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2016年10月14日 (金)

従来の限界を超える高温環境で動作する不揮発性メモリー

2016/10/12 産業技術総合研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○ナノメートルの「すきま」を利用する
 ナノギャップメモリーの高温耐性を実現
 
○耐熱性を有する白金ナノ構造を利用する
 ことで従来を大きく上回る600 ℃超での
 書き換え・記録技術を実現
 
○超高温での記録技術により
 フライトレコーダーなどの
 耐環境性電子素子への応用に期待
 
 
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概要
 
 千葉工業大学(以下「千葉工大」という)
工学部 機械電子創成工学科 菅 洋志
助教は、国立研究開発法人 産業技術
総合研究所(以下「産総研」という)
ナノエレクトロニクス研究部門、
内藤 泰久 主任研究員、および
物質・材料研究機構(以下「物材機構」
という)国際ナノアーキテクトニクス
研究拠点 塚越 一仁 主任研究者と
共同で、白金ナノギャップ構造を利用し、
600 ℃でも動作する不揮発性メモリー素子
をはじめて開発した。
 
 通常のシリコン半導体を用いた
メモリー素子では、バンドギャップに
起因する半導体性を高温では保持
できなくなり、メモリー機能を
維持出来ない。
 
 今回、情報記憶部に耐熱性を有する
白金ナノ構造を利用する方法によって、
非常に高い温度で動作する不揮発性の
抵抗変化メモリーの実現に成功した。
 
 このメモリー素子は、高温環境下での
メモリーやセンサーへの応用、
たとえばフライトレコーダーや
惑星探査機への応用が期待される。
 
 なお、この技術の詳細は、
Springer Natureが発行する学術雑誌
Scientific Reportsに論文として
掲載される予定であり、10月11日付けで
電子版に掲載される。
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 600 ℃超で動作するメモリー素子って
すごいですね。
 
 フライトレコーダーなどの耐環境性
電子素子への応用に最適だと思います。
 
 
>災害時などの高温下で守ることが
>できなかったデータを保存できる
>ようになることで、安心・安全な
>社会の構築に寄与することが
>期待できる。
 
>また、データセンターなどで排熱を
>気にせず使用することができるため、
>冷却エネルギーを削減でき、
>省電力への期待も大きい。
 
>しかし、電子素子の高温耐久に関する
>研究は始まったばかりであり、
>今後も基礎研究を継続し、
>実用化に向けた研究および更なる高温に
>対応できる材料探索を行う。
 
>今回、明らかになったナノギャップ
>メモリーの高温耐久性能は、
>室温で保存すればさらに情報保持時間が
>長いことを示唆しており、
>長期記録メモリーの開発も期待できる。
 
 更なる研究に期待したい。

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