がん細胞のミトコンドリア活性度測定による放射線治療の早期効果判定の有用性を確認― がんの放射線治療における早期効果判定手法確立へ前進 ―
017/03/10
浜松ホトニクス株式会社
学校法人 東海大学
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
浜松ホトニクス(代表取締役社長
:晝馬明、中央研究所PET研究グループ長
:塚田秀夫)および東海大学(学長
:山田清志、医学部教授
:川口 章、客員講師:村山千恵子)の
共同研究グループは、
ミトコンドリアの活性化に比例して
取り込みが増加するPET薬剤
(18F-BCPP-EF)を用いたPET検査が、
がんの放射線治療効果の早期判定に
有用であることを動物実験で
確認しました。
本研究成果により、治療開始早期での
非侵襲的な効果判定が可能となり、
個々のがんに対して適切な放射線照射量を
調節する個別化医療を実現できます。
すなわち、現在がんの種類ごとに
決められた標準的な照射量では効きすぎる
場合の副作用を軽減でき、
一方、十分な治療効果がない場合には
他の治療法へ変更するなど、
治療開始の早い段階でその後の治療方針を
検討できます。
詳細は こちら
---------------------------------------
>放射線治療の早期効果判定の
>有用性を確認
良いですね。
>本研究成果により、治療開始早期での
>非侵襲的な効果判定が可能となり、
>個々のがんに対して適切な放射線照射量
>を調節する個別化医療を実現できます。
今後の展開に期待したい。
| 固定リンク
« 世界最高の活性を示すアンモニア合成触媒の開発に成功~モリブデン錯体を触媒とした常温・常圧での窒素固定反応~ | トップページ | カーボンナノチューブ空気極により超高容量なリチウム空気電池を開発 »
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント