「 ハンチントン病の新しい治療戦略を開発 」― 第3の細胞死を標的とする神経変性疾患治療の可能性をひらく ―
平成28年9月7日
東京医科歯科大学
日本医療研究開発機構(AMED)
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
【ポイント】
○主要な神経変性疾患のハンチントン病で
新しい細胞死 TRIAD が起きていること
を示しました。
○新しい細胞死 TRIAD の細胞内シグナル
経路の詳細を解明しました。
○この細胞死 TRIAD を標的とする
新しいハンチントン病の治療への
道筋を示しました。
-----
東京医科歯科大学・難治疾患研究所
神経病理学分野の岡澤 均教授
(脳統合機能研究センター長)の
研究グループは、新しい細胞死 TRIAD
の細胞内シグナル経路の詳細を
明らかにし、神経変性疾患の一つである
ハンチントン病の病態下で TRIAD が
生じていること、TRIAD を標的とすること
でハンチントン病の治療が可能であること
を示しました。
この研究は、カリフォルニア州立大学
サンフランシスコ校/グラッドストーン
研究所・StevenFinkbeiner 教授、
レジーナエレーナ国立がん研究所
・Giovanni Blandino 教授、
国立シンガポール大学・MariusSudol 教授、
国立精神神経医療研究センター
・村田美穂病院長らとの共同研究として
行われ、平成26年度から始まった
文部科学省『革新的技術による
脳機能ネットワークの全容解明
プロジェクト』(平成27年度から
日本医療研究開発機構:AMED へ移管)の
支援のもとで実施されたもので、
その研究成果は、国際科学誌
HumanMolecular Genetics
(ヒューマン モレキュラー
ジェネティクス)に、2016 年 9 月 13 日
午前0時(英国時間)にオンライン版で
発表されます。
---------------------------------------
>細胞死 TRIAD を標的とする
>新しいハンチントン病の治療への
>道筋を示しました。
Good!
細胞死にもいろいろな種類が
あるのですね。
>アルツハイマー病、パーキンソン病、
>ハンチントン病、脊髄小脳失調症、
>筋萎縮性側索硬化症などの
>神経変性疾患の細胞死が如何なるもの
>かは、依然として解明されておらず、
>議論が続いています。
故に、有効な治療法が存在しません。
>アポトーシスなどの従来型細胞死を
>標的とした変性疾患治療は、
>これまで期待された成果が挙げられ
>ませんでした。
>本研究により、新たな細胞死を
>標的とする治療開発の可能性が
>開けてきました。
>他の変性疾患における TRIAD の関与を
>解明することなどを通じて、
>ハンチントン病をはじめとして
>複数の変性疾患の治療開発につながる
>可能性があります。
大いに期待したいと思います。
特に私が関与している脊髄小脳失調症
の治療法開発につながれば素晴らしい
のですが、どうでしょうか?
| 固定リンク
「脊髄小脳変性症関連ニュース」カテゴリの記事
- 脊髄小脳変性症36型の病態を細胞レベルで改善する アンチセンスオリゴヌクレオチドの同定(2017.07.12)
- 平成29年度 通常総会と春季医療講演会・相談会(2017.07.08)
- (医学系研究科) 新規治療法につながる脊髄小脳失調症1型(SCA1)の運動失調メカニズムの解明 ― 既承認薬バクロフェンがSCA1モデルマウスの運動機能を改善 ―(2017.04.29)
- 多系統萎縮症の睡眠関連呼吸障害は約3割の症例で自然に軽減する(2017.04.10)
- 神経難病の病態解明と治療法開発へ向けた大きな一歩-神経変性疾患の病態を再現する霊長類モデル動物の作出に成功-(2017.03.29)
この記事へのコメントは終了しました。


コメント