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2017年2月18日 (土)

モバイル遺伝子検査機の開発に成功~現場に持ち込み、細菌やウイルスを約10分で検出~

平成29年2月8日
科学技術振興機構(JST)
日本板硝子株式会社
産業技術総合研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○遺伝子検査機(リアルタイムPCR装置)
 の超小型化・軽量化に成功した。
 
○遺伝子検査の所要時間を従来の約1時間
 から約10分へ短縮できた。
 
○バッテリー駆動で場所を問わず
 遺伝子検査が可能。
 
 
-----
 JST 先端計測分析技術・機器開発
プログラムの一環として、
日本板硝子株式会社(日本板硝子)、
産業技術総合研究所(産総研)、
および株式会社ゴーフォトンの
共同開発チームは、
「モバイル遺伝子検査機」
(小型・軽量リアルタイムPCR装置
 注1))の開発に成功しました。
 
 従来の細菌やウイルスなどの
遺伝子検査は高精度で有用な一方、
装置は大きく高価で検査にかかる時間も
長いため、専門施設でしか利用
できませんでした。
 
 感染の拡大を抑えるには早急に
有効な対策が必要ですが、
そのためには現場で原因となる細菌や
ウイルスなどを迅速に特定できる
遺伝子検査機が求められていました。
 
 開発チームは、小さなプラスチック基板
で目的の細菌やウイルスの遺伝子を
高速に増やす産総研の技術と、
その遺伝子の量を高感度で測定できる
日本板硝子独自の小型蛍光検出技術を
組み合わせることで、高精度のまま
小型化と検査時間の短縮を実現しました。
 
 開発したモバイル遺伝子検査機は、
従来の装置に比べ片手で持ち運べるほど
小型・軽量
(約200mm×100mm×50mm、
 重量約500g)で、従来は約1時間
かかっていた検査時間注2)を、
約10分に短縮しました。
 
 また、小型化により低コスト化を実現し、
バッテリー駆動も可能にしました。
 
 この成果によって、これまで専門施設内
に限られていた高精度の遺伝子検査が
場所を問わず実施可能となります。
 
 インフルエンザやノロなどのウイルスや
細菌を現場で素早く特定できるため、
医療現場だけでなく工場などの食品衛生、
環境汚染調査のほか空港や港湾で
感染症予防の水際対策での使用など、
幅広い分野での活用が期待されます。
 
 このモバイル遺伝子検査機は、
日本板硝子より年内発売を目標に
開発を進めています。
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 Good News !
 
 遺伝子検査の必要性はこれからますます
増えていくはずです。
 
 
>これまで専門施設に1日かけて送付し
>確定診断を待っていた遺伝子検査が、
>今回開発したモバイル遺伝子検査機
>により、適切な前処理と高速試薬の
>組み合わせで、専門施設外で迅速に
>行えます。
 
>そのため、食品衛生、感染症予防、
>環境汚染調査など幅広い分野での活用
>が期待され、例えば鳥インフルエンザの
>感染有無を現場の獣医師が
>本機を利用して判断できれば、
>ウイルスの拡散を素早く防げる
>可能性があります。
 
>今後の課題として、この装置の特長を
>最大限に生かすため、検査対象ごとに
>最適化された高速PCR試薬や
>前処理技術が必要であり、
>準備を進めています。
 
 
 素晴らしいです。
 大いに期待したい。

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