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2017年4月 2日 (日)

大腸がん幹細胞標的治療モデルの開発に成功-がんの根治治療の開発に期待-

2017/03/31
慶應義塾大学医学部
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 このたび慶應義塾大学医学部内科学
(消化器)佐藤俊朗准教授らは、
大腸がんの増殖を司る“がん幹細胞”の
詳細な機能の解析と、がん幹細胞を
標的とした治療モデルの開発に
成功しました。
 
 “がん幹細胞”は、がん組織の中に
少数存在し、再発や転移の原動力となる
と考えられ、臨床的意義の大きさから
長年研究の対象とされてきました。
 
 しかしその詳細な機能は未だ解明されて
いません。
 
 佐藤准教授らは、これまでに
ヒトの大腸がんを培養し、マウス生体内で
がんを再構築する技術を開発しています。
 
 本研究ではこの技術にゲノム編集技術を
応用し、特定のヒト大腸がん細胞の動態を
マウス生体内で観察する技術を
開発しました。
 
 これにより、大腸がんの幹細胞の同定と
その生体内での機能解析に成功しました。
 
 また、大腸がん幹細胞を標的とした
治療モデルを開発し、既存のがん治療薬と
組み合わせた場合にのみ、腫瘍が著明に
縮小することをマウス実験で
確認しました。
 
 この成果は、今後の大腸がんの根治を
目指したがん幹細胞機能の解明と、
新規創薬への確かな道筋となります。
 
 この研究成果は、2017年3月30日
英国科学誌「Nature」に掲載されました。
 
 
プレスリリース全文は こちら
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 Good News !
 
 
>がん幹細胞を標的とした治療は夢の治療
>のように考えられてきましたが、
>がん幹細胞の殺傷だけでは治療効果は
>限定的であることがわかりました。
 
 重要な発見ですね。
 
>この原因として、分化したがん細胞が
>がん幹細胞に先祖返りする、
>脱分化能力を有することが
>明らかになりました。
 
>一方で、分化がん細胞を標的とする
>がん治療薬と組み合わせることにより、
>がんの根絶が可能であることも
>示されました。
 
>今回の成果によって、今後、臨床で
>使用できるがん幹細胞標的治療薬の
>開発や、分化がん細胞のがん幹細胞への
>脱分化を抑制して再発を予防する
>治療法の開発といった、
>新しいがんの根源的治療法の開発が
>期待されます。
 
 大いに期待したい。

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