« 6難病研究、iPSで光…薬の候補物質発見、治験へ | トップページ | アルミニウム化合物による常温・常圧での水素分子活性化反応を発見 -安価で豊富な元素を用いた水素化反応触媒や水素貯蔵材料の開発に期待- »

2016年9月25日 (日)

「 ハンチントン病の新しい治療薬シーズを発見 」― 化合物ライブラリーの統合的スクリーニングから意外な結果 ―

平成28年9月21日
東京医科歯科大学
日本医療研究開発機構(AMED)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
【ポイント】
 
○ハンチントン病の多様なモデル系を
 利用して治療薬シーズとなる化合物を
 統合的にスクリーニングしました。
 
○その結果、意外なペプチドに効果がある
 ことを発見しました。
 
○これらのペプチドはハンチントン病の
 疾患タンパク質凝集とは別な病態機序の
 改善を介して治療効果を
 発揮していました。
 
 
-----
 東京医科歯科大学・難治疾患研究所
神経病理学分野の岡澤 均教授
(脳統合機能研究センター長)の
研究グループは、同分子構造情報学分野の
伊倉貞吉准教授らとともに、
ハンチントン病の治療薬シーズの
スクリーニングとそこから得られた
化合物の構造情報解析を行い、
有望な候補ペプチドを得て、
その作用機序を明らかにしました。
 
 この研究は、カリフォルニア州立大学
サンフランシスコ校
/グラッドストーン研究所
・StevenFinkbeiner 教授、
慶應義塾大学医学部・岡野栄之教授、
産業技術総合研究所・富井健太郎
研究グループ長、東北大学大学院
情報科学研究科・山田和範博士らとの
共同研究として行われ、
平成21年度からの戦略的創造研究推進
事業(CREST)『精神・神経疾患の
分子病態理解に基づく診断・治療へ
向けた新技術の創出』、平成22年度
からの新学術領域研究『シナプス
・ニューロサーキットパソロジーの創成』、
平成26年度から始まった文部科学省
『革新的技術による脳機能ネットワークの
全容解明プロジェクト』
(平成27年度から日本医療研究開発機構
:AMED へ移管)の支援のもとで
実施されたもので、その研究成果は、
国際科学誌 ScientificReports
(サイエンティフィック レポーツ)に、
2016 年9月22日午前10時
(英国時間)にオンライン版で
発表されます。
---------------------------------------
 
 最近ハンチントン病関連の研究発表
が続いてますね。
 
 特に東京医科歯科大学・難治疾患研究所
神経病理学分野の岡澤 均教授のグループ
からの発表が目立っています。
 
 
>ハンチントン病を含む、
>アルツハイマー病、パーキンソン病など
>の神経変性疾患は、
>そのいずれにおいても根本的治療法は
>確立していません。
 
>ペプチドは PTD などの特定配列を
>付加することや薬剤送達技術を用いて
>脳への移行も可能になっており、
>また、がん、代謝疾患を含め、
>ペプチドを用いた治療が現在注目されて
>います。
 
>今回、ハンチントン病の病態上の
>標的分子に対する、疾患タンパク質の
>相互作用に介入できるペプチドを得た
>ことで、今後、ペプチド医薬品の
>開発につなげることが期待できます。
 
 大いに期待したい。
 
 関連投稿です。
北海道大学プレスリリース

|

« 6難病研究、iPSで光…薬の候補物質発見、治験へ | トップページ | アルミニウム化合物による常温・常圧での水素分子活性化反応を発見 -安価で豊富な元素を用いた水素化反応触媒や水素貯蔵材料の開発に期待- »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/64253355

この記事へのトラックバック一覧です: 「 ハンチントン病の新しい治療薬シーズを発見 」― 化合物ライブラリーの統合的スクリーニングから意外な結果 ―:

« 6難病研究、iPSで光…薬の候補物質発見、治験へ | トップページ | アルミニウム化合物による常温・常圧での水素分子活性化反応を発見 -安価で豊富な元素を用いた水素化反応触媒や水素貯蔵材料の開発に期待- »