蔽能が低いなどの
課題があった。
 
 今回、電磁波遮蔽能を持つ塗布膜を
形成できる、SGCNTを用いた水性塗料
(SGCNT系水性塗料)を開発した。
 
 この塗料は、基材の選択性が高く、
バーコート法、スプレー法、ディップ法
などのさまざまな塗布方法が利用できる。
 
 そのため平面ばかりではなく
複雑な形状の基材にも塗布膜を形成する
ことができる。
 
 さらに形成した塗布膜は
高い電磁波遮蔽能と高温での耐久性
を持ち、柔軟性があり、基材の変形にも
追随できる。
 
 今後、高温環境で使用される
自動車用ワイヤーハーネスや、
可動部や複雑形状を持つ産業用ロボット
など、さまざまな分野での
電磁波遮蔽対策への活用が期待される。
 
 なお、この技術は、
2017年6月14日~15日に
タワーホール船堀(東京都江戸川区)で
開催されるプラスチック成形加工学会
第28回年次大会の特別展示ブースで
展示される。
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 電磁波遮蔽しなければならない
製品形状が複雑化して来ている中で
なかなか良さそうに思えます。
 
 
 
>今後は、CNT複合材料研究拠点
>において、企業から提供された基材に
>今回開発したSGCNT系水性塗料を用いて
>電磁波遮蔽膜を形成し、
>サンプルとして提供することを
>検討している。
 
 
 企業に評価されて、実際に商品化
されると良いですね。
 期待したい。

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2017年6月14日 (水)

核移植技術でアレルギーマウス誕生-アレルギー疾患の原因解明と治療に期待-

2017年5月12日
理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 理化学研究所(理研)
バイオリソースセンター遺伝工学
基盤技術室の小倉淳郎室長、
井上貴美子専任研究員、神沼修客員研究員、
佐伯真弓客員研究員、
塩野義製薬株式会社創薬疾患研究所
癌・免疫部門の
形山和史免疫・炎症グループ長らの
共同研究グループ※は、
核移植クローン技術を用いて
高感受性アレルギーモデルマウスを
作り出すことに成功しました。
 
 花粉や食物など特定の抗原に対する
アレルギーは、多くの人の健康を脅かす
病気です。
 
 生体に侵入したさまざまな抗原は、
CD4陽性T細胞[1]と呼ばれる
リンパ球の表面にある受容体
(T細胞受容体[2]、TCR)に結合して、
生体防御を目的としたさまざまな反応を
引き起こします。
 
 アレルギー患者の体内では、
この抗原反応性CD4陽性T細胞が増殖し、
過剰な反応が起きるために
アレルギー症状が現れます。
 
 アレルギーが起こる原因の解明と
予防・治療法の開発には、
実験動物モデルが大きな役割を
果たします。
 
 今回、共同研究グループは、
アレルギー誘発抗原として知られる、
ダニ抗原や卵白抗原を注射したマウスから
取り出した抗原反応性CD4陽性T細胞を
用いて、核移植クローン[3]を行い、
クローンマウスを作出しました。
 
 このCD4陽性T細胞のTCRは、
アレルギー誘発抗原に反応するように
遺伝子の再構成[4]を受けているため、
クローンマウスの体内では、
CD4陽性T細胞のほぼ全てが
同じ抗原反応性TCRを持っています。
 
 つまり、クローンマウスの体内は
あたかもアレルギー患者のように、
抗原反応性CD4陽性T細胞が多く存在する
状態になっています。
 
 共同研究グループが、
生まれたクローンマウスを正常なマウス
と交配すると、抗原反応性TCRの遺伝子が
子孫に遺伝し、クローンマウス由来の
マウス系統を樹立することができました。
 
 これらのマウスにダニ抗原や卵白抗原を
投与したところ、1~2週間以内に、
しかもわずか数回の投与で、
気管支喘息やアレルギー性鼻炎に似た
重篤なアレルギー症状が起こることが
分かりました。
 
 本研究で開発した
高感受性アレルギーモデルマウス系統は、
正常な繁殖能力を持ち、研究室で容易に
飼育・維持できます。
 
 今後、アレルギーが起こる原因を
解明したり、予防・治療法を開発するのに
役立つと期待できます。
 
 本研究成果は、欧州の科学雑誌
『EMBO Reports』(5月2日付け)に
掲載されました。
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>核移植技術でアレルギーマウス誕生
 だそうです。
 
 
 
>本研究で開発した
>高感受性アレルギーモデルマウス系統は、
>正常な繁殖能力を持ち、研究室で容易に
>飼育・維持できます。
 
>今後、アレルギーが起こる原因を
>解明したり、予防・治療法を開発する
>のに役立つと期待できます。
 
 
 アレルギーを示す人は増加傾向です。
 
 アレルギーマウス誕生が大きな貢献
となりますように、
 今後の更なる研究に期待したい。

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マラリア感染が骨を黒くする

2017年6月3日
大阪大学研究情報
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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研究成果のポイント
 
・マラリアから回復後も、長期的な
 骨の異常や低成長に悩まされる患者が
 いる
 
・マウスモデルを用いて、マラリア感染で
 骨恒常性が阻害され黒く変色し
 密度が減少する仕組みを解明
 
・ビタミンD3類縁体である
 アルファカルシドール※1の補給
 によりマラリア感染による骨量減少を
 改善
 
 
-----
概要
 
 大阪大学免疫学フロンティア
研究センター(IFReC)のCevayir COBAN
(ジョヴァイア・チョバン)教授らの
研究グループは、骨にマラリア原虫の
生成物が蓄積することで骨に慢性的な炎症
が起き、それが骨量減少の原因となって
いることを発見しました(図1)。
 
 また、ビタミンD3類縁体である
アルファカルシドールの補給によって
マラリア感染による骨量減少を防ぐこと
ができ、マラリア感染による骨量減少を
回復させる方法も示すことができました。
 
 マラリア治療後にこの骨療法を用いる
ことで、マラリア感染者における
骨状態が改善されることが期待されます。
 
 本研究成果は、米国の科学雑誌
『Science Immunology』
(6月2日(金)付け
:日本時間6月3日(土)午前1時)に
オンライン掲載されました。
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>マラリアから回復後も、長期的な骨の
>異常や低成長に悩まされる患者がいる
 知りませんでした。
 
 
 
>慢性的な炎症状態が骨障害を促進する
>ことはこれまでも知られていました。
 
>しかし、今回の研究によって、
>初めてマラリアが骨組織に残した
>「遺留物」が同様のことを引き起こして
>いることがわかりました。
 
>この研究で重要なのは、
>マラリア感染による骨量減少を
>回復させる方法も示すことができた
>点です。
 
 
 素晴らしい成果ですね。

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2017年6月13日 (火)

創成科学研究科(農学系学域)の丹野研一助教が、50年間達成されなかった、梅雨前に収穫できる早生デュラムコムギの開発に成功!

 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 大学院創成科学研究科(農学系学域)の
丹野研一助教
(植物遺伝育種学、考古植物学専門)が、
これまで50年間達成されなかった
早生のデュラムコムギの育成に
成功しました。
 
 デュラムコムギは、スパゲティなど
パスタ用のコムギですが、
収穫期が梅雨と重なるため、
これまで国内栽培は非常に困難でした。
 
 本研究成果は、
1)日本各地で地域特産品とあわせた
 パスタ料理を提供できる基盤形成に
 寄与するものであり、
2) 本年4月の主要農作物種子法を廃止する
 法律公布後、平成30年4月の施行に
 向けて、初の提案を大学から
 行うものです。
 
 6月上旬には、本学農学部附属農場
菅内分場(山口市大内御堀菅内)
において、デュラムコムギの収穫が
行われ、報道各社の取材もありました。
 
 研究成果の概要
(研究の背景、コムギの特徴等)
は こちらをご覧下さい。
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 大変にご苦労様でした。
 素晴らしいです。
 
 新種の育成というのは時間がかかり
ますね。
 
 
 デュラムコムギの特長については、
リンクを参照してください。

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2017年6月12日 (月)

クリーンエネルギー社会の実現に向けて~アンモニアから水素を簡単に取り出す触媒プロセスを開発-触媒への吸着熱を利用した新しい反応の起動方法-

2017/5/1
大分大学トピックス
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 本学理工学部創生理工学科の
永岡勝俊 准教授,佐藤勝俊 客員研究員
らの研究グループは,室温でアンモニアと
酸素(空気)を触媒に供給するだけで,
外部からの加熱無しに反応を繰り返し
起動させ,瞬時に水素を取り出すことが
できる触媒プロセスを開発しました。
 
 開発した触媒プロセスの利用によって,
水素製造にかかる起動時間の短縮,
省エネ化,そして装置の小型化の達成が
期待できます。
 
 また,基礎的な物理化学現象である
吸着熱を触媒層の加熱に利用するという
概念は,他のさまざまな反応の
起動プロセスへの利用が期待できます。
 
 この研究成果は,平成29年4月29日
(日本時間)にアメリカ科学技術振興協会
発行の学術雑誌Science Advances
(Science姉妹誌)のオンライン版に
掲載されました。
 
 
-----
本研究成果のポイント
 
○アンモニアをエネルギーキャリアとして
 利用するためには,短時間で起動でき,
 水素を高速で製造可能な
 アンモニア分解プロセスが求められて
 いた。
 
○アンモニアの触媒への吸着熱を利用する
 ことで触媒層を内部から加熱し,
 室温から水素製造反応を起動させる
 新しい触媒プロセスの開発に成功した。
 
○触媒表面の酸点と金属酸化物粒子表面
 へのアンモニア吸着が,
 反応起動のためのキーステップである
 ことを明らかにした。
 
○本研究成果の応用によって,
 アンモニアから水素を簡単・瞬時に
 取り出すことが可能な新しい
 触媒プロセスを構築することが
 期待される。
 
 
-----
概要
 
 私たちの生活に欠かせない
 主要なエネルギー源である
石油・天然ガスなどの化石燃料は
限りがあり,将来枯渇することが
予想されています。
 
 これに対し,太陽光や太陽熱,水力,
風力,バイオマス,地熱などの
エネルギーは,一度利用しても
比較的短期間に再生が可能であり,
資源が枯渇しないエネルギーです。
 
 これらは,「再生可能エネルギー」
ともいわれます。
 
 石油等に代わるクリーンなエネルギー
として,政府は再生可能エネルギーの
占める割合を増加させることを
目指していますが,再生可能エネルギー
の効率のよい利用のためには
まだたくさんの解決すべき課題がある
ことも事実です。
 
 永岡准教授らの研究グループは,
1.原料ガス中に酸素を少量加えて
  発熱反応とする,
2.触媒へのアンモニアの吸着熱を
  利用して触媒層を反応開始温度まで
  内部から瞬時に加熱する,
 
という2つの新しい概念を導入すること
で,従来型プロセスの弱点を克服し,
アンモニア分解反応を室温から起動させ,
水素を瞬時に発生させる
新しい水素製造プロセスの開発に
成功しました。
 
 またこのプロセスでは1度反応を
起動させると,2回目以降は
外部からの熱供給がなくとも,
繰り返し反応を起動させることが
できます。
 
 今回開発された技術は,
再生可能エネルギーとしての
水素エネルギーの利用技術の発展への
貢献が期待されます。
 
 
研究内容の詳細については こちら
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 これも又、水素社会実現に向けての
一歩ですね。
 
 
 
>本研究の成果を利用することで、
>アンモニアからの水素製造にかかる
>起動時間の短縮、省エネ化と、
>小型化を達成した水素製造装置である
>「常温起動形アンモニアクラッカー」
>の実現が期待できます。
 
>このプロセスはさまざまな水素利用
>特に、燃料電池や水素エンジンなどの
>起動・停止を頻繁に行う装置に対して
>威力を発揮すると考えられ、
>エネルギーキャリアとしての
>アンモニアの普及に貢献することが
>できます(図 3)。
 
>また、吸着熱の発生という
>基礎的な現象を触媒層の加熱に利用する
>という概念は、アンモニアの分解
>のみならず他のさまざまな反応の
>起動プロセスへと展開することが
>期待できます。
 
 
 水素社会の実現までには
まだまだ道遠しという感じがしますが、
遙かな道も一歩からです。
 
 期待しています。

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2017年6月11日 (日)

新開発の光触媒でCO2を高効率に再資源化―緑色植物の光合成を人工系で実現―

2017.06.09
東京工業大学ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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要点
 
・資源的制約の無い炭素と窒素を
 主要元素とした新しい光触媒を開発
 
・太陽光の主成分をエネルギー源として、
 CO2を有用化学物質へと変換
 
・世界最高の触媒耐久性とCO2還元選択率
 を達成
 
 
-----
概要
 
 東京工業大学 理学院 化学系の
前田和彦准教授、石谷治教授、
栗木亮大学院生・日本学術振興会
特別研究員らの研究グループは、
ルテニウム(Ru)複核錯体と
窒化炭素からなる融合光触媒が、
可視光照射下での二酸化炭素(CO2)の
ギ酸[用語1]への還元的変換反応に対して
特異的に高い活性を示すことを発見した。
 
 実験条件を最適化した結果、
これまでに報告されていたものよりも
触媒耐久性を示すターンオーバー数
[用語2]は3倍の2000にまで向上し、
CO2還元の選択率[用語3]も75%から
最大で99%まで大幅に改善された。
 
 これにより、資源的制約とは無縁な
炭素と窒素からなる材料を使い、
かつ太陽光をエネルギー源として、
地球温暖化の主因となっているCO2を
常温常圧下で有用な化学物質に変換できる
可能性が見えてきた。
 
 研究成果は4月7日にドイツ化学会誌
『Angewandte Chemie, International
 Edition
(アンゲヴァンテ・ケミー・
 インターナショナル・エディション)』
オンライン版に掲載された。
---------------------------------------
 
 少しずつですが、実用の域に近づいて
きましたね。
 
 
 
>今回の研究成果は、化学結合形成に
>利用可能な表面官能基をほとんど
>もたないC3N4の表面が、
>特別な化学処理を経ることなく
>有用な化学反応系構築に利用できること
>を示している。
 
>本反応で得られるギ酸は、
>水素を貯蔵・輸送する
>エネルギーキャリアとして有用だが、
>組み合わせる錯体を変えることで、
>化学燃料として価値の高い
>一酸化炭素を高い選択率で得ることも
>可能になる。
 
>また、C3N4は炭素や窒素を含む
>安価で単純な有機物から容易に
>合成できる。
 
>主構成元素である炭素や窒素以外の
>元素を取り込むことで、
>よりエネルギーの小さい可視光の
>有効利用も可能になり、
>ひいては太陽光エネルギーの
>有効利用につながると期待される。
 
 
 商用化までには、どの位かかるのかな?
 
 期待して待つしかありません。

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低炭素社会の実現を目指し新たなフィルターを開発

2017年06月08日
京都大学研究成果
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 イーサン・シバニア
高等研究院物質-細胞統合システム拠点
(iCeMS=アイセムス)教授、
ベナム・ガリ 同特定助教、
脇本和輝 エネルギー科学研究科修士課程
学生らの研究グループは、
MOFというナノサイズの粒子を、
PIM-1という高分子材料に適切な条件で
添加することで、ガスの分離精度を
大幅に向上した混合マトリクス膜を
開発することに成功しました。
 
 CO2回収・貯留方法における
高効率化・低コスト化の実現に向けた
技術となることが期待されます。
 
 本研究成果は、2017年6月6日午前0時に
英国の科学誌「Nature Energy」で
公開されました。
 
 
-----
研究者からのコメント
 
 「二酸化炭素をいかに経済的に
効率の良い方法で分離・回収するか」
という大き な課題は、
たった一本の論文では解決することは
できず、技術開発を継続的に行う必要が
あります。
 
 その中で、乗り越えるべき課題等も
さらに見つかると思います。
 
 大変なチャレンジですが、
とても重要な問題で、今すぐにでも
着手していかなければならないと
感じています。
 
 
詳しい研究内容については こちら
---------------------------------------
 
 そうですね。重要な問題です。
 
 
>我々がこのような優れた性能をもつ
>混合マトリクス膜を開発したことで、
>大規模なCCSプロジェクトにおける
>大幅なコスト削減への可能性が開けた。
 
>コストを十分の一にまで低減することも
>夢ではなく、今後、CCSプロジェクト
>が見直され政治的に受け入れられること
>になるかもしれない
 
 
 CCSにはいろいろ問題がありそう
ですが、今回の成果には期待が持てそう
です。
 
 大いに期待しています。

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2017年6月10日 (土)

再生可能エネルギー等を利用して、ほしいときにほしいだけ 低温小型でオンデマンドに駆動するアンモニア合成プロセスを開発

平成29年6月7日
早稲田大学
株式会社日本触媒
科学技術振興機構(JST
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○水素キャリアや食糧確保(肥料)として
 重要なアンモニアは従来、
 高温高圧で合成されてきました。
 
○電場中に触媒をおくことで、
 触媒表面で水素イオンがホッピングし、
 低温でも効率よく窒素と反応し、
 アンモニアを合成することが
 出来るようになりました。
 
○再生可能エネルギーなどを利用して
 ほしいときにほしいだけアンモニアを
 作る、小型・可搬なアンモニア合成
 などが実現可能になります。
 
 
-----
 早稲田大学 理工学術院の関根 泰
(セキネ ヤスシ) 教授、
中井 浩巳(ナカイ ヒロミ) 教授らの
研究グループは、株式会社日本触媒と
共同で、電場印加した触媒上で
低温かつ世界最高レベルの速度で
アンモニア注1)を合成できることを
明らかにしました。
 
 アンモニアは、次世代の水素のキャリア
や、肥料合成の原料などとして
重要な化合物であり、
現在はハーバー・ボッシュ法注2)
を用いて高温高圧で合成されています。
 
 そのため、小型な設備でオンデマンドに
低温駆動できるアンモニア合成の
触媒プロセス開発が望まれていました。
 
 早稲田大学の研究グループは、
半導体性を有する触媒に
わずか数Wの電力を印加することで、
表面で水素イオンがホッピングして、
従来とは異なるメカニズム
で低温でも効率よくアンモニアを
合成できることを発見しました。
 
 さらに、日本触媒の研究グループが
この触媒プロセスを加圧化し、
9気圧の条件において世界最高レベルの
アンモニア合成速度
(30 mmol g-1 h-1以上)を
実現しました。
 
 今回開発された合成プロセスは、
これまでの課題であった水素被毒注3)や
窒素解離注4)の遅さを解決します。
 
 今後、遠隔地での肥料製造プラントや
火力発電所における脱硝のための
アンモニア製造プラント、
離島などにおける風力発電を活用した
アンモニア燃料(水素キャリア)合成
など、再生可能エネルギーなどを利用して、
ほしいときにほしいだけのアンモニアを
迅速に作ることのできる合成プロセスへの
展開が可能になると期待されます。
 
 本研究は、科学技術振興機構(JST)
の戦略的創造研究推進事業チーム型研究
(CREST)の助成を受けて
実施されました。
 
 本研究成果は、英国王立化学会発行の
科学誌「Chemical Science」に
2017年6月5日(現地時間)に
掲載されました。
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 Good News !
 
 
>本技術と再生可能エネルギーの電力を
>使用する水電解技術(水素製造)を
>併用することで、オンデマンドで、
>数10~100トン/日規模の
>エネルギー効率の高い
>アンモニア合成プラントの実現が
>期待されます。
 
>例えば、遠隔地での肥料製造プラント、
>火力発電所における脱硝のための
>アンモニア製造プラント、
>離島などでの風力発電を活用した
>アンモニア燃料(水素キャリア)合成、
>などが考えられます。
 
 
 オンデマンドでのアンモニア合成が
出来るようになったとは素晴らしい。
 しかも世界最高レベルのアンモニア合成
速度を達成したとは、再生可能エネルギー
の有効利用にも活用できそうですね。
 
 大いに期待したい。

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2017年6月 9日 (金)

がん細胞を効果的に傷害する"薬効ルール"を発見!~高い薬効を有する低分子型抗体の簡便なスクリーニング手法の開発に成功~

2017年6月 9日
東北大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 熊谷 泉(東北大学名誉教授)、
梅津 光央(東北大学大学院工学研究科
教授)杉山 在生人(東北大学大学院工学
研究科博士後期課程3年、日本学術振興会
特別研究員)らの研究グループは、
がん細胞を効果的に傷害でき、
治療薬として有望な組換え抗体分子を
簡便にスクリーニングする手法の開発に
成功しました。
 
 研究グループは、実際にこの手法を
用いることでがん細胞に対して
従来より約1千倍高い薬効を示す
組換え抗体の創製に成功し、
また高い薬効を示す組換え抗体に
共通した特徴を明らかにすることが
できました。
 
 本スクリーニング手法の確立により、
組換え型がん治療抗体開発の更なる加速
が期待されます。
 
 この研究成果は、2017年6月6日付
(英国時間)で「Scientific Reports
(オンライン版)」に掲載されました。
 
 また、本研究は、科学研究費助成事業
特別推進研究、および日本学術振興会
特別研究員奨励研究費を受けて
実施されました
 
 
---------------------------------------
 
>約1千倍高い薬効を示す組換え抗体
>の創製に成功
 素晴らしい成果ですね。
 
 
>研究グループは発現遺伝子ベクターの
>効率的な作製法、
>組換え抗体の簡易的な精製のみを
>介した簡便な薬効評価法を開発する
>ことで、組合せの網羅的な検討を
>可能とするプロセスを構築しました。
 
>これを実証するために、
>実際に 100 を超えるディアボディを
>網羅的に作製し、開発した薬効評価法を
>用いてスクリーニングを行ったところ、
>従来よりも 1 千倍高い薬効を示す
>ディアボディの創製に成功しました。
 
>さらに、スクリーニングで選抜されて
>きた高薬効型ディアボディ群の諸特性を
>比較したところ、「LH 型と呼ばれる
>構造設計が高薬効を発現しやすい
>こと」、「効果的に薬効を発現できる
>エピトープ(抗体が認識する領域)が
>存在すること」、
>さらには「リンパ球に対する結合力
>より、がん細胞に対する結合力の方が
>薬効発現に重要であること」等の
>薬効発現に大きく関わる“薬効ルール”
>を見出すことにも成功しました。
 
 
 更なる進展により、高い薬効を有する
低分子型抗体が発見されることに
大いに期待したい。

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2017年6月 8日 (木)

からだに優しいがん転移予防薬の実現に向けて-がんの信号を抑える心臓ホルモンのメカニズム解明-

2017年5月26日
国立循環器病研究センター
株式会社国際電気通信基礎技術研究所
(ATR)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 国立循環器病研究センター研究所の
野尻崇(生化学部ペプチド創薬研究室長)、
寒川賢治(研究所担当理事)らの
研究グループは、
株式会社国際電気通信基礎技術研究所、
佐藤匠徳特別研究所河岡慎平主任研究員
らのグループ、東京大学および
大阪大学との共同研究で、
心臓から分泌されるホルモンである
心房性ナトリウム利尿ペプチド
(Atrial Natriuretic Peptide; ANP)の
投与により様々な種類のがんの転移を
予防・抑制できること、
また、そのメカニズムについて
明らかにしました。
 
 本研究の成果は、2017年5月26日
(米国東部時間5月25日)に科学誌
「Oncotarget」のオンライン速報版で
公開されました。
 
 本研究では、マウスの乳がんや
肺がんモデルを用いて、
ANPを投与したときとそうでないときの
2通りの場合について、
主要な転移先臓器の一つである
肺組織の遺伝子発現を網羅的に
調べました。
 
 これらのがんは、転移する前から、
肺の遺伝子発現をがんに都合の良いように
変化させることが知られています。
 
 約2万種類の遺伝子に対する解析の結果、
ANPががんにより増加する肺の遺伝子発現
変化をまんべんなく抑制できることが
わかりました。
 
 驚くべきことに、がんをもたないマウス
にANPを投与しても、正常肺には
ほとんど影響が認められず、
また、ANPはがんの増殖などには
影響しませんでした。
 
 このことから、ANPががんがあるときに
肺に起こる悪影響を特異的に緩和する
能力を持つ、"がんストレス緩和ホルモン"
であることが示唆されました。
 
 さらに、ANPによる転移抑制効果は、
血管内皮細胞を介して得られることを
証明し、がんストレス緩和における
血管の重要性が示されました。
 
 現在、ANPによる
抗術後転移・抗再発効果を検証するための
多施設臨床研究
(JANP study;国循が主導)について、
肺がん手術500例を対象に実施中です。
 
 本論文は、がんによる悪影響から
身体を守る新しい制がん剤
-からだに優しい転移予防薬-を
開発するための基盤情報となることが
期待されます。
---------------------------------------
 
>マウスの乳がんや肺がんでは、
>転移する前から、肺の遺伝子発現を
>がんに都合の良いように変化させること
>が知られています。
 何ということでしょう!
 がんは本当に巧妙ですね。
 
 
>今回の研究では、ANPという、
>我々がもともと体内に持っている
>ホルモンの働きを増強することで、
>血管を介してがんストレスを緩和できる
>可能性が示唆されました。
 
>また、ANPによる
>がんストレス・転移緩和効果は、
>乳がん、肺がん、大腸がんといった
>様々な種類のがんに対して発揮される
>ことも示されました。
 
>ANPによるがんストレス・転移抑制効果
>に基づく治療法は、
>今後多くのがん治療へ応用されることが
>期待されます。
 
>また、転移は、がんによる死亡の主要な
>原因であると考えられています。
 
>転移さえ防ぐことができれば、
>がんを持ったまま天寿を全うできる
>ような時代が来るかもしれません。
 
>ANPは1995年の発売以来、
>数十万人の心不全患者に使用されて
>おりますが、重篤な副作用は
>知られていません。
 
>心臓ホルモンは、誰もが元々持っている
>ので、安全性が高く、
>副作用の強い従来の抗がん剤よりも
>使用しやすい点が大きな利点です。
 
>ANPをからだに優しい新しいタイプの
>転移予防薬として役立てる臨床研究は、
>国立循環器病センターが主導する形で
>積極的に推進されています。
 
>実際、ANPの血管保護による
>"抗転移薬・抗再発薬"としての
>コンセプト実証試験として、
>国循主導の肺がん手術を対象とした
>多施設共同無作為化比較試験
>(JANP study)が500名の肺がん手術を
>対象として進行中であり、
>今後様々ながんで実施予定と
>なっています。
 
 
 大いに期待したいですね。

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2017年6月 7日 (水)

皮膚がんの一種「メラノーマ(悪性黒色腫)」の増殖を選択的に阻害する化合物を発見 がん化した細胞を標的とした副作用の少ない抗がん剤開発に期待

2017年05月09日
news2u.net
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 近畿大学薬学部 創薬科学科
分子医療・ゲノム創薬学研究室 教授の
杉浦麗子、助教の佐藤亮介らの
研究グループは、細胞増殖シグナルの一つ
「ERK MAP キナーゼシグナル」が
過剰に活性化しているがん細胞について、
細胞の増殖を阻害する新化合物を
発見しました。
 
 この化合物は、皮膚がんの一種である
メラノーマ細胞(悪性黒色腫)の
増殖を強力に抑制し、さらにがん化した
細胞を標的として作用するため、
副作用の少ない抗がん剤の開発に
つながることが期待されます。
 
 本件に関する論文が、平成29年
(2017年)5月9日(火)18:00
(日本時間)、
日本分子生物学会が発行する
生命科学系国際誌
「Genes to Cells」に掲載されました。
 
 
-----
本件のポイント
 
●独自の創薬手法で、がん細胞の
 増殖シグナルを調節する化合物
 「ACA-28」を発見
 
●この化合物は正常細胞には影響が
 少なく、メラノーマ細胞の増殖を
 強力に抑制する
 
●特定のがん細胞を標的とするため、
 副作用の少ない抗がん剤の開発が
 期待できる
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 Good News !
 メラノーマに対する新たな治療選択肢
として期待できそうです。
 
 
 
>本研究により、新規抗がん剤の
>候補化合物である「ACA-28」を
>発見しました。
 
>ACA-28の臨床応用へ向けて、
>本化合物の抗がん作用発現のメカニズム
>や、がん細胞特異性獲得のメカニズムを
>詳細に突きとめる必要があります。
 
>また、杉浦らが開発した画期的な
>「分裂酵母を用いた化合物探索システム」
>を駆使することで、副作用の少ない
>抗がん剤の候補化合物を取得できる
>ことが実証されました。
 
>本システムにより、
>さらなる抗がん剤候補化合物の
>探索が可能であると考えられます
 
 
 今後の更なる研究に期待しましょう。

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2017年6月 6日 (火)

「インフルエンザウイルスを高感度かつ選択的に検出する導電性プラスチックの開発」― ウイルス感染をその場で診断するウエアラブルデバイスへの応用に期待 ―

平成29年4月19日
国立大学法人 東京医科歯科大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
・季節性インフルエンザや
 強毒性新型インフルエンザの
 パンデミックを阻止するため、
 迅速かつ簡便なインフルエンザウイルス
 検出法の開発が求められています。
 
・本研究により、ヒトインフルエンザ
 ウイルスと選択的に結合する糖鎖を
 組み込んだ導電性プラスチック
 (高分子)を新たに開発しました。
 
・従来法に比べて 100 倍感度が向上し、
 かつウイルスの型を判別できるため、
 インフルエンザの感染拡大防止に
 寄与するウエアラブル(着用型)
 センサーの開発に貢献することが
 期待されます。
 
 
-----
概要
 
 東京医科歯科大学生体材料工学研究所
バイオエレクトロニクス分野の
合田達郎助教・宮原裕二教授と、
医歯学総合研究科ウイルス制御学の
山岡昇司教授らの研究グループは、
ヒトインフルエンザウイルスを選択的に
捕捉する新たな導電性高分子を
開発しました。
 
 この研究は、文部科学省新学術領域研究
「ナノメディシン分子科学」
(#26107705)、
双葉電子記念財団「自然科学研究助成」、
科学技術振興機構(JST)革新的研究
開発推進(ImPACT)宮田プログラム
「進化を超える極微量物質の
 超迅速多項目センシングシステム」
などの支援のもと遂行され、
その研究成果は、国際科学雑誌
ACS Applied Materials Interfaces に、
2017年 4 月 5 日にオンライン版で
発表されました。
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 良さそうです。
 
 
 
>糖鎖配列を組み込んだ導電性高分子は
>これまでにない新しい材料です。
 
>ウイルスの感染機構に倣った分子
>認識システムは汎用性が高く、
>糖鎖の種類と配列を変えることで
>異なるウイルスの検出にも
>対応できます。
 
>開発された導電性プラスチックは、
>その場での診断を可能にする
>小型化・微細化・低コスト化・省エネ化
>に適した電気的なセンサーの
>開発に繋がります。
 
>特にマスクと一体になった
>ウエアラブルセンサーが開発できれば、
>インフルエンザ早期診断の実現
>によって薬の処方が有効となり、
>感染の拡大防止に繋がります。
 
>また、ポータブルな検出器を用いれば、
>感染した患者が人混みから離れた
>自宅等で検査することによって、
>二次感染を未然に防げるという
>メリットも考えられます。
 
>ウエアラブルセンサーは、
>既存の検査方法と異なり、
>インフラ施設が不要であることから、
>過疎地域、或いはアジア・アフリカ等の
>新興国等におけるウイルス検査という
>新しいニーズを創出することが
>期待できます。
 
>将来的には、GPS 情報と融合させた
>ビックデータとして、疫学的な知見を
>得ることも可能になると予想されます。
 
 
 素晴らしいですね。
 今後の進展に期待したい。

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世界最速の原子間力顕微鏡を用いて大腸がん細胞核核膜孔の動きの撮影に世界で初めて成功!

2017年5月31日
金沢大学研究トピック
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 新学術創成研究機構
革新的統合バイオ研究コア
セルバイオノミクスユニットおよび
理工研究域バイオAFM先端研究センター
分子・細胞部門の
リチャード・ウォング教授らの
研究グループは,
理工研究域バイオAFM先端研究センターの
安藤敏夫特任教授らが開発した
世界最速の原子間力顕微鏡を用いて,
大腸がん細胞の核の表面に存在する
核膜孔を可視化し,さらに抗がん剤として
期待される薬剤による核膜孔の変化を
世界で初めてビデオ撮影することに
成功しました。
 
 核膜孔は細胞の核を覆う膜にある穴で,
細胞質と核の間の物質輸送における
唯一の通り道です。
 
 脊椎動物の核膜孔は核膜孔複合体
(NPC)と呼ばれる約120メガダルトン
(MDa)の巨大タンパク質複合体であり,
直径120ナノメートル(nm)の
筒状チャネル(※1)であると
考えられていますが,
これまで,この脊椎動物の小さな核膜孔が
動いている様子を観察した事例は
ありませんでした。
 
 今回,本研究グループは,
特別な方法でヒト大腸がん細胞から
核膜を生きたまま取り出し,
本学が開発した分子の動きや構造を
精密に撮影できる高速原子間力顕微鏡
(High-Speed Atomic Force Microscopy
:HS-AFM) で,核膜孔を観察しました
(図)。
 
 このがん細胞に,臨床試験にも
使用され,将来的な抗がん剤として
期待されている薬剤Alisertib(MLN8237)
を作用させると,核膜孔が狭く深くなる
ことを明らかにしました。
 
 MLN8237は細胞死やオートファジー
(※2)を引き起こすことが
知られています。
 
 この核膜孔の変化は細胞死における
核膜孔の機能低下,そしてがん細胞が
不可逆的な死に至るコードであると
考えられます。
 
 これらの知見は将来,核を標的とした
ナノドラッグデリバリーシステム(※3)
の開発に活用されることが期待されます。
 
 本研究成果は,2017年5月22日に
アメリカ化学会誌「ACS Nano」の
オンライン版に掲載され,
今後発行される同誌冊子体にも
掲載される予定です。
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 核膜孔ね~
 
 
>これらの知見は将来,核を標的とした
>ナノドラッグデリバリーシステム
>(※3)の開発に活用されることが
>期待されます。
 
 
 期待しています。

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2017年6月 5日 (月)

タイでバガスを原料とするバイオエタノール製造技術の有効性を実証

2017年6月1日
国立研究開発法人
新エネルギー・産業技術総合開発機構
月島機械株式会社
JFEエンジニアリング株式会社
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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概要
 
 タイ王国は、近年の急速な経済発展
により、エネルギー消費量が著しく
増加傾向にあるものの、
その大半を輸入に依存しており、
エネルギー供給不足への対策が
喫緊の課題になっています。
 
 タイ政府はエネルギーの安定供給
のために、バイオエタノールの増産を
目指す方針を掲げています。
 
 また、タイ王国は、世界トップレベルの
サトウキビ生産量を誇る一方で、
製糖工場では、砂糖生産の際に
サトウキビを搾った後に生じる搾りかす
(バガス)が大量に発生しており、
工場のボイラ燃料に使用する供給量の
60~80%以外は余剰バガスとして
有効利用されることなく廃棄されて
いました。
 
 バガスのようなセルロース系バイオマス
を原料とするバイオエタノールの製造
においては、原料費と酵素費が
コストの大部分を占め、
これら費用の低減は、普及を図る上での
最重要の課題です。
 
 このような背景の中、
NEDOのプロジェクトで月島機械株式会社と
JFEエンジニアリング株式会社は、
NEDOとタイ王国工業省
サトウキビ・砂糖委員会(OCSB)※1の
基本協定(MOU)のもと、
タイ王国サラブリ県に建設した
バイオエタノール製造プラントで
製糖工場から副産物として大量に
排出される余剰バガスを原料に、
酵素生産微生物※2による
オンサイト酵素生産技術※3と
同時糖化発酵技術※4を用いて、
バイオエタノールを製造する技術の
有効性を実証し、そこで得た知見、
データから、技術面のみならず
採算面において実現可能な商業生産モデル
を構築しました。
 
 今回実証したバイオエタノール製造技術
の有効性について広く周知するため、
バガスエタノールの事業者となり得る
製糖産業関係者等を招き、
6月1日、タイ王国バンコク市内で
普及セミナーを開催しました。
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 ついに技術面のみならず採算面において
実現可能な商業生産モデルを構築出来た
ようです。
 
 
>【1】オンサイト酵素生産技術:酵素の
>   内製により、通常は購入する
>   酵素コストを大幅に低減
>  タイ政府が示す参考価格である
>  26タイバーツ/リットルに対して
>  十分採算性が得られるコストで
>  製造が可能と結論付けました。
>【2】有用な酵素生産菌
>  (Acremonium cellulolyticus
>   C-1株)の培養条件確立
>【3】バガス性状の季節変動に対応した
>   製造プロセスの確立と商業機への
>   反映
 
 
 タイ王国で広く普及出来ると
良いですね。

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温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)の観測データに基づくメタンの全大気平均濃度データの公開について

平成29年6月2日
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
国立研究開発法人国立環境研究所
環境省
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」
(GOSAT)は、環境省、国立環境研究所
(NIES)及び宇宙航空研究開発機構
(JAXA)が共同で開発した世界初の
温室効果ガス観測専用の衛星であり、
平成21年1月23日の打上げ以降、
現在も観測を続けています。
 
 二酸化炭素に次いで地球温暖化に
与える影響の大きい重要な温室効果ガス
であるメタンについて、
「いぶき」観測データを使って、
地上から上空までの
「地球大気全体(全大気)」の平均濃度を
算出したところ、
月別平均濃度は晩秋・冬に極大、
初夏に極小という季節変動をしながら
年々上昇し、平成29年1月には
過去最高の約1815 ppb * を
記録しました。
 
 さらに推定経年平均濃度 ** は
平成27年頃に増加率が上昇し、
平成29年2月には過去最高の約1809 ppbに
達したこともわかりました。
 
 このような地球規模のメタン濃度の
動向は「いぶき」の観測によって
今回世界で初めて示されたものであり、
衛星による温室効果ガス観測の重要性を
表すものと言えます。
 
 「いぶき」による月別メタンの
全大気平均濃度データは、
6月2日よりNIESホームページにて
公開されます。
---------------------------------------
 
 素晴らしい活動だと思います。
 
 地球温暖化対策は科学的に
判断すべきこと。
 米のパリ協定離脱宣言は拙速に
思えます。
 科学的な判断なのでしょうか?
 
 地球(人類)の未来のことなのに!
 アメリカファーストなどと言う。
 理解出来ない。
 
 自分だけが良ければ良い?
 
 是非日本は、世界の未来に資する
活動を積極的にして欲しい。

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2017年6月 4日 (日)

オプジーボのがん治療効果を予測 年内に臨床研究

2017/6/4
日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
全文を見る為には有料登録が必要
です。
 
---------------------------------------
 血液検査機器世界最大手シスメックスは
「オプジーボ」など免疫の働きを高める
タイプのがん治療薬が効くかどうか、
事前に血液検査で予測する技術の
臨床研究を近く始める方針だ。
 
 京都大学と共同で、3~4年内の実用化
を目指す。
 
 オプジーボは高額なうえ効果が出る人が
末期患者の2~3割に限られる。
 
 実用化されれば不必要な投与を
避けられ、医療費抑制につながる
可能性がある。
---------------------------------------
 
 こういう臨床研究、医療費の増大抑制
の為にも重要ですね。
 
 迅速な実用化に期待します。
 
 関連リンク
2016.12.26
自家がんワクチン
 
 キイトルーダにはコンパニオン診断薬
があるのです。

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がんを見分ける細胞内アミド化反応-生体内での有機合成反応によるがん診断や治療法に期待-

2017年6月2日
理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 理化学研究所(理研)田中生体機能
合成化学研究室の田中克典主任研究員、
ケンワード・ヴォン基礎科学特別研究員
らの共同研究チーム※は、
プロパルギルオキシ基[1]を持つ
エステル(プロパルギルエステル[1])
が、がん細胞内で「ポリアミン」と
選択的にアミド化反応を起こすことを
利用して、がん細胞を正常細胞と
区別して見分けることに成功しました。
 
 細胞内には、分子内に複数個の
1級アミン[2]を持つポリアミンという分子
が存在します。
 
 がん細胞のように増殖が盛んな細胞
では、細胞内でポリアミンが過剰に
生産され、タンパク質合成や細胞分裂に
深く関わっていることが知られています。
 
 もし細胞内のポリアミンを選択的に
反応させることができれば、
がん細胞を選択的に標識できるのでは
ないかと考えられてきました。
 
 今回、共同研究チームは、
プロパルギルエステルが、
細胞内に存在するさまざまなアミノ基
のうちポリアミンと選択的に反応すること
で、アミド結合が効率的に形成されること
を発見しました。
 
 さらに、蛍光基を持つ
プロパルギルエステルを用いて
がん細胞内のポリアミンをアミド化反応
で蛍光標識することで、がん細胞だけを
選択的に蛍光標識することに
成功しました。
 
 本研究のプロパルギルエステルによる
アミド化反応は、細胞内のポリアミン
に対して、蛍光標識基だけでなく、
さまざまな機能性分子や創薬分子を
選択的に導入することが可能です。
 
 ポリアミンをターゲットとした
生体内有機合成反応は今後、がんの診断や
副作用の少ない治療法としての利用が
期待できます。
 
 本成果は、英国の科学雑誌
『Chemical Communications』に
掲載されるのに先立ち、オンライン版
(5月31日付け)に掲載されました。
---------------------------------------
 
 がん細胞の可視化研究はいろいろ
なされていますが、今回のものも
その中の一つになります。
 
全てのがん細胞が可視化できるとは
限りませんので、選択肢が多くなる
のは良いことです。
 
 今回の研究は可視化のみでは無い
ようですが、
 
 関連投稿です。
平成27年3月13日
科学技術振興機構(JST)
東京大学 大学院医学系研究科
東京大学 大学院薬学系研究科
 
 
 
>これまで、生体内(細胞内)に存在する
>多種多様な生体内アミンの中から、
>ポリアミンだけを選択的に反応させる
>ことは不可能でした。
 
>本研究のプロパルギルエステルによる
>アミド化反応を用いることで、
>細胞内ポリアミンに対して
>蛍光標識基だけでなく、
>さまざまな機能性分子や創薬分子を
>選択的に導入することが可能です。
 
>ポリアミンをターゲットとした
>生体内有機合成反応は、
>今後、がんの診断や副作用の少ない
>治療法としての利用が期待できます。
 
 
 大いに期待したい。

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2017年6月 2日 (金)

世界初!水から水素を高効率で生成できる光触媒を開発

2017年5月29日
大阪大学研究情報
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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成果のポイント
 
・黒リン、金ナノ粒子、チタン酸ランタン
 の3つの材料からなる
 可視光・近赤外光応答型光触媒を開発、
 水から水素の高効率生成に成功
 
・これまで光触媒に可視光・近赤外光を
 利用することは困難だったが、
 黒リンを使用することで
 太陽光広帯域利用が可能になる
 
・水素社会において根幹となる、
 太陽光による水素製造の実現へと
 つながる
 
 
-----
概要
 
 大阪大学産業科学研究所の真嶋哲朗教授
らの研究グループは、黒リンを用いた
光触媒※1 を開発し、この光触媒を
使用すると可視光・近赤外光※2 の
照射によっても、水から水素生成が
効率よく起こることを世界で初めて
見出しました。
 
 従来の光触媒では、太陽光の3-4%
にすぎない紫外光を利用するため、
水から水素への太陽光エネルギー
変換効率※3 は低いという問題が
ありました。
 
 今回、真嶋教授らの研究グループは、
紫外・可視光のみならず近赤外光にも強い
吸収をもつ層状の黒リン※4 と、
層状のチタン酸ランタン(La2Ti2O7)※5
を数層からなる超薄膜とし、
これらと数ナノメートルのサイズの
可視光にも吸収をもつ金ナノ粒子※6 との
三成分からなる複合体を合成しました
(図1) 。
 
 この複合体において、黒リンが
可視光・近赤外光に応答する光増感剤※7
として働き、また、金ナノ粒子が
可視光に応答する光増感剤として働き、
励起電子がチタン酸ランタンに移動し、
プロトンの還元により水からの
水素生成が効率よく起こることを
世界で初めて明らかにしました。
 
 新しく開発した黒リン、金ナノ粒子、
チタン酸ランタンの複合体を
光触媒として使用することによって、
太陽光からの広帯域波長光※8 を
利用して、水からの水素製造が
可能になりました。
---------------------------------------
 
 良さそうですが、変換効率はどの位に
なったのでしょう?
 
 
 
>本研究成果により、次世代エネルギー
>として検討されている、
>水素を基本とするエネルギー社会
>(水素社会)において、
>その根幹となる、太陽光による
>水素製造の実現へつながること、
>同時に環境問題の解決にも
>大きく貢献することが期待されます。
 
 
 期待はしたいと思いますが、
どの位期待出来るのかな?
 
 水素社会はやってくるのかな?

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自己免疫疾患の発症につながる新たな分子メカニズムの発見

2017-05-30
沖縄科学技術大学院大学(OIST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 この度、沖縄科学技術大学院大学
(OIST)の研究チームは、
自己免疫疾患の発症に深くかかわる
分子メカニズムを発見しました。
 
 研究チームは、これまで自己免疫疾患の
発症に密接に関与することが明らかに
なっている「Th17細胞※1」
(良性と悪性がある)をターゲットとする
自己免疫疾患の治療法開発に向けた
基礎研究を行う中で、「JunB」という
転写因子※2タンパク質のひとつが、
悪性のTh17細胞が固有の機能をもつように
成熟する(分化する)際に必要であること
を明らかにしました。
 
 一方、マウスを使った実験で、
良性のTh17細胞の誘導には
「JunB」が必要ないことも示唆しました。
 
 このことから、「JunB」は、
有害なTh17細胞のみを狙い、
且つ、良性のTh17に影響を与えること
のない、副作用の少ない新たな
自己免疫疾患の治療標的となる可能性が
あります。
 
 自己免疫疾患に関しては、
現在、治療の中心となっているのは
免疫システム全体を抑制するものですが、
この治療法では患者の体が病気と戦う能力
を低下させてしまうという問題があります。
 
 今回の研究成果は、こうした現状に
新たな道をもたらすものと言えます。
 
 「JunB」のTh17細胞における機能が
初めて明らかになった本研究成果は、
英科学誌 Nature Communications に
掲載されました。
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 Th17細胞が自己免疫疾患発症に関わって
いることは、良く知られていましたが、
下記の新しい発見があったようです。
 
 
 
>今回の研究成果は、良性のTh17細胞
>ではなく、自己免疫を引き起こす
>悪性のTh17細胞の分化において、
>JunBを介する転写メカニズムが
>必要不可欠であることを明らかに
>しました(図4)。
 
>研究を率いた石川裕規准教授は、
>「この新たな知見は、悪性Th17細胞を
>ピンポイントに狙う副作用の少ない
>自己免疫疾患の治療法の開発のために
>重要です。」と、
>その成果を強調します。
 
>また、本研究成果はTh17細胞の
>機能的多様性を生みだすメカニズムの
>一端を解明するものです。
 
 今後の更なる研究に期待しましょう。

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