「オートファジーによる中心体数制御」【清水重臣 教授】
2016.11.18
東京医科歯科大学プレスリリース
詳細は、リンクを参照して下さい。
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東京医科歯科大学・難治疾患研究所の
渡辺雄一郎大学院生、本田真也助教、
清水重臣教授らの研究グループは、
中心体数の制御にオートファジーが
関与していることをつきとめ、
その分子機構を明らかにしました。
この研究は文部科学省科学研究費補助金、
AMEDなどの支援のもとでおこなわれた
もので、その研究成果は、
国際科学誌Nature Communicationに、
2016年11月21日午前10時(英国時間)に
オンライン版で発表されました。
プレス資料(PDF)
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オートファジーの異常から
がんが発生することは
よく知られていると、
今回の研究から、
>発がんの原因の1つとして
>中心体数の制御異常が関与している
>ものと考えられました。
中心体数の制御異常があると
がんが発生すると、
オートファジーの異常ががんの
発生にからんでいる具体例が
発見されたと言うことですね。
今後は、このメカニズムによる
がんの発生を防ぐ医薬品の開発に
期待します。
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