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2016年10月16日 (日)

石炭を天然ガスに変えるメタン生成菌を発見

2016/10/14 産業技術総合研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○単独で石炭から直接メタンを生成する
 メタン生成菌を発見
 
○このメタン生成菌は石炭の構成成分
 であるメトキシ芳香族化合物を
 メタンに変換
 
○石炭層に内在する
 「コールベッドメタン」などの
 天然ガスの成因解明に貢献
 
 
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概要
 
 産業技術総合研究所(以下「産総研」
という)地質調査総合センター 地圏資源
環境研究部門 地圏微生物研究グループ
眞弓 大介 研究員、持丸 華子 主任研究員、
吉岡 秀佳 上級主任研究員、
坂田 将 研究グループ長、
燃料資源地質研究グループ 鈴木 祐一郎
主任研究員、生命工学領域 鎌形 洋一
研究戦略部長
(生物プロセス研究部門付き)、
生物プロセス研究部門 生物資源情報基盤
研究グループ 玉木 秀幸 主任研究員、
山本 京祐 元産総研特別研究員らは、
石炭中のメトキシ芳香族化合物から
直接メタン(CH4)を生成する
メタン生成菌を深部地下環境から発見し、
石炭層に広く分布するコールベッドメタン
の形成にこのメタン生成菌が重要な役割を
担っている可能性を明らかにした。
 
 コールベッドメタンは近年、石炭層中の
非在来型天然ガス資源として世界各国で
開発が進められている。
 
 コールベッドメタンの形成については、
石炭層に生息する微生物の活動が
その成因の1つと考えられているが、
その詳しいメタン生成メカニズムは
不明であった。
 
 今回、深部地下環境に生息する
メタン生成菌がこれまで全く知られて
いなかったメタン生成経路を介して、
多様なメトキシ芳香族化合物から
メタンを生成することを発見した。
 
 さらに、このメタン生成菌が単独で、
メトキシ芳香族化合物を含む石炭から
直接メタンを生成できることを実証し、
この新たなメタン生成機構をもつ
メタン生成菌がコールベッドメタンを含む
地下の天然ガス資源の形成に地球規模で
貢献している可能性を明らかにした。
 
 この成果の詳細は、米国科学誌
「Science」2016年10月14日号に
掲載される。
 
 同誌は世界最大の総合科学機関である
米国科学振興協会(AAAS)により
発行されている
(http://www.sciencemag.org/
およびhttp: //www.aaas.org/)。
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 メタン生成菌すごいですね。
 思ってもみなかった有用な未知の菌、
まだまだ存在するはず。
 
 石油を分解する菌、石油を生成する菌
病原菌を殺す菌、等、無限と言って良い。
 
>今後はメトキシ芳香族化合物から
>メタンを生成する代謝経路の詳細を
>明らかにするとともに、
>メトキシ芳香族化合物を利用する
>メタン生成菌の地下圏における分布と、
>天然ガス資源の形成における実質的な
>ポテンシャル評価を行う予定である。
 
 今後の研究に期待します。

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