« バイオ工学による天然ゴムの試験管内合成に成功 - 天然ゴムの安定供給や新たな分子構造の天然ゴムの開発に貢献 - | トップページ | 極めて低い白金担持量で高酸素還元反応性触媒の開発に成功 »

2016年12月10日 (土)

電力使用量を調整する新たな手法を開発~スマートメーターの通信ネットワークを活用~

平成28年11月24日
科学技術振興機構(JST)
鳥取大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
ポイント
 
○従来、電力使用量を調整するには、
 全需要家の大量データを集約して
 処理が必要。
 
○スマートメーター間通信を利用して、
 需要家の電力使用量を調整する
 新手法を開発。
 
○大量データを扱わなくて済み、
 簡単で容易に電力システムの運用が
 可能になる。
 
 
-----
 JST 戦略的創造研究推進事業
において、鳥取大学の櫻間 一徳 准教授
らは、再生可能エネルギーを含む
複数の発電と蓄電によって構成される
電力システムにおいて、
スマートメーター注1)間の通信を
利用して、分散的に電力使用量を調整する
新たな手法を開発しました。
 
 電力価格や需要家の節電意識を高める
サービスで、電力需要のピーク時などに
需要家へ電力使用の抑制を促す
(デマンドレスポンス)ことで、
日々の電力需給のバランスを調整させる
ことが期待されています。
 
 しかし、需要家全体からの情報を集約し、
大量のデータを処理することが必要と
されていました。
 
 本研究では、スマートメーターの
通信ネットワークを活用し、
スマートメーター同士が需要量や供給量を
交換することで、分散的に価格や
インセンティブ(報償)の調整量を
決定する新たなアルゴリズムを
開発しました。
 
 これにより、大量のデータを集約し
管理する必要がなくなるため、
サーバーなどの情報インフラの設置や
運用の必要がなく、低コストで
電力システムを管理することが
可能となります。
 
 本研究は、JST戦略的創造研究推進
事業 チーム型研究(CREST)の
一環として行われ、鳥取大学の
三浦 政司 助教と共同で
行ったものです。
 
 本研究成果は、2016年11月21日
(米国東部時間)に米国電気電子学会誌
「IEEE Transactions
  on Industrial
  Electronics」の
オンライン速報版で公開されました。
---------------------------------------
 
 「低コストで電力システムを管理する
ことが可能となる」というのは
素晴らしい。
 
 
>本研究では、大量の需要家の電力需給量
>を集約する必要がなく、分散的な処理で
>デマンドレスポンスを可能とする手法を
>開発しました。
 
>これにより情報インフラを新たに
>用意することなくデマンドレスポンスを
>実施できるため、今後、
>マイクログリッドなどの小規模な
>電力システムに対する簡単で容易な
>管理方法の1つとして普及する
>可能性があると考えています。
 
 期待したいです。
 
 実際の電力網はこうなっていない
ので、実証実験をどう実施するのか?
 
 各々地域で異なった電力事業者が
存在し、異なった電力網が存在して
いる中で、どう実現して行くか?
 
 なかなか難しい問題が山積している
と思いますが、是非政府も協力して、
というか、強力なリーダーシップをとって
安価で、持続可能な電力ネットワーク
の実現を目指して貰いたいものです。

|

« バイオ工学による天然ゴムの試験管内合成に成功 - 天然ゴムの安定供給や新たな分子構造の天然ゴムの開発に貢献 - | トップページ | 極めて低い白金担持量で高酸素還元反応性触媒の開発に成功 »

科学関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/64606094

この記事へのトラックバック一覧です: 電力使用量を調整する新たな手法を開発~スマートメーターの通信ネットワークを活用~:

« バイオ工学による天然ゴムの試験管内合成に成功 - 天然ゴムの安定供給や新たな分子構造の天然ゴムの開発に貢献 - | トップページ | 極めて低い白金担持量で高酸素還元反応性触媒の開発に成功 »