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2017年2月24日 (金)

「 希少細胞である好塩基球によるアレルギー誘導の謎が解けた! 」― 驚くべき離れ業「トロゴサイトーシス」を駆使 ―

平成29年1月13日
国立大学法人 東京医科歯科大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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【ポイント】
 
・これまで、樹状細胞、好塩基球、
 T細胞のアレルギーへの関与が
 報告されていましたが、
 その連携プレーの詳細は不明でした。
 
・本研究で、好塩基球が仲介役となって、
 樹状細胞からT細胞へとアレルゲン情報
 を伝達する巧妙な仕組みがあることを
 明らかにしました。
 
・今回の発見をさらに詳細に研究すること
 で、様々なアレルギー疾患の病態解明と
 新規治療法開発への応用が期待できます。
 
 
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 東京医科歯科大学・大学院医歯
学総合研究科・免疫アレルギー学分野の
烏山一教授(副学長・理事)の
研究グループは、好塩基球が
トロゴサイトーシスという巧妙な仕組み
によって樹状細胞からアレルゲン情報を
捕捉し、さらにT細胞に伝達することで
アレルギー誘導型T細胞を生み出すという
巧妙な仕組みがあることを明らかに
しました。
 
 この研究は科学技術振興機構
・戦略的創造研究推進事業(CREST)
ならびに文部科学省科学研究費補助金の
支援のもとで行われ、その研究成果は
国際科学誌 Proceedings of National
Academy of Sciences USA
(米国科学アカデミー紀要)に、
2017 年 1 月 16 日午後 3 時
(米国東部時間)に
オンライン版で発表されます。
 
 筆頭著者は、研究医を育成する
「研究者養成コース」博士課程の
大学院生です。
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>アレルギー疾患の根本的な治療法は
>未だ確立されておらず、
>その病態解明が急がれています。
 そうなんです。
 
 
>本研究により、好塩基球が、
>トロゴサイトーシスという離れ業を
>駆使して樹状細胞から MHC クラス II
>分子を捕捉することにより
>抗原提示能を獲得することが明らか
>となり、これまでの研究で報告されて
>いた好塩基球の抗原提示能に関する
>食い違いがなぜ起こるのかをきちんと
>説明できるようになりました。
 
>本研究によって解明された
>新たなメカニズムをさらに解析していく
>ことにより、アレルギー状態を改善する
>新規治療法の開発への応用が
>期待されます。
 
 免疫がらみの研究はなかなか進展
しないですね。
 
 一歩前進です。
 
 アレルギー状態を改善する新規治療法
の開発へと繋がることを期待したい。

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