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2017年4月11日 (火)

ヒトiPS細胞から心筋細胞、血管細胞を含むメッシュ状の人工心臓組織を開発

2017年4月4日
京都大学iPS細胞研究所CiRA(サイラ)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
・ヒトiPS細胞から分化誘導した
 心筋細胞および血管構成細胞を用いて
 メッシュ状の人工心臓組織を作製する
 ことに成功した。
 
・ヒトiPS細胞由来メッシュ状心臓組織を
 ラット心筋梗塞モデルに移植すること
 により、心機能の回復と心筋層の再生を
 認めた。
 
 
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要旨
 
 中根武一郎 研究員(京都大学CiRA
増殖分化機構研究部門・心臓血管外科
大学院生、前・米国ルイビル大学研究員)、
升本英利 助教(京都大学心臓血管外科、
CiRA特命助教)、
山下 潤 教授(京都大学CiRA増殖分化機構
研究部門)らの研究グループは、
ルイビル大学のBradley B. Keller教授
らの研究グループと共同で、
ヒトiPS細胞由来のメッシュ状の
人工心臓組織を作製し、
ラット心筋梗塞モデルにおいて
移植後の生着および治療の有効性を
示しました。
 
 この研究成果は2017年4月3日
(英国時間)に
英科学誌「Scientific Reports」で
公開されました。
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 心筋シートを上回るものになりそう
ですね。
 
 
>ヒトiPS細胞から誘導した心筋細胞
>および血管内皮細胞、壁細胞を用いて
>メッシュ状の人工心臓組織を
>作製しました。
 
>この組織は心筋梗塞を起こした
>ラットの心臓に生着し、線維化を抑制し
>心機能を改善させました。
 
>この技術は重症心不全に対する
>ヒトiPS細胞を用いた心臓再生治療の
>有用な方法と考えられます。
 
>今後は、ヒトに近い大型の動物での
>検証を進める予定です。
 
>また使用している生体材料は
>現時点で臨床応用が許可されたものでは
>無く、安全性の確認や既に臨床使用
>されている代替材料への変更も考慮し
>研究を進めて行きます。
 
 まだ時間はかかりそうですが、
良い成果が出るよう期待しています。

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