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2016年7月23日 (土)

アンモニアから燃料電池自動車用水素燃料を製造

平成28年7月19日
広島大学
昭和電工株式会社
大陽日酸株式会社
科学技術振興機構(JST)
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 アンモニアから燃料電池自動車注1)用
高純度水素を製造する実用可能な技術の
開発に世界で初めて成功し、
アンモニアを原料とした水素ステーション
(アンモニア水素ステーション)の実現に
向け大きく踏み出しました。
 
 内閣府総合科学技術・イノベーション
会議の戦略的イノベーション創造
プログラム(SIP)
「エネルギーキャリア」
(管理法人:国立研究開発法人
科学技術振興機構)の委託研究課題
「アンモニア水素ステーション基盤技術」
において、国立大学法人 広島大学、
昭和電工(株)、
国立研究開発法人 産業技術総合研究所、
(株)豊田自動織機、
大陽日酸(株)は共同研究により、
アンモニアから燃料電池自動車用高純度
水素を製造する技術の開発に成功しました。
 
 アンモニアはNH3で示されるように、
多くの水素を含んでおり
エネルギーキャリア注2)として
期待されています。
 
 しかしながら、
アンモニア水素ステーション実現のために
ブレイクスルーしなければならない
大きな技術障壁としては
次の3点がありました。
 
①高活性高耐久性アンモニア分解触媒
②残存アンモニア濃度を0.1ppm
 以下にでき、再生が容易なアンモニア
 除去材料
③水素純度99.97%を達成できる
 精製技術
 
 今回、世界トップレベルの
アンモニア分解用ルテニウム系触媒の
調製、アンモニア除去材料の作製及び
水素精製技術を確立することにより、
それらを用いたアンモニア分解装置、
残存アンモニア除去装置及び
水素精製装置を実証システムの
1/10スケールで開発しました。
 
 これらの装置を組み合わせることで、
世界で初めてアンモニアを原料とした
燃料電池自動車用水素燃料製造注3)が
可能となりました。
 
 現在、当チームでは昭和電工(株)
川崎事業所においてシステムの実証を行う
べく、プロセスの検討を行っています。
 
 今回の成功は、アンモニアを
燃料電池自動車用水素燃料へ利用するため
の技術の大きな進展であり、
将来、アンモニアを利用する
燃料電池自動車用水素ステーションの
実現が期待され、ひいてはCO2削減に
大きく貢献することになります。
 
 この技術の詳細は、
2016年7月20日に日本科学未来館で
開催されるSIPエネルギーキャリア
公開シンポジウムで発表されます。
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 水素キャリアとしてのアンモニアから
燃料電池自動車用高純度水素を製造する
実用可能な技術の開発に世界で初めて
成功。とのことで、
 
 まずはおめでとうございます。
 
 生産効率はさておき、アンモニアは
世界の各地で製造、貿易が行われており、
国際製品として成立していることから、
上記の成功はそれなりの意味を持つ物と
思います。
 
 
>アンモニア分解装置、
>アンモニア除去装置、
>水素精製装置を連結させ、
>10Nm3/hで水素を供給できる
>実証システムの開発を経て、
>アンモニア水素ステーションの実現を
>目指します(図1)。
 
>アンモニアからの高純度水素は
>燃料電池自動車や
>燃料電池フォークリフトへの利用が
>期待され、ひいてはCO2削減に
>大きく貢献することになります。
 
 とのことで期待しましょう。
 
 水素社会が成立するかどうかは
コスト次第ですね。
 どうなんでしょう?

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