« 国立精神・神経医療研究センターがALS対象の新しい呼吸理学療法機器「LIC TRAINER」を開発、提供開始 | トップページ | 低温で高活性なアンモニア合成新触媒を実現 »

2016年10月12日 (水)

傷つけられても元に戻る透明で曇らない膜の開発

2016/10/07 産業技術総合研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
ポイント
 
○透明で耐久性に優れた防曇膜を開発
 
○簡便な処理により、ガラス等の透明基材
 の防曇膜として利用可能
 
○めがね、ゴーグル、車両・建物用ガラス、
 太陽光発電パネルや、その他の産業機器
 への活用に期待
 
 
-----
概要
 
 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
(以下「産総研」という)
構造材料研究部門 材料表界面グループ
イングランド・マシュー 産総研特別
研究員、佐藤 知哉 研究員、
穂積 篤 研究グループ長は、
透明で自己修復性のある皮膜を
コーティングする防曇処理技術を
開発した。
 
 現在、めがね、ゴーグル、
車両・建物用ガラス等の表面に付着した
微小な水滴が引き起こす"光の散乱"や
"曇り"による光透過性の低下を防ぐ
ために、さまざまな親水性素材を用いて
材料表面への防曇処理が行われている。
 
 しかし、これまでの防曇処理技術では、
処理された表面の耐久性が低く、
一度物理的な損傷を受けると、
恒久的に防曇機能を失ってしまうという
課題や、皮膜の密着性が十分でないなどの
問題があった。
 
 今回、防曇機能の向上を目的とし、
水溶性ポリマーである
ポリビニルピロリドン(PVP)と、
アミノプロピル基を表面に付けた
タルクに似たフィロケイ酸塩を基本組成
とするナノメートルサイズの粘土粒子
(AMP-ナノクレイ)からなる
ゲルを皮膜としてコーティングする技術を
開発した。
 
 この皮膜は、高い光学特性や
防曇性に加え、自己修復性、密着性、
水中での安定性、
水中はつ油性(油が付着しない性質)にも
優れている。
 
 また、様々な基材表面にも容易に
コーティングすることができる。
 
 この技術の一部は、
平成28年10月10~13日に
札幌コンベンションセンター
(北海道札幌市)で開催される
Asia NANO 2016で発表される。
---------------------------------------
 
 良さそうですね。
 
 
>今後は企業と連携して、開発した
>PVP/AMP-ナノクレイハイブリッド膜の
>組成を使用用途や基板に合わせて
>最適化する。
 
>さらに、ハイブリッド膜の安全性の確認
>や硬度の改善、自己修復時間の短縮化、
>量産化に適した塗装方法の検討などの
>課題を解決し、3年以内に防曇処理技術
>を実用化することを目指す。
 
 3年以内の実用化を目指すそうです。
 どの程度のものが製品化されるので
しょうか? 期待しましょう。

|

« 国立精神・神経医療研究センターがALS対象の新しい呼吸理学療法機器「LIC TRAINER」を開発、提供開始 | トップページ | 低温で高活性なアンモニア合成新触媒を実現 »

科学関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/64338396

この記事へのトラックバック一覧です: 傷つけられても元に戻る透明で曇らない膜の開発:

« 国立精神・神経医療研究センターがALS対象の新しい呼吸理学療法機器「LIC TRAINER」を開発、提供開始 | トップページ | 低温で高活性なアンモニア合成新触媒を実現 »