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2017年2月17日 (金)

老年マウス脊髄損傷における神経幹細胞移植の有効性の証明、病態解明に成功-高齢者脊髄損傷に対するさらなる機能回復につながる発見-

2017/02/17
慶應義塾大学医学部
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 慶應義塾大学医学部生理学教室
(岡野栄之教授)と同整形外科学教室
(中村雅也教授)は、
老年マウス脊髄損傷における
神経幹細胞移植の有効性を証明、
新たな病態解明に成功しました。
 
 近年高齢者の脊髄損傷が
世界的に増加しており、国内においても
高齢者脊髄損傷の増加、
有効な治療法の確立が急務と
されています。
 
 脊髄損傷に対する神経幹細胞移植の
有効性は既に証明されていますが、
高齢者脊髄損傷における神経幹細胞移植の
有効性の検討はされておらず、
本研究において詳細な検討が
なされました。
 
 脊髄損傷に対するヒトiPS細胞由来
神経幹細胞移植の臨床応用が、
近い将来に実現されようとしています。
 
 この成果によって、脊髄損傷に対する
神経幹細胞移植治療が、高齢者を含む
多くの患者に有効な治療法となる
可能性が示唆されました。
 
 本研究結果は2017年2月16日12時
(米国東部時間)、
「Stem Cell Reports」オンライン版に
公開されました。
 
プレスリリース全文は、こちら
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>脊髄損傷に対する神経幹細胞移植治療
>が、高齢者を含む多くの患者に
>有効な治療法となる可能性が
>示唆されました。
 
 素晴らしい。
 
 近い将来、脊髄損傷に対する
ヒトiPS細胞由来神経幹細胞移植の
臨床応用が実現しそうですね。
 
 大いに期待しています。

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