敗血症ショックを増悪させる分子を発見
2016年9月29日 大坂大学研究情報
詳細は、リンクを参照して下さい。
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リリース概要
大阪大学免疫学フロンティア研究センター
免疫機能統御学の岸本忠三特任教授らの
研究グループは、敗血症ショック※1 を
増悪させるメカニズムを
明らかにしました。
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研究の内容と本研究成果が社会に与える
影響
今回同研究グループは、Arid5a※2
というタンパク質がγ-インターフェロン※3
を産生するヘルパーTリンパ球(Th1)※4
に必須の分子T-bet※5 をコードする
遺伝子転写産物Tbx21mRNAに結合して
γ-インターフェロンの産生を亢進させ、
敗血症ショックを増強することを
新たに見出しました(図1、図2)。
こうした結果からArid5a分子の発現を
抑制する分子を開発すれば、敗血症ショック
の治療につながると期待されます。
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Good !
>こうした結果からArid5a分子の発現を
>抑制する分子を開発すれば、
>敗血症ショックの治療につながると
>期待されます。
約3割の患者は致死的であり有効な
治療法は存在しません。
と言うのが現状ですから、
大いに期待したい。
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