« 「今を生きるということ」 | トップページ | 幻の「マヨラナ粒子」の創発を磁性絶縁体中で捉える -電子スピンの分数化が室温まで生じていることを国際共同研究で実証- :物理工学専攻 求(もとめ)幸年教授ら »

2016年7月29日 (金)

皮膚がん治療薬が移植時の免疫異常とがん再発を抑制、世界初の発見 佐賀大学

2016年7月16日 佐賀大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 佐賀大学医学部の進藤岳郎助教らの
研究グループは、
皮膚がん治療薬トラメチニブが、
白血病などの血液がんに対する
造血幹細胞移植の際に、免疫異常を防ぐ
と同時に、がんの再発も抑制できること
を世界で初めて発見したと発表。
 
 造血幹細胞移植だけでなく
臓器移植への貢献も期待される。
 
 造血幹細胞移植は、白血病などの
治療のために、血液を作り出すもと
になる細胞(造血幹細胞)を含んだ
血液を患者に移植する治療法だ。
 
 しかし、健康な人(ドナー)から
移植した白血球が患者の正常な体細胞を
攻撃し、「移植片対宿主病(GVHD)」
という重篤な免疫異常を生じて
下痢や皮膚、肝臓の障害を引き起こす
ことがある。
 
 GVHD予防のために強力な免疫抑制剤を
投与すると、「移植片対腫瘍(GVT)効果」
(ドナー白血球のがん細胞に対する攻撃力)
をも抑制するため、移植後に血液がんが
再発することがある。
 
 このためGVHDを抑制しながらGVT効果は
温存する方法が長く求められてきた。
 
 研究グループは日本で発見された
皮膚がん(悪性黒色腫)治療薬
トラメチニブに注目し、研究を進めてきた。
 
 動物実験の結果、トラメチニブは
移植時に厄介なGVHDを抑制する一方、
がんを治すのに重要なGVT効果は抑制せず、
がんの再発を妨げることを世界で初めて
発見した。
 
 トラメチニブは皮膚がん治療薬として
すでに日米両国で承認を受け、
その安全性は実証済み。
 
 そのため、できるだけ早い時期に
GVHDに悩む造血幹細胞移植患者を
対象とした臨床試験を開始する予定だ。
 
 臓器移植(腎移植、肝移植など)にも
応用できる可能性があるという。
---------------------------------------
 
 素晴らしい発見です。
 なにより既存薬が使えそうだというのが
良い。
 
 
>研究グループは日本で発見された
>皮膚がん(悪性黒色腫)治療薬
>トラメチニブに注目し、
>研究を進めてきた。
 
>動物実験の結果、トラメチニブは
>移植時に厄介なGVHDを抑制する一方、
>がんを治すのに重要なGVT効果は
>抑制せず、がんの再発を妨げることを
>世界で初めて発見した。
 
 素晴らしい。今後の展開に期待したい。
 
 関連記事です。
 
 日本発がどうして海外へ行って
しまうのかな?

|

« 「今を生きるということ」 | トップページ | 幻の「マヨラナ粒子」の創発を磁性絶縁体中で捉える -電子スピンの分数化が室温まで生じていることを国際共同研究で実証- :物理工学専攻 求(もとめ)幸年教授ら »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/63982057

この記事へのトラックバック一覧です: 皮膚がん治療薬が移植時の免疫異常とがん再発を抑制、世界初の発見 佐賀大学:

« 「今を生きるということ」 | トップページ | 幻の「マヨラナ粒子」の創発を磁性絶縁体中で捉える -電子スピンの分数化が室温まで生じていることを国際共同研究で実証- :物理工学専攻 求(もとめ)幸年教授ら »