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2016年9月20日 (火)

ぜんそくなどの重症アレルギー疾患のメカニズムを解明- 抗体の開発で革新的治療法に期待 -

平成28年9月12日
千葉大学
日本医療研究開発機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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研究成果の概要
 
①アレルギー疾患等の鍵となる
 「タンパク質」を発見
 
 アレルギー疾患等はCD69分子を
 発現した病原性免疫細胞が血管から
 外に出て、肺などの炎症組織に
 到達することで発症します。
 
 本研究では、この免疫細胞が血管から
 外に出るのを手伝う「タンパク質※」の
 存在を発見しました。
 
※このタンパク質はCD69分子の
 リガンド分子である
 「 Myosin lightchain 9/12 (Myl9/12)」
 
②アレルギー疾患等の発症メカニズムを
 解明
 
 このタンパク質(Myl9/12分子)は、
 炎症に伴って血小板から放出され、
 血管の内側に付着して
 「ネット様構造(Myl9 nets)」を
 構築します。
 
 病原性免疫細胞が血管から外に出る
 際に、「Myl9 nets」が
 “プラットフォーム”として働いて
 いると考えられることがわかりました
 (『CD69-Myl9システム』と命名)。
 
 
新規治療法の実用化に向けての開発
 
 CD69とMyl9/12分子の相互作用を
 阻害する抗体を作成し、喘息マウスに
 投与したところ、喘息が全く起こらない
 ことが分かりまた。
 
 この動物実験の結果から、
 これらの抗体は、ヒトでの難治性呼吸器
 疾患の画期的治療薬となる可能性が
 あります。
 
 企業との共同開発研究で、
 ヒトへの投与が可能なヒト型抗体の
 作成はすでに成功しており、
 実用化に向けての開発は着実に
 進行中です。
 
 喘息などの難治性呼吸器疾患に
 苦しむ患者さんに、速やかに
 効果的な治療法を届けるために、
 現在さらなる研究を精力的に
 行っています。
 
 この成果を報告した論文は、
2016年9月16日(米国東部時間)発行の
米国学術誌S
cience Immunologyオンライン版に
て発表されます。
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 素晴らしい成果のようです。
 
 
>CD69とMyl9/12分子の相互作用を
>阻害する抗体を作成し、喘息マウスに
>投与したところ、喘息が全く起こらない
>ことが分かりまた。
 
>この動物実験の結果から、
>これらの抗体は、ヒトでの難治性呼吸器
>疾患の画期的治療薬となる可能性が
>あります。
 
>企業との共同開発研究で、
>ヒトへの投与が可能なヒト型抗体の
>作成はすでに成功しており、
>実用化に向けての開発は着実に
>進行中です
 
 大いに期待したい。

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