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2017年1月14日 (土)

ES細胞から機能的で動きも伴う立体臓器(「ミニ腸」)を創り出すことに成功

2017/1/12
国立研究開発法人
国立成育医療研究センター
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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プレスリリースのポイント
 
・ヒト臓器の中でも複雑な構造、機能を
 有している腸管をヒトESおよびiPS細胞
 から試験管内で創り出すことに
 成功した(ミニ腸)。
 ミニ腸は生体腸管のように蠕動様運動
 をし、吸収能や分泌能を備えている。
 
・ミニ腸は試験管内で長期に維持すること
 が可能であり、薬品の試験も繰り返し
 行うことが出来ることから、創薬開発
 では極めて革新的なバイオツールに
 なり得る。
 
・先天性の小腸の病気や潰瘍性大腸炎、
 クローン病に代表される原因不明の
 慢性炎症性腸疾患などに対する
 画期的な治療法開発の手段として
 期待される。
 
 
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 国立成育医療研究センター
(五十嵐隆理事長)は、試験管内で
ヒトES細胞から、蠕動*1様運動、
吸収や分泌能などのヒト腸管の機能を
有する立体腸管の創成に世界で初めて
成功しました。
 
 これは、国立成育医療研究センター
(松原洋一研究所長)再生医療センター
阿久津英憲生殖医療研究部長、
梅澤明弘センター長のグループと
臓器移植センター笠原群生センター長を
中心とした研究グループの成果で、
大日本印刷株式会社、
東北大学の研究者らの協力のもとに
進められました。
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 素晴らしい。
 
 
>服用された薬は、吸収・代謝を
>まず腸管で受け、肝臓へと移ります。
 
>ミニ腸は創薬開発において腸での
>吸収・代謝を評価する画期的な手段
>となり、薬の生体腸管に対する副作用
>(下痢など)を評価することも
>期待されます。
 
>ミニ腸のように生体臓器に
>極めて近似した立体臓器用いた
>評価系はなく、高い臓器機能性を
>有することからも生体機能チップ分野
>でもオリジナル性の高い優位性が
>発揮できます。
 
>今回の立体臓器ミニ腸の成果は、
>多能性幹細胞から
>複数種類の細胞からなる複雑な生体組織
>を試験管内で作製し組織移植するという
>「次々世代の再生医療」へも
>今後期待されます。
 
 まず評価系として素晴らしい成果
だと思います。
 「次々世代の再生医療」への展開
にも期待しています。

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