神経傷害後や神経疾患でオートファジーが神経突起構造の崩壊を促進-NCNP
2017年01月19日 qlifepro
詳細は、リンクを参照して下さい。
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国立精神・神経医療研究センター
(NCNP)は1月13日、神経傷害後や
一部の神経疾患において神経の突起構造が
壊れていく際に「オートファジー」が
神経を積極的に壊す方向に寄与している
ことを示し、その構造崩壊促進機構を
初めて明らかにしたと発表した。
この研究は、NCNP神経研究所疾病研究
第五部の若月修二室長、荒木敏之部長らの
研究グループによるもの。
研究成果は「Journal of Cell Biology」
オンライン版に掲載されている。
関連リンク
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「オートファジー」って、単なる
生ゴミ再生システムではなかったの
ですね。奥が深い。
関連投稿です。
>研究グループは今後、このような
>オートファジーが、さまざまな
>神経の病気においてどのような役割を
>果たしているのかを検討すること
>によって、神経難病などの治療に
>役立てることを目指す。
良い成果を期待しています。
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