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2017年4月 4日 (火)

イヌの歯の再生に成功 大型動物モデルにおける構造・機能的に完全な歯の再生成功によりヒトにおける完全な歯の再生治療の実現可能性を証明

17.03.14
岡山大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
インプラント再生補綴学分野の
窪木拓男教授、大島正充助教、
同研究科分子医化学分野の大野充昭助教、
理化学研究所多細胞システム形成研究
センターの辻孝チームリーダーらの
研究グループは、器官・臓器の種となる
器官原基を再生する細胞操作技術
(器官原基法)を用いて、
大型動物モデル(ビーグル犬)における
構造的・機能的に完全な歯の再生を
実証しました。
 
 本研究成果は3月16日
(英国時間午前10時、日本時間午後7時)、
国際的な科学雑誌『Scientific Reports』
に公開されます。
 
 本研究成果は、将来の歯の再生治療の
実現可能性を証明するための
トランスレーショナル研究として
位置づけられるものであり、
分泌腺や毛髪などの多臓器にも
応用可能な器官再生医療の発展に
つながるものとして期待されます。
 
 
-----
本研究成果のポイント
 
●歯の喪失治療は、歯の生理機能を
 有していない人工的な代替治療が
 主流で、生物学的な歯の再生が
 望まれていた。
 
 これまで、研究グループは
 マウスにおける歯胚、歯周組織の器官
 としての再生技術「器官原基法」
 を開発。
 
 ヒトへの応用には、大型動物モデルでの
 再現が必要だった
 
●今回、器官原器法を用いて、
 イヌの歯胚細胞においても
 再生歯胚の作製に成功。
 
 再生歯胚を顎骨に移植し、
 構造的・機能的に完全な再生歯を
 作ることにも成功した
 
●再生歯はエナメル質や象牙質の構造、
 歯の移動が天然歯と同等のものが
 できた
 
●大型動物モデルでの実用的な歯の
 再生治療を実証した
 
 
詳細は こちら
---------------------------------------
 
 素晴らしい。
 
 
>本研究における成果は、大型動物による
>実用的な歯の再生治療の可能性を
>実証しており、歯科再生医療の
>技術開発はさらに進展したといえます。
 
>今後、再生歯胚の利用による
>歯科再生治療を実用化するための
>最大の課題は、歯胚再生を可能とする
>細胞シーズを取得することです。
 
>本研究においても若齢期の歯胚細胞を
>利用した研究であり、歯を失った
>成人・高齢者にも適応しうる技術
>とするためには、歯胚を誘導可能な
>幹細胞の探索が必要です。
 
>私たちは、これらの課題に
>取り組むことによって、
>臨床実用化が可能な技術となるよう
>研究開発を進めたいと考えています。
 
 人への臨床実用化までには、まだまだ
課題が山積しているようですが、
大きな一歩を進める事が出来たと
思います。
 
 今後の研究の進展に大いに期待したい。

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