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2016年7月22日 (金)

新規スクリーニング法を用いて抗うつ薬に悪性脳腫瘍への治療効果を発見

平成28年4月21日
岡山大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
(医)細胞生理学分野の道上宏之助教、
松井秀樹教授、岡山大学病院林桂一郎
非常勤講師らの研究グループは、
既存薬再開発(DR)を利用した
スクリーニングにより、抗うつ薬の一つ
に悪性脳腫瘍の治療効果の可能性が
ある事実を見いだすことに成功しました。
 
 本研究成果は 3 月 2 日、
英国の科学雑誌「Scientific Reports」
電子版で公開されました。
 
 現在、抗がん剤の開発には莫大な
研究開発費と長い開発期間を要します。
 
 道上助教らは、このデメリットを埋める
方法の一つとして、既存薬の別の効能に
着目。
 
 短期間・低予算で、副作用の少ない
新しい治療薬を創生する手法
「既存薬再開発(DR)」を用いた
研究を行いました。
 
 本研究結果により、脳に高集積する
抗うつ薬の中に、悪性脳腫瘍が周囲の脳へ
浸潤する際に必要となる細胞の“足”の
形成を阻害する機能があることを発見。
 
 動物実験による観察を行い、
正常脳への腫瘍浸潤抑制効果と
生存期間の延長を確認しました。
 
 また、細胞浸潤に関わる
FAK(Focal Adhesion Kinase)と
呼ばれるリン酸化酵素の働きを強く抑制
することもわかりました。
 
 今後、更に実験を積み重ね、
岡山大学病院脳神経外科と協同して
臨床試験を行い、悪性脳腫瘍患者治療薬
としての実現・普及を目指しています。
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 既存薬が使えそうなのは素晴らしい
ですね。
 
 
>現在、本研究で使用した
>薬剤スクリーニングの特許、
>発見した薬剤についての第二医薬用途
>特許を取得し、臨床現場での試験に
>向けての準備に取り組んでいます。
 
>今後、更に細胞レベル・動物モデル
>レベルでの実験を重ね、岡山大学病院
>脳神経外科と協同して臨床試験を
>進める予定です。
 
>少しでも早く悪性脳腫瘍に高い効果を
>示す薬剤として患者の元へ届けたいと
>考えています。
 
 期待しています。

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