« 量子力学計算により医薬品の受容体サブタイプ選択性の予測・再現に成功 | トップページ | バイオ3Dプリンターを用いた末梢神経損傷に対する神経再生技術の開発 »

2017年3月26日 (日)

エステルからエーテルをつくる! 世界初・脱一酸化炭素金属触媒の開発に成功

2017年2月21日
早稲田大学トピック
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 抗がん剤や抗マラリア薬など
医農薬研究に新たな標準手法を提供
 
 早稲田大学理工学術院の山口潤一郎
(やまぐちじゅんいちろう)准教授らの
研究グループは、独自に開発した
脱一酸化炭素金属触媒により、
抗がん剤や抗マラリア薬などの医農薬に
頻繁にみられる
「ジアリールエーテル骨格」を
芳香族エステルから合成することに
世界で初めて成功しました。
 
 これまでジアリールエーテル骨格は、
遷移金属触媒を使った芳香族化合物(Ar-X)
とアレノール類(Ar’-OH)の
クロスカップリング反応で合成されて
きましたが、原料が高価であることや、
廃棄物排出に関して改善すべき点が
あることから、新しく効率的な構築法の
開発が強く望まれていました。
 
 今回の研究では、独自で開発した
ニッケルもしくはパラジウム触媒
を用いて、芳香族エステル(Ar-COOAr’)
から一酸化炭素(CO)を取り除いて、
ジアリールエーテル化合物(Ar-O-Ar’)
へと導くことに成功しました。
 
 この方法により、30種類以上の
芳香族エステルを、ジアリールエーテルに
変換できることがわかっています。
 
 今回の研究成果により、
さまざまなジアリールエーテル化合物を
安価で入手容易な芳香族エステルから
合成することが可能となり、
医農薬の開発研究に新たな標準手法を
提供することとなります。
 
 本研究成果は、アメリカ化学会誌
『Journal of the American Chemical
  Society』のオンライン版に
2017年2月21日に掲載されました。
---------------------------------------
 
 Good News !
 
 
>今回開発した「脱カルボニル型エーテル
>合成」はこれまで主に単一の方法しか
>知られていなかった
>ジアリールエーテル骨格の合成法に
>第二の合成法を提供することと
>なります。
 
>また、芳香族エステルは大変安価で
>入手容易な化合物群であるため、
>ジアリールエーテル骨格のもつ
>医農薬の開発研究や工業生産の手法を
>置き換える可能性があります。
 
 良さそうですね。
 
 ですが、
>非常にユニークな方法ですが、
>いまだ使える化合物が限られている
>こと、反応には高温を必要とすること
>が今後の課題です。
 
>まだ反応は見つかったばかりである
>ため、今後より高活性な触媒を
>デザイン・合成することにより、
>これらの課題を克服したいと
>考えています。
 とのこと、
 
 新しい合成法の開発に成功したのは
事実、一歩一歩前進しましょう。
 
 今後の展開に大いに期待します。

|

« 量子力学計算により医薬品の受容体サブタイプ選択性の予測・再現に成功 | トップページ | バイオ3Dプリンターを用いた末梢神経損傷に対する神経再生技術の開発 »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/65068372

この記事へのトラックバック一覧です: エステルからエーテルをつくる! 世界初・脱一酸化炭素金属触媒の開発に成功:

« 量子力学計算により医薬品の受容体サブタイプ選択性の予測・再現に成功 | トップページ | バイオ3Dプリンターを用いた末梢神経損傷に対する神経再生技術の開発 »