« 藻類オイル抽出残渣から化学品原料の合成に成功 ―藻類バイオマスを徹底的に活用する技術を確立― | トップページ | 2種類目となる「末梢血由来のiPS細胞ストック」の提供開始について »

2017年4月19日 (水)

がんの超初期段階で生じる代謝変化を世界で初めて解明

2017.04.18
北海道大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
研究成果のポイント
 
・これまでブラックボックスであった,
 がん化の超初期段階で起こる現象を
 解明。
 
・「ミトコンドリア機能の低下」
 「解糖経路の亢進」という代謝変化が
 変異細胞の排除を促進。
 
・今後の「世界初のがん予防薬」の
 開発に期待。
 
 
-----
研究成果の概要
 
 独自に確立した培養細胞系と
マウスモデルを用いて,正常細胞に
囲まれた変異細胞において,
「ミトコンドリア機能の低下」と
「解糖経路の亢進」という2つの代謝変化
が生じていることを突き止めました。
 
 さらに,この代謝変化が,変異細胞の
周囲に存在する正常細胞からの影響による
ものであり,変異細胞の体外への排除に
重要な役割を果たしていることを
明らかにしました。
 
 これらの研究成果は,
これまでブラックボックスであった
がんの超初期段階で生じる現象を
明らかにするものであり,
「世界初のがん予防薬」の開発に
つながることが期待できます。
---------------------------------------
 
 本当にがんの「世界初のがん予防薬」
の開発に繋がると良いですね。
 
 
>これらは,これまでブラックボックス
>であったがんの超初期段階で起こる現象
>を明らかにした研究成果であり,
>新たながん研究分野の開拓につながる
>可能性があります。
 
>この研究成果をさらに発展させること
>によって,世界初の「がん予防薬」の
>開発へつながることが期待できます。
 
 大いに期待したい。

|

« 藻類オイル抽出残渣から化学品原料の合成に成功 ―藻類バイオマスを徹底的に活用する技術を確立― | トップページ | 2種類目となる「末梢血由来のiPS細胞ストック」の提供開始について »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: がんの超初期段階で生じる代謝変化を世界で初めて解明:

« 藻類オイル抽出残渣から化学品原料の合成に成功 ―藻類バイオマスを徹底的に活用する技術を確立― | トップページ | 2種類目となる「末梢血由来のiPS細胞ストック」の提供開始について »