末期がん患者に劇的効果のPM 余命宣告を覆す治療実績
2017年1月29日 biglobe News
詳細は、リンクを参照して下さい。
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日本人の死因1位であり、年間35万人が
亡くなるがん。
闘病の最前線で現在、
「がん治療の革命」と注目されている
のが、「プレシジョン・メディシン」
(精密医療、以下PM)だ。
具体的な治療プロセスは以下の通り。
まず、患者の体内から採取した
がん細胞の遺伝子を解析し、
遺伝子変異のタイプを特定する。
その後、ピンポイントで
その遺伝子変異に作用する
「分子標的薬」などを用いて治療する。
後述する大規模臨床試験によれば、
肺がん治療では、従来の抗がん剤が
3割の患者に効果的だったのに対し、
遺伝子のタイプを絞り込んでから
分子標的薬を投薬すると、
7割の患者に効果があった。
日本では現在、PMの実践を目指す
大規模な臨床試験が始まっている。
「SCRUM・Japan(スクラム・ジャパン)」
と銘打たれたそのプロジェクトには、
全国200以上の医療機関と15の製薬会社が
参加。
同プロジェクトの臨床試験に参加した
がん患者は、これまでに約7000人近い。
進行した肺がんと消化器がんの患者を
対象に、遺伝子変異を無料で解析し、
それにマッチングする薬を投与する試みを
続けている。
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「プレシジョン・メディシン」、皆さん
既にご存じの方が多いと思います。
良さそうな結果が出ているようです。
私などは、遺伝子解析技術が進歩
して来ている現在では当然の帰結だと
思っています。
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