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2017年2月11日 (土)

「マクロファージがつくる不飽和脂肪酸が、炎症を収めるのに重要であることを発見」 ―炎症の慢性化を抑え生活習慣病を防ぐ、新しい治療標的の可能性―

平成28年12月28日
東京医科歯科大学
千葉大学
筑波大学
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○マクロファージは病原体の感染に対する
 防御だけでなく、肥満・糖尿病など
 生活習慣病の発症につながる
 「慢性炎症」の制御にも関わっています。
 
○本研究で、マクロファージが、炎症を
 抑える働きを持つ不飽和脂肪酸を
 活発に合成すること、合成された
 不飽和脂肪酸が体の炎症を抑え、
 収束させるのに重要であることを
 明らかにしました。
 
○この成果は、マクロファージの
 脂質合成や分解(代謝)を標的とする、
 新しい生活習慣病の治療・予防法の開発
 へと道を拓く可能性があります。
 
 
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概要
 
 東京医科歯科大学難治疾患研究所
細胞分子医学分野
(テニュアトラック研究室)の
大石由美子テニュアトラック准教授の
研究グループは、
カリフォルニア大学サンディエゴ校の
Christopher K. Glass 教授、
Nathanael J.Spann 博士、
筑波大学の島野仁教授、松坂賢准教授、
千葉大学の真鍋一郎教授、
ソーク研究所の AlanSaghatelian 教授
との共同研究で、マクロファージがつくる
抗炎症性不飽和脂肪酸が、炎症応答を
うまく収める(収束する)ために重要
であることを明らかにしました。
 
 この研究は文部科学省科学研究費補助金
ならびに科学技術人材育成費補助金
テニュアトラック普及・定着事業の
支援のもとでおこなわれたもので、
その研究成果は、国際科学誌
Cell Metabolism (セル メタボリズム)
に、2016年12月29日(米国東部時間)に
オンライン版で発表されます。
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 期待が持てそうな成果です。
 
 
>本研究の成果から、マクロファージの
>脂質代謝と炎症における機能とは
>密接に関連して制御されており、
>マクロファージがつくる不飽和脂肪酸
>が、炎症を長引かせずに適切に収める
>(収束させる)ために重要であること
>が明らかとなりました。
 
>マクロファージの炎症が適切に
>抑えられずに長引くと、
>「慢性炎症を」引き起こし、
>生活習慣病を発症する原因にもなります。
 
>本研究の成果は、マクロファージの
>脂質代謝(合成や分解)を標的とした、
>生活習慣病に対する新
>しい治療・予防法開発への道を拓く
>ものと期待されます。
 
 
 大いに期待したい。

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