« 骨髄移植や輸血が不要になるかも?造血幹細胞の作成に成功 米国 | トップページ | 悪性度の高い急性白血病のがん化メカニズムを解明 分子標的薬2剤の併用療法による高い抗腫瘍効果もマウスで確認 »

2017年5月26日 (金)

クモ毒を改良し抗体を細胞内へ輸送 -細胞は壊さず出入り口のみを開く分子の作製-

2017年05月23日
京都大学研究成果
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 二木史朗 化学研究所教授らの
研究チームはクモ毒由来の
溶血ペプチド(少数のアミノ酸が結合した
分子)を改良し、細胞が養分を取り込む
機能を利用した細胞内への抗体輸送手段を
開発しました。
 
 抗体のような質量の大きな分子を
細胞内へ運ぶ研究はこれまでも行われて
きましたが、運んだ分子を細胞内へ
効率的に放出する有効な手法は
発見されていませんでした。
 
 本研究成果は、2017年5月23日午前0時に
英国の学術誌「Nature Chemistry」に
掲載されました。
 
 
-----
研究者からのコメント
 
 今回開発した方法は、細胞内の
生理活性タンパク質の役割の解明を
目的とした基礎研究のみならず、
新しい医薬品や治療法の開発支援ツール
という観点においても、非常に応用範囲が
広いと考えられます。
 
 抗体はバイオ医薬品としても
大きな注目を浴びていることから、
本手法は細胞内のタンパク質を標的とする
抗体医薬品を細胞内へ運ぶための、
新しい方法論の開発の端緒になるかも
知れません。
 
詳しい研究内容については こちら
---------------------------------------
 
 有用そうです。
 
 
>今回開発したペプチドは、
>まず細胞内可視化や相互作用解析、
>細胞活性制御といった生命科学の
>基礎研究ツールとして活用できると
>考えられます。
 
>創薬支援ツールとしては医薬品の
>細胞内標的の探索や
>バイオ医薬品・抗体医薬品等の
>細胞内活性評価といった応用にも
>有用でしょう。
 
>加えて、本研究では薬剤を輸送する
>ための新たなコンセプトも提示できたと
>考えています。
 
>今回の成果をより多くの研究者に
>使用して貰うために、
>本ペプチドの市販化を検討しています。
 
 
 良いですね。期待しています。

|

« 骨髄移植や輸血が不要になるかも?造血幹細胞の作成に成功 米国 | トップページ | 悪性度の高い急性白血病のがん化メカニズムを解明 分子標的薬2剤の併用療法による高い抗腫瘍効果もマウスで確認 »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/65330711

この記事へのトラックバック一覧です: クモ毒を改良し抗体を細胞内へ輸送 -細胞は壊さず出入り口のみを開く分子の作製-:

« 骨髄移植や輸血が不要になるかも?造血幹細胞の作成に成功 米国 | トップページ | 悪性度の高い急性白血病のがん化メカニズムを解明 分子標的薬2剤の併用療法による高い抗腫瘍効果もマウスで確認 »