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2016年11月24日 (木)

肝臓を再構築する肝前駆細胞へのリプログラミングにラット、マウスで成功 再生医療やがん治療への応用に期待

2016年11月11日
国立がん研究センター
日本医療研究開発機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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本研究成果のポイント
 
1.成熟肝細胞から、肝臓を再構築する
 肝前駆細胞へのリプログラミング
 および安定培養に成功。
 
2.培養に成功した肝前駆細胞を、
 肝障害をもつ動物の肝臓に移植すると
 高い再生能力を示し、75-90%という
 極めて高い効率でホスト肝臓を
 再構築した。
 
 
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 国立がん研究センター研究所分子細胞
治療研究分野落谷孝広分野長、
勝田毅研究員の研究チームは、
低分子化合物を用いることで
遺伝子組み換えを行うことなく、
ラットおよびマウスの成熟肝細胞から、
生体外で増殖可能で、かつ生体内で
高い再生能を示し肝臓を再構築する
肝前駆細胞(Chemically-induced
Liver Progenitors:CLiPと命名)への
リプログラミングに成功しました。
 
 これまで、重篤肝疾患に対する治療は
肝移植しかありませんでしたが、
再生能を有する移植可能な成熟肝細胞を
生体外で安定かつ安全に供給する方法は
これまで開発されていません。
 
 今後、ヒトの肝細胞を利用した
CLiPを開発することにより、
患者自身の検体をソースとした
新たな細胞治療や、肝がんの発生機序の
解明への応用が期待されます。
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 低分子化合物を添加することで
肝前駆細胞へリプログラミング出来た
と言うこと。素晴らしいです。
 
 
>今回の報告では、これまで精力的に
>取り組まれてきた、多能性幹細胞から
>肝(前駆)細胞へと分化誘導する
>アプローチとは反対の、
>成熟細胞から前駆細胞へと部分的に
>リプログラミングするという
>新たなアプローチを提案できました。
 
>このような部分的リプログラミング
>というアプローチは、肝臓だけでなく
>様々な臓器を対象として展開できる
>可能性が十分にあり、再生医療分野
>における新たな方向性を示すことに
>なります。
 
>研究チームは、このアプローチを
>ベースに、凍結保存されている
>ヒト肝細胞、あるいは生検サンプルから
>採取したヒト肝細胞をソースに、
>移植治療に使えるヒトCLiPの誘導を
>目指して研究を続けています。
 
 リプログラミングの可能性大ですね。
 再生医療に大いに貢献出来ると思います。
 大いに期待したい。

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