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2016年12月26日 (月)

北極は地球の未来が見える場所

2016/12/12
大学共同利用機関法人
情報・システム研究機構
Science Report001
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ところが近年、北極がにわかに注目を
集めているという。
 
 「地球温暖化をはじめ、地球全体の
変化が極地で顕著に、しかも先取りして
現れることは以前から知られていました。
 
 しかし温暖化増幅は、北極に
よりはっきりと現れているんですね。
 
 実際、ここ100年間の北極の気温は、
全球平均と比べて2倍以上の速さで
上昇しています。
 
 これを温暖化増幅といいます。」
 
 と国立極地研究所の山内恭名誉教授は
言う。
 
 南極と北極の最も大きな違いは、
北極は海、南極は陸であることだ。
 
 北極が海氷を浮かべた海であるのに
対して、南極は世界5番目の大陸であり、
雪が降り積もって作られた
2,000~3,000メートルもの氷床で
できている。
 
 「海氷は太陽光のほとんどを
反射しますが、海氷が減少すると、
海が太陽光を吸収するようになり、
北極域がさらに暖まる。
 
 これをアイスアルベドフィードバック
といい、温暖化増幅の基本的な原因と
考えられています。」
 
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 日本に暮らす私たちにとって、北極は
これまで、ほとんど知る機会のない
場所だったかもしれない。
 
 しかし私たちの暮らしに
直接関わってくるような地球全体
についてのさまざまな変化が、
いま北極から発信されていると言っても
過言ではない。
 
 本サイエンス・リポートでは、
これから何回かにわたって
北極の科学について報告する。
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 興味深いですね。
 フォローしようと思う。
 

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