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2016年9月 3日 (土)

デジタルカメラで撮影するだけで橋のたわみを計測する技術の開発

2016/08/31 産業技術総合研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○橋梁のたもとからの撮影でもたわみ計測
 ができる画像計測手法を開発
 
○開通前の常磐自動車道の9つの橋で
 たわみ計測の実証実験に成功
 
○従来技術と同程度の精度で計測でき、
 計測時間とコストを大幅に削減可能
 
 
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概要
 
 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
(以下「産総研」という)分析計測標準
研究部門 非破壊計測研究グループ
津田 浩 研究グループ長、
李 志遠 主任研究員は、
東日本高速道路株式会社 東北支社
(以下「NEXCO東日本 東北支社」という)、
株式会社 ネクスコ・エンジニアリング
東北(以下「ネクスコエンジ東北」という)
と共同で、デジタルカメラで橋のたもと
から橋梁を撮影した画像を用いて、
従来よりも簡単に、車両が通行する際に
橋梁に生じるたわみ分布を短時間で
計測できる技術を開発した。
 
 また、この技術を用いて、常磐自動車道
の常磐富岡インターチェンジ(IC)と
山元ICの間にある9つの橋のたわみ分布を
計測する実証実験を行った。
 
 橋梁の健全性は、車両通過時のたわみを
基準に評価される。
 
 従来は、橋梁の床版と地面をピアノ線で
繋ぎ、ピアノ線の伸縮からたわみを
計測していたが、ピアノ線の取り付けに
手間がかかることや、橋梁が山間部や
渓谷に架かる場合や直下が海である場合
などは、計測が困難になるといった課題を
抱えていた。
 
 今回開発した技術は、橋梁側部に
取り付けたターゲットを、橋の側面や
橋台に設置したデジタルカメラで撮影する
だけで、その画像からターゲット
取り付け位置のたわみを計測できる。
 
 また、一定荷重の車両が通過したとき
のたわみ量をこの技術によって
定期的に計測することで、
橋梁健全性の経時モニタリングもできる。
 
 なお、この技術の詳細は、
2016年9月7日~9日に、
東北大学川内北キャンパスで開催される
土木学会の平成28年度全国大会
第71回年次学術講演会で発表される。
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 素晴らしい成果だと思います。
 
 誰でも直ぐに思いつきそうなアイデア
ですが、従来技術と同程度の精度で計測
でないといけないわけなので、今まで
実現出来なかったのかな?
 
 従来はずいぶん面倒なことをして
いたのですね。
 
 
>今後は、この計測技術を道路橋だけでは
>なく、鉄道橋やトンネルといった
>社会インフラや高層ビルなどの変形分布
>計測に適用していく。
 
>また、こうした社会インフラの老朽化が
>急速に進行している先進国や、
>急速な発展により構造物の信頼性が
>十分確保されていない発展途上国
>における社会インフラの健全性診断へと
>展開する。
 
 大いに期待しています。

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