« 人為起源の黒色酸化鉄粒子による大気加熱効果を発見 | トップページ | 世界最軽量「手のひらサイズ580g」医療用ガンマ線可視化カメラを開発- 世界初・生体マウスのマルチアングル撮影、多色高精度3D画像を短時間で撮影可能に - »

2017年5月20日 (土)

ゲノムのほぼ全域で正確に編集できる新ゲノム編集法の開発 -ゲノムSNPsの自在編集を可能に-

2017年05月18日
京都大学研究成果
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 植田充美 農学研究科教授、
黒田浩一 同准教授、
里村淳 同博士課程学生らの
研究グループは、ゲノムワイドで
高効率な編集技術を構築するために、
DNA一本鎖切断酵素である
Cas9 Nickaseを用いた
CRISPR/Nickaseシステムを確立しました。
 
 本研究成果は、2017年5月18日午後6時に
英国の学術雑誌「Scientific Reports」に
掲載されました。
 
 
-----
研究者からのコメント
 
 本研究では、真核生物のモデルである
酵母細胞を用いて、ゲノムワイドで
高効率な編集技術を構築するために
CRISPR/Nickaseシステムを
確立しました。
 
 旧来のゲノム編集法である
CRISPR/Cas9システムでは
全てのゲノム領域を編集することが
できない、非相同末端結合
(DNA二本鎖切断において、切断末端同士
 が連結される修復)により標的配列に
望まない塩基の挿入、欠失が生じてしまう
という大きな欠陥が目立ってきて
おりますが、私たちの開発した
CRISPR/Nickaseシステムによって
これらの欠陥を超越することが
できました。
 
 今後さらに、動物細胞にも展開すること
により、ゲノム上のほぼすべての
SNPs(一塩基多型。DNAの塩基配列の中で、
一塩基だけが標準と異なる個人差の一つ)
の修復編集が可能になるとともに、
逆に、目的通りのSNPsの導入も可能になり、
これからのゲノム科学の発展に
貢献できると考えております。
 
 
詳しい研究内容については こちら
---------------------------------------
 
 ゲノム編集技術も進歩しています。
 
 
>動物細胞にも展開することも可能で、
>ゲノム上のほぼすべての
>SNPs の修復編集が可能になります。
 
>逆に、目的通りの SNPs の導入も
>可能になり、これからの全生物の
>ゲノム科学の発展に貢献できると
>考えております。
 
 期待しています。

|

« 人為起源の黒色酸化鉄粒子による大気加熱効果を発見 | トップページ | 世界最軽量「手のひらサイズ580g」医療用ガンマ線可視化カメラを開発- 世界初・生体マウスのマルチアングル撮影、多色高精度3D画像を短時間で撮影可能に - »

科学関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/65304275

この記事へのトラックバック一覧です: ゲノムのほぼ全域で正確に編集できる新ゲノム編集法の開発 -ゲノムSNPsの自在編集を可能に-:

« 人為起源の黒色酸化鉄粒子による大気加熱効果を発見 | トップページ | 世界最軽量「手のひらサイズ580g」医療用ガンマ線可視化カメラを開発- 世界初・生体マウスのマルチアングル撮影、多色高精度3D画像を短時間で撮影可能に - »